第6号議案
定款一部変更の件(2)〔株主提案〕

1.提案内容
 ①元常務の不祥事 ②(株)キッチンファクトリー事件 ③宇和特紙の起訴など、信用失墜に繋がる不祥事処理は「第三者委員会」での実態解明。定款新設を要望。

2.提案理由
1  元常務の件、定時株主総会の議事録を拝見した。一方的な個人責任で終わり、取締役会の責任論無し。会社に信頼がなければ常務に昇給は出来ない。20年の不正行為を会社は知らなかったとの結論は理解不能。役員の周章狼狽ぶりが見え隠れする。
2  同時に2016年頃、空港通支店が融資し、焦げ付いた(株)キッチンファクトリーに対する約3億6千2百万円の破産事件。この事件の負債総額は金利延滞利息15億円を含む、約50億円とデーターバンク資料に記載あり。債権回収会社が債権額は1番で。3番は伊予銀。これは格安料金で債権を誰かが売却。
3  宇和特紙の私募債。私募債は、優良企業に発行の無担保社債。しかし、宇和特紙の代表者は起訴された。審査の基準が甘い。二度と信頼と失墜をなくせ。検証・報告が必要。
 事例3件とも大塚氏の頭取就任時に発生。大事件は透明度・情報公開が一番。株主は財産権が存在する。

第6号議案に対する取締役会の意見

 取締役会としては、当該株主提案に対して反対いたします。
 当社は、コンプライアンスを経営の最重要課題と位置付け、持続可能な社会の実現に向けて社会的責任を果たしていくためグループ共通の「倫理・コンプライアンス基本方針」「法令等遵守規程」等を定め、グループ内に周知徹底しております。
 また、株式会社伊予銀行においては、融資取引に関する基本的な考え方である「クレジットポリシー」に則り、適切な審査態勢の確保を図っております。
 加えて、定款は会社の組織や運営に関する基本事項を定めるものであり、個別具体的な事項について規定することは、業務執行の機動性及び柔軟性を害し、適切ではないと考えます。
 従って、定款に本議案のような規定を設けるべきではないと考えます。

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2023/06/29 12:00:00 +0900
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