第23期定時株主総会招集ご通知 証券コード : 8411
株主の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2024年度は、戦略面の着実な進展に加え、環境要因による後押しもあり、連結業務純益11,442億円、親会社株主純利益8,854億円、連結ROE9.4%と中期経営計画(2023~25年度)で掲げた財務目標を1年前倒しで達成できました。堅調な業績を受け、年間配当金は140円(2023年度対比+35円)と、4期連続の増配といたしました。また、昨年11月に公表しました2008年以来となる自己株式取得1,000億円に続き、5月に自己株式取得1,000億円を決定しました。
今後も、皆さまの期待以上の実績を積み上げ、自己資本充実、成長投資、そして株主の皆さまへの還元強化の最適なバランスを実現していきます。
〈みずほ〉はパーパス「ともに挑む。ともに実る。」を掲げています。お客さまが抱える様々な課題への挑戦に寄り添い、ともに挑戦し、さらにはお客さま同士の挑戦を「つなぎ」、課題解決のプラットフォームを構築する懸け橋となりたい。そういう思いを込めています。中期経営計画では、このパーパスを体現すべく、5つのビジネス注力テーマを定め、その確かな進展に自信を深めています。
「顧客利便性の徹底追求」では、「みずほダイレクトアプリ」の機能改善や「みずほ楽天カード」の発行等により、新規預金口座開設数は増加基調に転じています。また、コンタクトセンターのAI導入や、気軽にお立ち寄りいただける新店舗形態「みずほのアトリエ」の設置等、店舗・リモート・ダイレクト三位一体で利便性向上を図りました。
「資産所得倍増に向けた挑戦」では、楽天証券への出資により全顧客層へのアプローチが可能になったことに加え、同社との合算ではNISA口座開設数は本邦金融機関トップの実績です。また、米国資産運用会社との資本業務提携によりプライベートクレジット分野での商品拡充も進めました。
「日本企業の競争力強化」では、〈みずほ〉の産業知見を活かしたお客さまとの戦略的な議論を通じ、お客さまの企業価値向上に向けた様々なコーポレートアクションを後押ししました。
「グローバルCIBビジネス」では、買収した米国M&Aアドバイザリー会社Greenhillとの融合が進展、地域間連携が飛躍的に拡大し、欧州・アジアも含むクロスボーダーM&Aが増加しています。
「サステナビリティ&イノベーション」では、水素・カーボンクレジット・インパクトファイナンス・サーキュラーエコノミーを重点領域に定め、新たなファイナンス手法や価値共創投資を通じてお客さまのトランジションを支援しています。
これら戦略の中核をなす5つの注力テーマの構築と同時に、その推進を担う社員一人ひとりの自立的な挑戦を支える健全なカルチャーの醸成にも取り組んできました。2024年度よりスタートした新人事制度〈かなで〉はその一環であり、役割・成果に応じた人事制度へ移行しました。また、海外人材の副社長執行役員任命は、多様な人材が活躍できる組織作りに向けた大きな前進でもあります。
〈みずほ〉は、「グローバルに展開する日本の金融機関」から「日本の価値観に根差した、多様な文化をつなぐグローバル金融機関」への変貌を目指し、今後もビジネステーマの進化とカルチャー改革推進による好循環を維持していきます。
株主の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
日時
2025年6月24日(火曜日)
午前10時(受付開始 午前9時)
場所
定款の一部変更の件(監査委員会の財務リスク監査に係る情報開示)
インターネットによる議決権行使
当社の指定する議決権行使ウェブサイトにて議案の賛否をご入力ください。
2025年6月23日(月曜日)
午後5時10分まで
書面(郵送)による議決権行使
議決権行使書用紙に、議案に対する賛否をご記入いただき、ご返送ください。
2025年6月23日(月曜日)
午後5時10分到着分まで
株主総会にご出席の場合
「議決権行使書」を会場受付へご提出ください。
2025年6月24日(火曜日)
午前10時(受付開始 午前9時)