第101期定時株主総会招集ご通知

株主の皆様へ

　株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。第101期定時株主総会招集ご通知をお届けするにあたり、一言ご挨拶申しあげます。
　2022年度は2020中期経営計画の最終年、総仕上げの年でした。規範意識とコンプライアンスを経営の根幹に据え、「取り戻そう信頼と誇り」をスローガンに掲げ、信頼回復を最優先課題として取り組んでまいりました。その結果、お客様から頂く受注は不適切行為前まで回復することができ、これは信頼の証と受け止めております。
　また、免震・制振用オイルダンパーの適合化については現時点で約99%とほぼ完了に近づいており、再発防止策についても67項目すべてにおいて当初計画を完了いたしました。
　株主の皆様の温かいご支援の下、改めて信頼を築き上げることができ、従業員も誇りを取り戻すことができました。この場をお借りし、御礼申しあげます。
　2022年度業績につきましては、グループ再編によるガバナンス強化、事業の選択と集中、財務基盤の強化、固定費管理の徹底に加え、円安の追い風もあり、売上高4,312億円、親会社の所有者に帰属する当期利益272億円を計上し、目標達成をすることができました。また、当中期経営計画期間においては、復配を果たし増配もすることができました。
　2023年度は2023中期経営計画がスタートし、「品質経営を極める」をスローガンに掲げております。人財の質、情報の質の向上により仕事の質を向上させ、製品・サービスの質の向上へ繋げ、改革に向けた土台を築き上げます。また、将来への種まきも踏まえて、新市場・新ビジネスへの参入に向けた成長戦略の策定と実行、IoTやDX技術を活用した革新的モノづくりの構築を推進し、高収益体質の更なる実現に向けてグループ一丸となって、ステークホルダーの皆様からの更なる信頼と満足を得られるよう全力を挙げて取り組む所存です。

　株主の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますよう、心よりお願い申しあげます。