株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
第100期定時株主総会招集ご通知をお届けするにあたり、一言ご挨拶申しあげます。
2021年度は2020中期経営計画の2年目でした。現中期経営計画では免震・制振用オイルダンパー他不適切行為の再発防止、企業風土改革の一環である、規範意識とコンプライアンス遵守を経営の根幹に据えながら、「取り戻そう信頼と誇り」をスローガンに、高収益体質への変革を進めてまいりました。しかしながら、2020年度は新型コロナウイルス感染拡大で大きく出足を挫かれてしまい、2021度は遅れを挽回する一年となりました。
グループ会社再編によるガバナンス強化、事業の選択集中、財務基盤の強化を図り、固定費管理を徹底する中、ESG、SDGs、カーボンニュートラルといった、急速に重要性を増す社会からの要請に対し、サステナビリティ委員会、ESG推進室を設置して体制整備を図りました。また、創業以来培ってきた「ものづくり精神」の原点に立ち返り、新たな出発の決意として、創業者萱場資郎氏に因み通称社名「カヤバ株式会社」の採用を決めました。
2021年度業績につきましては、需要の回復に加えこれらの諸施策が功を奏し、売上高3,884億円、親会社の所有者に帰属する当期利益225億円を計上することができました。
不適合オイルダンパーの適合化は順調に進み、2022年3月末時点で約97%が完了、100%完了に向け引き続き適合化を進めてまいります。
2022年度は現中期経営計画の総仕上げの年となります。計画を完遂させるべく今後の柱となるAC(オートモーティブコンポーネンツ)、HC(ハイドロリックコンポーネンツ)、特装車両の3事業に経営資源を集中させ、持続的成長のための新製品開発、収益力強化のためのIoTやAIを活用した生産革新やコスト低減を図る一方、ESG経営を進めて、次期中期経営計画に繋げてまいります。
未だ新型コロナウイルスの感染収束は見えず、原材料高騰、半導体不足が続く中、ウクライナ情勢は世界の秩序を脅かし、世界経済の不透明さは増す一方ではありますが、高収益体質の実現にグループ一丸となって取組んでまいります。株主の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜ります様、心よりお願い申しあげます。
代表取締役社長執行役員
Masao Ono
日時
2022年6月23日(木曜日)
午前10時(受付開始 午前9時)
場所
郵送による議決権行使の場合
議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示いただき、ご郵送ください。
2022年6月22日(水曜日)
午後5時15分到着分まで
インターネットによる議決権行使の場合
当社指定の「議決権行使ウェブサイト」にアクセスし、議案の賛否をご入力のうえ、下記期限までにご送信ください。
2022年6月22日(水曜日)
午後5時15分まで
株主総会にご出席される場合
当日ご出席の際は、お手数ながら議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいますようお願い申しあげます。
また、資源節約のため、「第100期定時株主総会招集ご通知」を当日会場までご持参くださいますようお願い申しあげます。
2022年6月23日(木曜日)
午前10時(受付開始 午前9時)