ごあいさつ
株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。また、新型コロナウイルス感染症に罹患されている方々や困難な状況におられる皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
2020年の新型コロナウイルス感染症の全世界的な蔓延は、経済活動へ影響を与えており、当社の企業活動にも様々な影響や変化をもたらしました。当社では、3ヶ年にわたる「中期経営計画2020」の最終年度でしたが、業績につきましては当期純利益が期初計画値を下回る厳しい結果となりました。一方、事業環境は目まぐるしい変化を遂げていますが、当社では、この3年間、新しい事業領域にチャレンジし、トルコや豪州での病院運営事業をはじめとしたヘルスケア事業、ロイヤルホールディングスとの業務提携、DXを通じた様々な事業モデルの創出など、新たな価値の創造に繋がる取り組みを積極的に進めました。
そして2021年、双日は新たな「中期経営計画2023~Start of the Next Decade~」をスタートさせました。2030年に双日の目指す姿として『事業や人材を創造し続ける総合商社』と掲げ、その第一歩である「中期経営計画2023」では、競争優位と成長で価値創造を追求し、変革を図り続けてまいります。
私は常々、総合商社の使命は「必要なモノ・サービスを必要なところに届ける」ことであると考えています。日本起点のみならず、社会課題や成長が期待できる海外を起点として、マーケットインからの事業創出を通して社会課題に応える事業や人材といった価値を創造し続けることが重要だと思います。
世界を見渡せばデジタル化の加速、ESGに対する意識の高まり、価値観・ニーズの多様化など、外部環境は大きく変化しています。その中で現状の自社目線による機能提供ではなく、「マーケットインの徹底」「社内外での共創と共有の実践」「スピードの追求」を実行することで、「競争優位や成長を追求」し、そのための組織や人材の変革を図り、社会と共に持続的な成長を実現してまいります。その活動を通して、当社の掲げる企業理念「双日グループは、誠実な心で世界を結び、新たな価値と豊かな未来を創造します」を形にしていくのだと思います。
世界情勢の不確実性がますます高まる中、成長の実現と変革は容易ではありません。それでも2030年の当社の目指す姿に向け、「中期経営計画2023」を確実に実行し、企業価値向上に全力で努めて参る所存でございます。
株主の皆様には、引き続きご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
2021年5月
代表取締役社長 CEO
日時
2021年6月18日(金)
午前10時(受付開始 午前9時)
場所
取締役等に対する業績連動型株式報酬制度の継続及び一部改定の件
当年度推奨する議決権行使方法
議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示のうえ、ご返送ください。
※各議案について賛否の表示がない議決権行使書が提出された場合は、会社提案に「賛成」の意思表示があったものとして取り扱わせていただきます。
2021年6月17日(木)
午後5時30分到着分まで
スマートフォン又はパソコンなどから議決権行使サイトにアクセスし、同封の議決権行使書用紙に記載された「ログインID」及び「仮パスワード」をご利用いただき、画面の案内にしたがって、議案に対する賛否をご入力ください。
2021年6月17日(木)
午後5時30分まで
株主総会へのご出席による議決権行使
議決権行使書用紙を会場受付にご提出ください。
2021年6月18日(金)
午前10時(受付開始 午前9時)