このたびの新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々、ご遺族の方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、罹患されている方々や困難な状況におられる方々の一日も早い回復と感染症の早期終息を心よりお祈り申し上げます。
平素は格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
当社の第97期定時株主総会招集ご通知をお届けするにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
当事業年度のわが国経済は、輸出や生産が低調に推移する中で、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により緩やかな回復基調が続いたものの、期の後半では消費増税や大型台風などにより個人消費が低調に推移しました。年明け以降は、新型コロナウイルス感染症の影響により経済活動減速の動きが広がりました。海外経済におきましても、通商問題による中国経済の成長鈍化に加え、感染症の流行が急速に拡大した影響により、当期末にかけて減速が顕著となりました。
このような状況下、当社グループは、「革新的価値の創造と拡大」を基本方針として掲げ、2019年度を最終年度とする3ヵ年計画「2019中期経営計画」の課題である「新製品・新市場の創出」「生産性の向上」「グループ経営の強化」「CSR活動の推進」を進めるとともに、高機能・高付加価値製品による新市場開拓と拡販ならびに生産コストの低減に努め、持続的成長に向けた経営努力を積み重ねてまいりました。
しかし、当期におきましては、厳しい事業環境により、連結売上高、連結営業利益、連結経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも、前期の実績を下回る結果となりました。
当社グループは、2020年度を初年度とする3ヵ年計画「2022中期経営計画」において、目指す3分野を「ライフ・ヘルスケア」「電子・情報」「環境・エネルギー」と定めました。「ライフ・ヘルスケア」は、従来の「ライフサイエンス」から、より幅広い分野での価値創造を目的として変更したものです。新型コロナウイルス感染症の拡大により事業環境の見通しが不透明ではありますが、目指す3分野において市場ニーズの変化に柔軟に対応し、「成長市場への事業拡大」「新製品・新技術開発の加速」「社内外との連携強化」「生産性の向上」、および「CSR活動の推進」に取り組んでまいります。これにより、独創性のある製品を国内外の市場に提供できる機能材メーカーとして、さらなる進化を遂げ、信頼され存在感のある企業グループの実現に向けて引き続き邁進してまいります。
株主の皆様におかれましては、何卒倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
日時
2020年6月26日(金曜日)
午前10時
場所
株主総会にご出席いただく場合
議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいますよう、お願い申し上げます。株主総会当日は、資源節約のため、「招集ご通知」をお持ちくださいますよう、お願い申し上げます。
2020年6月26日(金曜日)
午前10時
株主総会にご出席いただけない場合
議決権行使書用紙に賛否をご表示いただき、行使期限までに到着するよう、ご返送ください。
2020年6月25日(木曜日)
午後5時30分到着分まで
当社の指定する議決権行使ウェブサイトにアクセスしていただき、行使期限までに賛否をご送信ください。
2020年6月25日(木曜日)
午後5時30分まで