第36回
定時株主総会招集ご通知

株主の皆さまへ

　平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。当社の第36回定時株主総会招集ご通知をお届けいたします。
　2021年度の通期業績は、売上高が前期比9.3%増の５兆6,906億円、営業利益が前期比1.5％増の9,857億円、親会社の所有者に帰属する純利益が前期比5.3％増の5,175億円と、売上・利益ともに、期初にお示しした業績予想を上回り、過去最高となりました。これに伴い、予定通り１株当たり43円の期末配当（年間86円）を実施いたします。
　昨年４月の社長就任から、早いもので１年が経ちました。2021年度は、通信料値下げなどの厳しい事業環境の変化に直面しましたが、成長戦略「Beyond Carrier ビヨンド キャリア」に基づき、さまざまな布石を確実に打ってきました。通信事業では、「ヤフー」、「LINE」、「PayPay」などの優れたグループサービスとの連携を強化し、モバイル契約数を着実に伸ばした一方で、通信以外の領域では、企業向けソリューションビジネスやグループ会社であるZホールディングス㈱、PayPay㈱が大きく売上を伸ばしました。
 　いま世界は、第４次産業革命の真っただ中にあります。日本においても、経済活性化に向けた「デジタルの社会実装」の動きが本格化しています。通信単体の事業者から総合的なICT企業へと変革を遂げてきたソフトバンクは、5Gネットワークや、AIを搭載したデジタルプラットフォーム、最先端のDXソリューションに至るまで、お客さまのニーズに合わせた多様なソリューションを迅速に提供できるポジションにあります。さらに、当社が昨年から注力している「デジタルツイン（メタバース）」のようなリアルとバーチャルをつなぐ取り組みも、新たなサービスやビジネスモデルを生み出す源泉となるでしょう。
　これからもソフトバンクは、「デジタルの社会実装」の実現に向けて、グループ一丸となって挑戦を続けます。持続可能な社会の実現に貢献するとともに、企業価値のさらなる向上を目指します。
　株主の皆さまにおかれましては、なお一層のご支援の程よろしくお願い申し上げます。

2022年６⽉８⽇