トピックス

第8次中期経営計画の取り組み

“生産革新ライン” で世界トップのものづくりを実現

 2016年4月にスタートした第8次中期経営計画では,「世界一の製品開発」「ボーダーレス」「リアルタイム」「工場の自動化」の4つを取り組みのテーマとしています。

 2年目を終えて,大きな進化を遂げたのが,「工場の自動化」の取り組みです。当社グループ独自の“生産革新ライン”を活用した取り組みをご紹介します。

神川工場

 神川工場は,サーボモータ,ステッピングモータの主力工場です。この工場では,ステッピングモータの組立ライン,サーボモータの組立ラインを大幅に自動化しました。

 繊細で高度な技術を要するモータの組立作業を自動化し,スピーディーで安定した生産体制を実現しました。

富士山工場

 サーボアンプを生産する富士山工場では,サーボアンプ用プリント基板の組立工程を自動化しました。

 多関節ロボットによる部品挿入や,局所噴流方式によるはんだ付け,自動検査などを一つの自動化ラインで構築し,生産効率と製品品質を大幅に向上させました。

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フィリピン工場の生産能力を拡大

 2017年12月,SANYO DENKI PHILIPPINES,INC.の第3工場を増築しました。

 1階では,モータの機械加工・プレス・組立をおこない,2階では,UPS,パワーコンディショナ,サーボアンプの組立をおこないます。

 増築により,第3工場の敷地面積は1.5倍となり,フィリピン工場全体の生産能力は20%アップしました。

 2018年秋には,第3工場の隣接エリアに,製品の設計・開発をおこなうテクノロジーセンターも開設予定です。

韓国にテクニカルセンターを開設

 2017年10月,韓国ソウルにグループ10ヶ所目となるテクニカルセンターを開設しました。

 営業拠点に併設されたこのテクニカルセンターでは,実験設備やデモ機を活用し,お客さまに合ったカスタマイズをおこないます。


年間22回の展示会を開催

 日本国内で7回,国外で15回の展示会に出展しました。

 今回が初の出展である「釜山国際機械大展」では,環境,自動化設備などの分野で,山洋電気の製品は高い評価を受けました。


国際会計基準(IFRS)の任意適用

 財務情報の国際的な比較を可能とするため,国際会計基準(IFRS)を任意適用いたしました。

 当社グループが今後もグローバルに事業を展開していく中で,財務情報の国際的な比較可能性を向上させ,ステークホルダーのみなさまの利便性を高めることを目的としています。

単元株式数の変更・株式併合の実施

 2017年10月1日付けで,当社普通株式の単元株式数を1,000株から100株に変更いたしました。また,同日付けにて,普通株式5株を1株とする株式併合を実施しました。

自己株式の取得

 経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を遂行することを目的として,自己株式を取得しました。

統合報告書を発行

 2017年度から,従来の「Annual Report」「環境経営報告書」を統合した「統合報告書」を発行しています。

 当社グループの企業理念をはじめ.中期経営計画や事業活動,社会貢献活動などをわかりやすくご紹介した冊子です。

 当社ホームページ(http://www.sanyodenki.co.jp/)でご覧いただけます。


代表取締役が2名体制に

 経営体制の更なる強化のため,代表取締役を2名体制といたしました。

新任代表取締役
執行役員副社長 児玉 展全
(※)2018年4月1日付


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2018/06/15 11:30:00 +0900
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