第163期 定時株主総会招集ご通知 証券コード : 4912

当社グループの現況に関する事項

1.直前3事業年度の損益および財産の状況

(注)
  1. 百万円単位の項目については、百万円未満を切り捨てて表示しております。
  2. 事業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除したもので、恒常的な事業の業績を測る当社の利益指標です。

ご参考:事業報告サマリー



2.事業の経過およびその成果

 当社グループは中期経営計画「Visionビジョン2030 1stファースト STAGEステージ」に掲げる3つの成長戦略である「4つの提供価値領域における成長加速」、「成長に向けた事業基盤への変革」、「変革を実現するダイナミズムの創出」にもとづく施策を推進しております。
 当期は、地政学的な問題や金融引き締めを背景として、世界的に先行き不透明な状況が継続しました。当社グループを取り巻く事業環境は、特に国内では、円安の進行が原材料価格の高止まりに影響を及ぼしましたが、全体としては緩やかな回復基調で推移しました。このような環境の中、当社は柔軟剤、洗濯用洗剤等で高付加価値の新製品を投入するとともに、主力ブランドの育成に取り組みました。
 海外においては、主要参入国であるタイ、中国を中心に景気は回復基調で推移しましたが、中国では期の後半、不動産投資減少の影響などにより足踏みがみられました。このような環境の中、当社はオーラルケア、ビューティケア等のパーソナルケア分野の拡大、洗濯用洗剤等のホームケア分野の競争力強化に注力しました。加えて、新たな成長起点の創出に向けてベトナムのヘルスケア企業に資本参加しました。
 以上の結果、当期の連結業績は、売上高4,027億6千7百万円(前期比3.3%増、為替変動の影響を除いた実質前期比1.3%増)となりましたが、競争費用の増加や本社移転に伴う一時費用の発生等により、事業利益201億3千3百万円(前期比14.5%減)、営業利益205億5百万円(同28.9%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益146億2千4百万円(同33.3%減)となりました。

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2024/03/28 11:30:00 +0900
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