第3号議案
監査役1名選任の件

 監査役杉原宣宏氏は、本総会終結の時をもって任期満了となります。つきましては、監査役1名の選任をお願いするものであります。
 なお、本議案の提出につきましては、あらかじめ監査役会の同意を得ております。
 監査役候補者は、次のとおりでございます。

  1. よしかわ 吉川 かずみ 和美

    生年月日
    1971年8月16日生
    女性 新任 社外 独立

    取締役会への出席状況

    - 回/ - 回( - %)

    監査役会への出席状況

    - 回/ - 回( - %)

    所有する当社株式の数

    101株

    略歴 (地位及び重要な兼職の状況)

    1995年12月
    中央監査法人入所
    1999年5月
    公認会計士登録
    2002年4月
    税理士登録
    2007年8月
    監査法人トーマツ(現・有限責任監査法人トーマツ)入所
    2019年12月
    吉川和美公認会計士事務所開設(現任)
    2020年9月
    ㈱坂ノ途中取締役
    2022年6月
    バルテス㈱社外監査役(現任)
    2022年9月
    Ubie㈱社外監査役(現任)
    続きを読む

    【社外監査役候補者とした理由】

     吉川和美氏は、公認会計士としての高度な専門的知識を有し、企業の監査やコンサルティングの形での会計監査業務の経験や長年に亘るダイバーシティに関する活動に加え、他社における取締役、監査役としての経験を有しております。この豊富な経験と知見、実績を当社の監査に活かし、また独立した立場からも社外監査役としての職務を適切に遂行できるものと判断し、新たな社外監査役候補としました。

(注)

  1. 監査役候補者と当社との間には、特別の利害関係はありません。
  2. 新任は新任の監査役候補者を、社外は社外監査役候補者を、独立は独立役員候補者をそれぞれ表しております。
  3. 吉川和美氏は社外監査役候補者であります。当社は同氏を東京証券取引所に独立役員として届け出ております。
  4. 本株主総会において吉川和美氏の選任が承認可決された場合は、会社法第427条第1項の規定による責任限定契約を締結する予定であり、当該契約に基づく賠償責任の限度額は、法令に定める最低責任限度額であります。
  5. 当社は、監査役全員を被保険者として、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しており、被保険者である監査役がその職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害が補填されます。なお、吉川和美氏が監査役に就任した場合は、当該保険契約の被保険者となり、任期途中に当該保険契約について同内容での更新を予定しております。
    以上


(ご参考)取締役及び監査役のスキル・マトリックス

 第2号議案、第3号議案が原案どおり承認可決された場合の経営体制です。
 役員候補者の主要な専門性と経験は、次のとおりであります。


取締役・監査役の選任に関する方針と手続き

●取締役の選任にあたっては、当社の経営方針・事業内容・課題等に関して知識・理解・経験を有し、当社の中長期的な企業価値向上に貢献しうる人財であることを基本とし、独立社外取締役が過半数を占め、かつ委員長を務める「指名・報酬委員会」が取締役会の諮問を受けて審議し、その答申を受けて取締役会で決定いたします。
●監査役については、当社の事業運営及び経営・内部統制・財務等の管理について経験を有する者で、その経歴に基づく見識を監査に活かすことができる人財を、監査役会の同意を得て指名しております。
●社外取締役・社外監査役については、職務執行の監督機能を強化する観点、あるいは取締役の職務執行を適切に監査する観点から、一般株主と利益相反を生じるおそれのない独立性を有する人財であり、出身の各分野において豊富な経験と高い見識を有していることを重視しております。
●当社においての独立性判断基準は、会社法の求める社外役員の社外性要件、証券取引所の求める独立性基準をともに満たすことを基本とし、企業価値及び株主利益の向上に寄与することができる適切な人財を社外役員候補者とし、株主総会での承認のもと独立役員として証券取引所に届け出ております。
 なお、独立性判断基準は適宜取締役会の諮問を受けた「指名・報酬委員会」において審議し、その答申を受けて取締役会で決定いたします。


取締役・監査役のスキルに関する考え方

1.上新電機グループは、関西・東海・関東・北信越エリアにおいて家電やエンタテインメント分野の小売事業及び家庭内インフラの施工を含めた住環境事業などを中核事業として展開しており、健全で透明性の高いコーポレートガバナンス・内部統制システムを構築し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指しています。
2.当社は監査役会設置会社であり、取締役会は重要な業務執行の決定を行うとともに、取締役の職務の執行を監督します。取締役会がその役割を適切に果たすためには、上新電機グループの事業内容や運営組織、ガバナンス体制等を踏まえ、取締役会全体として必要なスキルが備わっていることが求められ、また、そのスキルは事業環境とともに常に変化します。
3.当社の取締役会において重要な業務執行の決定や監督を適切に行うためには、「企業経営」の経験や「財務・会計・資本政策」、「法務・ガバナンス」、「経営企画・事業戦略」、「人事・労務・ダイバーシティ」、「ICT・DX」、「環境・エネルギー」などの経営に必要なスキルに加え、「家電小売事業」や「住環境事業」及びそれらの成長を支える「マーケティング」、「ロジスティクス」など、業界特有のスキルが求められます。
4.監査役が取締役の職務の執行を適切に監査するためには、監査役会が取締役会と同様のスキルを備える監査役で構成されることが望ましいと考え、あわせて「財務・会計」に関するスキルは特に重要性が高いと考えています。

取締役会の実効性向上に向けたスキル・マトリックスの活用

 当社は、取締役会を構成する取締役の多様性が取締役会の実効性を左右し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に大きな影響を与えるとの考えに基づき、取締役の知識・経験・能力など取締役会の構成のバランス・多様性のあり方について取締役会で定期的に審議し、取締役・監査役に求められるスキルを特定のうえ「スキル・マトリックス」として公表しています。
 当社は「スキル・マトリックス」を、特定の分野に強みを持つ人財を幅広く採用することで取締役会のスキル・多様性を適切に確保するためのツールと考えており、取締役・監査役の選任にあたっては、「スキル・マトリックス」に照らして必要なスキル・経験を有する候補者を選定し、定時株主総会で決定する手続きをとります。
 当社は「スキル・マトリックス」を以下のとおり活用しています。

 当社は「スキル・マトリックス」がサクセッションプランにおいて重要な役割を果たすと考え、業務執行取締役及びCEOの候補者を育成するための中核人財の評価基準として活用しています。次期候補の育成においては、現取締役、執行役員、幹部社員を対象とするトレーニングを継続的に実施しています。特に執行役員については、取締役、監査役も参集する執行役員会やサステナビリティ委員会、リスク管理委員会等において、法務・ガバナンス、営業戦略、財務戦略、人財戦略、子会社経営等、取締役に求められる幅広いスキル・知見を共有しているほか、執行役員の職務遂行の結果について取締役会で定期的な報告を求めるなど、将来取締役及びCEOの任にあたることのできる人財としての評価・育成を十分な時間をかけて行っています。
以上
前の議案へ
2023/06/27 12:00:00 +0900
外部サイトへ移動します 移動 ×

カメラをかざして
QRコードを
読み取ってください

{{ error }}