第5号議案
定款一部変更の件〔株主提案〕

<株主提案>
 第5号議案は、株主提案によるものであります。なお、提案株主さま(1名)の議決権の数は、629個であります。
 議案の「提案の理由」は、事実認識を含め提案株主さまから提出されたものを原文のまま記載しております。

1.提案する議題の内容

 商号を株式会社大阪中央フィナンシャルホールディングス、英文名称を Chuo Osaka Financial Holdings, Inc.へ変更する。

2.提案の理由

 池田銀行は大阪府北摂地域、泉州銀行は大阪府南部の岸和田を中心に展開し、ともにその地域では抜群の知名度を誇っていた。2009年に経営統合し池田泉州ホールディングスとなり、預金量ランキングは30位前後にまで成長した。同じく知名度も上がったと言いたい所だが、大阪を一歩離れると池田や泉州という地名を知らない人が大半である。知ってもらう、努力云々の話ではなく、地名自体に馴染みがない。そのうえ単なるホールディングスでは、何をしている会社なのか分からないのである。
 大阪中央フィナンシャルホールディングスに変更することで日本全国誰もが馴染みがあり、プライミング効果もあわさり、老若男女問わずすべての地域の人達に『知ってる。大阪の大きな金融会社だから安心だ。』と言ってもらえるよう本提案をする次第です。
 池泉の将来を憂う株主の皆様、ご検討よろしくお願いいたします。

第5号議案に対する取締役会の意見

当社取締役会としては、本株主提案に反対致します。
 当社は、規模と内容で関西を代表する独立系の金融持株会社として、2009年10月に設立しました。
 以来、独立系であることの特徴を活かし、地域金融機関の役割を果たして参りました。そのため、当社の商号は中核子会社である株式会社池田泉州銀行の商号とともに広く周知されており、現時点で商号の変更が必要であるとは考えておりません。
 また、提案の「大阪中央フィナンシャルホールディングス」の商号・名称は、特に「大阪中央」の部分において類似性の高い企業名が非常に多く(注1)、無関係の他社とのグループ企業であるとの誤認を与える懸念があります。加えて、その誤認が独立系という当社グループの特徴を阻害する可能性があるものと考えております。
 したがいまして、提案の商号への変更は株主価値の向上に資するものではないと判断し、当社取締役会は提案に反対するものであります。

(注1)国税庁法人番号公表サイトでは「大阪中央」を含む法人名は、56件該当しました(2023年4月27日時点で該当した件数)。

以 上

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2023/06/27 11:30:00 +0900
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