第169回定時株主総会招集ご通知 証券コード : 4062
イビデン株式会社
株主の皆様におかれましては、平素よりイビデン株式会社並びにイビデングループ各社に格別のご配慮を賜り、厚く御礼申しあげます。また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された皆様、感染拡大により厳しい生活環境におかれた皆様に、心よりお見舞い申しあげます。
ここに第169期(2021年4月1日から2022年3月31日まで)の報告書をお届けするにあたりまして、一言ご挨拶を申しあげます。
2021年度の業績は、連結全体では売上高4,011億円、営業利益708億円、親会社株主に帰属する当期純利益412億円となり、3期連続での増収増益となりました。今年度の当社事業を取り巻く全体環境としましては、COVID-19の感染再拡大による経済活動への影響に加え、ウクライナ侵攻に伴う原材料費やエネルギー価格の高騰など、楽観視できない状況が継続すると見込んでおります。事業部門別には、電子事業におきましては、主力のICパッケージ事業において、テレワークやオンライン教育の定着に伴うパソコン需要に加えて、データセンターなどで使われる高性能サーバー向けを中心に、引き続き堅調な需要を見込んでおります。一方で、セラミック事業の主力である自動車関連におきましては、先進国を中心とした乗用車市場の電動化・脱ディーゼルの流れに加え、半導体供給不足の長期化による影響も懸念されるなど、不透明な環境が継続すると見込んでおります。当社におきましては、昨年上期に稼働を開始したイビデン蘇州(中国)を活用しつつ、伸びる中国・新興国市場の大型車、産業用車両を中心とした需要を取り込み、中長期での成長路線を堅持してまいります。
こうした事業環境変化に対応し、持続可能な成長を実現するため、引き続き選択と集中の考えのもと、将来にわたり成長が期待できる分野に経営資源を重点投入するとともに、競争力の基盤としてのデジタル技術の活用(DX)及び温室効果ガスの排出削減に向けた取組み(GX)を進めております。また、迅速・果断な経営判断を支える土台としてのコーポレート・ガバナンス体制につきましても、執行部門への権限委譲を含む社内意思決定プロセスの改革を実施しております。
当社は今年の11月に創立110周年を迎えます。また、現中期経営計画「To The Next Stage 110 Plan」の最終年度となります。これまで取り組んできた企業体質強化に向けた取組みを仕上げ、次期中期経営計画、更にその先の安定成長を実現すべく、全社グループ一丸となって取り組んでまいります。
株主の皆様におかれましては、今後も当社グループへの変わらないご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。
2022年6月1日
日時
2022年6月17日(金曜日)
午後2時(受付開始 午後1時)
場所
書面による議決権行使
議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示いただきご送付ください。
2022年6月16日(木曜日)
午後4時到着分まで
インターネット等による議決権行使
議決権行使ウェブサイトにアクセスいただき、議決権行使書用紙に記載された「議決権行使コード」及び「パスワード」をご利用になり、画面の案内に従って賛否をご入力ください。
2022年6月16日(木曜日)
午後4時まで