第14号議案
監査等委員である取締役4名解任の件〔株主提案〕

1.提案内容
(候補者番号1)竹内哲夫氏(解任) (候補者番号2)上甲啓二氏(解任)
(候補者番号3)三好潤子氏(解任) (候補者番号4)野間自子氏(解任)

2.提案理由
1  取締役監査等委員 竹内哲夫氏を解任する。
提案理由
1  竹内氏は愛媛県補助金不正受給で、起訴された宇和特紙の私募債。発行時は伊予銀専務取役。伊銀内の豊富な経験の持ち主。役員説明欄で経歴を列挙している。だが、私募債審査基準の杜撰な審査は竹内氏常務取役CIO時代で難なく通過。大変輝かしい審査実績である。
2021年4月専務取締役を終了。2021年6月には取監査等委員として現任役員で就任。そして(株)いよぎんHDに移行し、取監査等委員としてまた、現任役員。常務職の方にも過去に色々あった。これだけ長く活躍される竹内哲夫氏であるが本年で3度解任する。株主と取締役会との目線の違いであろう。
会社にとって貴重な人材でも、株主に代り経営の監督や少数意見を取締役会に反映しない役員は、株主にとっては有名無実。
竹内氏は、伊予銀が60万株の大株主であるダイキアクシスの社外取に就任していた。
会社法では社外取とは会社と接点が無いのが一番とある。

2 取締役監査等委員 上甲啓二氏を解任する。
提案理由
上甲啓二氏の解任は二回目。公務員は身分によって天下り先が決まる。再就職に関しては用意周到集団。副知事クラスは伊予銀行や県内のトップクラスが定番。
役職に期待される文言はいつも定番。行政分野の要職であった。地方行政分野において見職を有し積極的に建設的な議論をする。褒め殺しの言葉が延々と続く。
社外取役として期待するしかない。しかし、いつも少数株主の意見を取締役会に対して適切な役割・業務を果たさず社外取締役として反対意見の活躍なし。
私は2010年9月まで、およそ10年近く株主代表訢訟裁判に月日を費やし勝訴した。その間、県庁OBや、社会で活躍のお歴々は、社外取役報酬を反省も無く、しっかり受け取り退陣した。監査役経験者から聞いた。社外取を長く務めるコツは「見ざる、聞かざる、言わざる」に徹するが一番。資産大移動や不祥事見逃しは許せない。
上甲氏は監査不足。解任

3  取締役監査等委員 三好潤子氏を解任する。
提案理由
三好潤子氏の解任は2回目である。2016年6月から、本年6月で7年間も監査役を務めるベテラン監査役である。しかし、その間不祥事は後を絶たず。株主は頭が痛い。長く勤めてもこれでは、少数株主側ではなく、立派な取締役会側のメンバー。
社外取締役を6年もやれば、監査役の役割分担に精通し、勇猛果敢に攻めるべき。
監査役とは株主側。会社経営の監査にもっと厳しく当たるべき仕事。
三好氏が監査役を長く就任する極意習得者なら別。
三好氏の活躍期間はベテランの域。しかし、成果は見えない。監査役就任理由は会社経営豊富であった。会長・社長に対し信頼度はある。しかし、監査役は、業務監査・会計監査が一番の仕事。特に株主が影響大である資産大移動のビル建築の必要性。三好氏の約6年の職務に日進月歩は見られない。

4  取締役監査等委員 野間自子氏を解任する。
提案理由
伊予銀の不祥事等多発に関し、弁護士の専門的・法的提言等が生かされていない。
1  株主に対する情報公開不足。企業法務に高度な専門性・客観的に業務執行を監督・積極的な発言の期待であった。弁護士とは特に少数株主の意見に耳を傾け、社会正義を貫くのが使命。会社・株主も期待した。
2  私募債Y社の豪雨県補助金の起訴でも、役員責任論の助言なし。
3  弁護士は会社の公器部分も指導する立場。伊予銀は四電の885万株の大株主。
 大株主は社会的責任がある。公器の四電は電気料金値上げ・政府補助金も受け入れ。
 裏で「顧客情報不正閲覧」の違反をした。公器四電は独占企業でも有名無実は困る。
 現在、四電社外取締役に大塚会長在籍中。社外取とは関係等なしの方が理想。しかし、伊予銀は885万株の大株主。企業法務の専門家である野間氏は、社会の公器に対し、会社の役割分担を強く指導するのも仕事。専門性の発揮なし。

第14号議案に対する取締役会の意見

 取締役会としては、当該株主提案に対して反対いたします。
 取締役監査等委員竹内哲夫氏、取締役監査等委員上甲啓二氏、取締役監査等委員三好潤子氏及び取締役監査等委員野間自子氏は、取締役監査等委員就任以来、それぞれの分野における豊富な経験と高い見識を活かし、取締役会の意思決定の適法性・妥当性の確保及び経営の監査・監督の見地から適切な提言を行っており、十分にその職責を果たしております。

以上

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2023/06/29 12:00:00 +0900
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