第12号議案
定款一部変更の件(8)〔株主提案〕

1.提案内容
 (株)いよぎんホールディングスのPBR1倍割れは恥とあいて、1倍超えになるまで毎年自社株買いを継続し改善を図る。定款に新設。

2.提案理由
 東証は上場市場を再編して1年がたっても、日本企業は価値を高めていないと警告。
 いよぎんHDを含めた企業全般、株主から預かった資本効率が未熟と公表。
 また賃借対照表の現金が多すぎる為、安昜にビル建設に走り「大家さん」をめざす企業もある。企業とは本来、事業で稼いだ資金を次の成長に向けた設備投資に振り向け、持続的な価値の向上を狙うのが大筋。余分な資金は自社株買い(いよぎんHD40億円)や配当(通期で年16円の低配当)で株主に還元している。プライム市場とは資本効率を高める努力がいる。努力なしはプライム市場ではない。
 シチズン時計は発行済み株式の4分の1に相当する自社株買い・岡三証券GはPBRが1倍超えるまで年間10億円以上の自社株買いを毎年続ける方針。
 いよぎんHDはビル建設で借対照表の現金を不動産資産に置き換えるだけ。株主還元の配当金配慮は欠落。本来のプライム市場の責任感はない。

第12号議案に対する取締役会の意見

 取締役会としては、当該株主提案に対して反対いたします。
 当社は、地域経済の発展に貢献すべく十分な健全性を確保しながら、株主さまへの長期安定的な利益還元や成長に向けた資本の有効活用を行っていくことを基本的な考え方としており、こうした考え方のもと、必要に応じて自己株式の取得を実施しております。
 加えて、定款は会社の組織や運営に関する基本事項を定めるものであり、個別具体的な事項について規定することは、業務執行の機動性及び柔軟性を害し、適切ではないと考えます。
 従って、定款に本議案のような規定を設けるべきではないと考えます。

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2023/06/29 12:00:00 +0900
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