第1号議案
剰余金の処分の件

　剰余金の処分につきましては、当社グループとして将来の事業環境の変化に備えるための財務健全性の維持や成長投資に必要な内部留保の確保、株主さまに対する資本コストを意識した適切な利益還元、それぞれのバランスを考慮して、以下のとおりといたしたいと存じます。

期末配当に関する事項

（ご参考）株主還元の実績

※1　16/3期までは連結修正純利益、17/3期からはグループ修正利益に対する総還元性向
※2　株式分割後の換算値
※3　第一生命における金融派生商品損益の一時的な上振れ要因等を控除した実質的なグループ修正利益水準を基に算出

1. 総還元性向＝（株主配当総額＋自己株式取得総額）／グループ修正利益（連結修正純利益）
2. グループ修正利益は、株主還元の原資となる当社独自の指標です。詳細につきましては、本招集ご通知34頁をご参照ください。
3. 連結修正純利益は、当社独自の指標であり、負債性内部留保＊の繰入額のうち、法定繰入額を超過して繰り入れた額（税引後）を親会社株主に帰属する当期純利益に加算する等により算出しております。
   ＊保険引受け等のリスクに備える｢危険準備金｣や資産の価格下落に備える｢価格変動準備金｣

（ご参考）2021-2023年度中期経営計画『Re-connect 2023』における株主還元基本方針

※　第一生命における金融派生商品損益の一時的な上振れ要因等を控除した実質的なグループ修正利益水準を基に算出

自己株式取得の実施
資本充足率の見通し等を踏まえ、新たな株主還元基本方針に基づく機動的・柔軟な追加還元の検討方針を早期に適用し、2021年３月31日開催の取締役会において、上限を2,000 億円とする自己株式取得を決定