● アニバーサリーイベント
「東京ディズニーリゾート35周年“Happlest Celebration!”」が好評
● テーマパーク入園者数およびゲスト1人当たり売上高がともに過去最高を達成
● 売上高、各利益いずれも過去最高を達成
ダミー当期におけるわが国経済は、海外景気の下振れリスクがあるなか、雇用・所得環境の改善傾向により緩やかに回復しており、個人消費にも持ち直しの動きが見られました。
このような状況の中、オリエンタルランドグループは、アニバーサリーイベント「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」をリゾート全体で展開し、これまで以上のハピネスにあふれた“Happiest”をご提供できるよう努めてまいりました。同イベントが好評を博したことなどから、テーマパーク入園者数およびゲスト1人当たり売上高が増加し、ともに過去最高となりました。
以上の結果、売上高は525,622百万円(前期比9.7%増)、営業利益は129,278百万円(同17.2%増)、経常利益は129,439百万円(同15.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は90,286百万円(同11.2%増)といずれも過去最高となりました。
当期の主な取り組み
35周年を迎えた東京ディズニーリゾートでは、2018年4月15日から2019年3月25日までの期間、アニバーサリーイベント「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」を盛大に開催しました。東京ディズニーランドでは4月から新しい昼のパレード「ドリーミング・アップ!」をスタートさせたほか、アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」をリニューアルオープン、さらに夏には新たにナイトタイムスペクタキュラー「Celebrate! Tokyo Disneyland」をスタートさせました。また、2つのテーマパークで季節感あふれるスペシャルイベントを開催したことに加え、35周年イベントに連動した商品やメニューなどを展開しました。このほか、パークチケットの購入やディズニーホテルの予約、商品の購入などのサービスが利用できるスマートフォン向けアプリ「東京ディズニーリゾート・アプリ」を2018年7月に公開し、多くのゲストにご利用いただいております。
商品販売
35周年イベントに連動した商品を2つのテーマパークで多数展開し、なかでも園内で楽しんでいただけるTシャツなどの“身につけグッズ”などがご好評をいただきました。東京ディズニーシーでは、スペシャルイベントなどに連動したダッフィー&フレンズの商品を展開しました。また、ご来園いただいたゲストにテーマパーク内で販売するほぼすべての商品をアプリから購入・配送するサービスを新たに開始し、多くのゲストにご利用いただいております。
飲食販売
東京ディズニーランドでは、リニューアルしたアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」をイメージし、期間ごとに変わるピザの味で世界のさまざまなエリアを旅していくことを表現した「ピッツァ・スモールワールド」やラップサンドなどのワンハンドメニューがご好評いただきました。東京ディズニーシーでは、カウンターサービスの飲食施設「ドックサイドダイナー」「ベイサイド・テイクアウト」をオープンし、多くのゲストにお食事をお楽しみいただきました。
マーケティング施策
35周年イベントに先立って、ソーシャルメディアの活用を中心としたプロモーション活動を行い、イベントへの期待感を醸成しました。また、35周年を記念したテレビ番組を制作し全国のテレビ局等を通じて放映したほか、テレビCM、全国19都市のお祭りへの参加、ショッピングセンターでのイベントの実施など、年間を通じて幅広い世代に対する35周年イベントの認知拡大、来園促進に努めました。
当期の主な取り組み
4つのディズニーホテルでは、テーマパークと連動して「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」を開催し、“Happiest”な滞在価値を提供しました。ホテルごとにデザインが異なる35周年限定のルームアメニティーをご用意したほか、レストラン、宴会やウェディングなどで特別なプログラムの展開や限定アイテムを提供いたしました。
ホテルマップ
ディズニーホテルは、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテル、東京ディズニーセレブレーションホテルです
35周年限定のルームアメニティーやポストカードをご用意したほか、お子さまがご家族と一緒にヒントをもとにホテル館内をめぐるホテルオリジナルのキッズプログラムを実施しました。答えが分かったお子さまにはオリジナルデザインのシールをプレゼントし、チャレンジした多くのご家族の笑顔を見ることができました。
レストランやラウンジにおいて、季節ごとに東京ディズニーシーのスペシャルイベントと連動したスペシャルメニューを提供しました。中国料理レストラン「シルクロードガーデン」では、35周年イベントに連動したプレミアムコースを提供し、祝祭感あふれるメニューをお楽しみいただきました。
35周年イベントのデコレーションを施した客室や時期に応じて異なるデザインの35周年限定ルームキーなどを提供し、特別な滞在をお楽しみいただきました。また、ディズニー映画『アナと雪の女王』をテーマに食のエンターテイメントプログラム「ディズニー・ダイニング・ウィズ・ザ・センス」を開催し、好評を博しました。
夢とファンタジーをテーマにした「ウィッシュ」、冒険と発見をテーマにした「ディスカバー」の各棟において、ルームアメニティーなどを35周年限定デザインに変更しました。祝祭感あふれる華やかなコスチュームを着たミッキーマウス、ミニーマウスが描かれたデザインは、宿泊されるゲストにお喜びいただきました。
開業30周年を迎えた京都ブライトンホテルでは、東寺での貸切奉納コンサートなどのイベントを開催しました。開業25周年の浦安ブライトンホテル東京ベイでは、窓に面したビューバスルームなど独創性のある客室を活かした宿泊プランの提供や、レストランメニューを刷新するなど、多くのゲストにお楽しみいただきました。
当期の主な取り組み
イクスピアリでは、新たな飲食エリアや千葉県初出店などを含む16店舗を新規・改装オープンいたしました。特に、レストラン3店舗からなる合計で500席を超える大型の飲食エリアのオープンは大きな話題となりました。また、季節に合わせたスペシャルイベントでは、ゲスト参加型イベントの実施やフォトスポットの設置などを行いました。
ディズニーリゾートラインでは、35周年イベントを記念して、スペシャルデザインの「ハピエストセレブレーション・ライナー」を運行しました。またリゾートゲートウェイ・ステーションの改札内にフォトスポットを設け、東京ディズニーリゾート35周年への旅のはじまりを盛り上げました。