第213期 定時株主総会招集ご通知 証券コード : 8358

第22号議案
定款の一部変更の件(「不正融資反省館」と「業務改善命令の日」の設立について)〔株主提案20〕

1.議案の要領
 「不正融資反省館」を設立し、行員の遵法教育を徹底するとともに、不正融資問題の真相を一般公開する旨を定款に定める。また、10月5日を「業務改善命令の日」とし、社員一同が猛省する旨を定款に定める。

2.提案の理由
 不祥事を引き起こした企業は、その実像を、後進を含めて社内外で共有し「伝承」していく必要がある。雪印メグミルク、三菱自動車等の企業は不祥事の教訓を正確に引き継ぐため、口頭による伝承に頼らずに、「形にして残すこと」を選択、研修による伝承等、継続的な努力を実施している(雪印は雪印乳業資料館、三菱自動車は過ちに学ぶ研修室)。
 当社も、不祥事を形にして残すために「不正融資反省館」を設立し、行員の遵法教育を徹底するとともに、不正融資問題の真相を一般公開することが有効であると提案する。「不正融資反省館」は、不正融資問題の経緯、自死した被害者の人数、教訓等を展示し、行員や株主、顧客、社会に対して謝罪と反省の姿勢を示すとともに、再発防止の決意を表明する。また、業務停止命令および業務改善命令を受けた10月5日を「業務改善命令の日」とし、社員一同が猛省することで、業務改善命令の重みと意義を常に自覚する。

【当社取締役会の意見】
反対:当社取締役会としては、以下の理由から本議案に 反対 いたします。
 当社は、2018年10月に業務改善命令を受けて以来、業務改善計画書に基づき、信頼回復に向けてコンプライアンスの徹底とお客さま本位の業務運営を実現し、健全な組織風土・企業文化を築くために抜本的な改善策に取り組んでおります。その施策の一環として、ホームページや社内イントラネットにおいては、企業理念やコンプライアンス憲章を掲載しており、また、定期的な全社員研修の実施等の取り組みを行っています。当社としましては、不正融資事案の再発を防止すべく、かかる取組みを今後とも継続してまいります。しかしながら、ご提案のような内容を当社の基本的な準則を定めるべき定款において定めることは不要であると考えます。

以 上

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2024/06/26 14:00:00 +0900
2024/06/19 17:00:00 +0900
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