企業集団の現況に関する事項

事業の経過及びその成果

 当連結会計年度におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が引き続き予断を許さない状況が続く中、経済社会活動は停滞と再開を繰り返し、出口が見えない状況が続きました。国内では、政府や各行政庁による企業・個人に対する各種支援や緊急事態宣言発出等の施策が続けられたものの、新型コロナウイルス感染症(変異株)の出現等もあり、経済への影響の長期化が懸念されております。
 住宅市場におきましては、新設住宅着工戸数で分譲戸建、持家、貸家、マンションの着工戸数がすべて前年比マイナスとなり、一般建設市場におきましても、倉庫及び鉱業・採石業・砂利採取業・建設業用が建築着工棟数で前年比プラスとなったものの、他の用途は減少し、全体では前年比マイナスとなりました。
 このような事業環境の中で当社グループは、昨年度より開始した3ヶ年計画「大和ハウスグループ第6次中期経営計画」に基づきながらも各事業戦略を見直し、社会やライフスタイルの変化に対応したまちづくり・商品開発を推進するとともに、グループガバナンスの再構築に関する各強化策を着実に実行してまいりました。
 当連結会計年度の業績につきましては、売上高は4兆1,267億6千9百万円(前期比5.8%減)となりました。利益につきましては、営業利益は3,571億2千1百万円(前期比6.3%減)、経常利益は3,378億3千万円(前期比8.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,950億7千6百万円(前期比16.5%減)となりました。


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2021/06/29 12:00:00 +0900
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