第1号議案
剰余金の配当の件

 当社は、株主の皆様に対して長期にわたり安定した配当を行うことを基本方針としつつ、中長期的な利益成長による配当額の増加を目指して取り組んでいます。

 2018年度からの3か年を対象とする「中期経営計画2020」においては、連結配当性向30%程度を目安に、基礎収益やキャッシュ・フローの状況等を勘案のうえ、配当額を決定することとしています。

 当社は、2019年11月1日の当期第2四半期連結決算発表時に、当期の親会社の所有者に帰属する当期利益(注)の通期見通しを、期初予想の3,400億円から3,000億円に修正しましたが、その主な要因がキャッシュベースの収益力の低下によるものであったことから、当期の予想年間配当金を、上記の配当方針に基づき、期初予想の1株当たり90円(普通配当80円、創立100周年記念配当10円)から80円(普通配当70円、同記念配当10円)に修正しました。

 最終的に、当期の親会社の所有者に帰属する当期利益は、新型コロナウイルスの感染拡大及びこれに伴う事業環境の急速な悪化等により1,714億円となり、上記の修正後の業績予想からさらに大幅に悪化したものの、その主な要因がキャッシュ・フローの流出を伴わない一時的な損失であることから、長期にわたる安定配当という基本方針を踏まえ、上記の修正後の配当額を維持し、当期の期末配当につきましては、次のとおりといたしたいと存じます。


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2020/06/19 15:00:00 +0900
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