当連結会計年度の売上高は144,032百万円(前連結会計年度比23.8%減)となりました。また、営業利益は41,033百万円(前連結会計年度比43.3%減)、経常利益は41,120百万円(前連結会計年度比43.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は26,521百万円(前連結会計年度比36.5%減)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度から、報告セグメントの名称及び区分方法を変更しており、以下の前連結会計年度比較及び分析については、変更後の区分に基づいて記載しております。
【事業セグメント別の売上高】
(事業セグメントの利益の測定方法)
事業セグメントの利益の測定方法は、減価償却費及びのれん償却額を考慮しない営業利益ベースの数値(EBITDA)としております。
スマートフォンネイティブゲーム「モンスターストライク」を主力とするエンターテインメント事業においては、国内外で、TVCMや屋外広告等のプロモーション、eスポーツ促進を含むリアルイベントの実施、グッズの製作、映画や人気アニメとのタイアップ、オリジナルアニメの配信や劇場版公開などに加え、グッズ販売等を行う常設店舗を東京・渋谷店に加え、新たに2018年6月に大阪・心斎橋店、2019年1月に東京・羽田店をオープンしました。また、ゲーム利用者数は2019年5月には全世界で5,000万人を突破しております。ユーザーの皆様の期待に応えるべく、サービスのライフタイムの長期化を目指し、アプリ内外でのユーザー還元の実施、映像・ソフトウェアの充実、マーチャンダイジング等のゲーム以外の領域の確立、新規タイトル等の開発を行うことによって、エンターテインメント事業のさらなる発展を図っております。
この結果、当事業の売上高は138,607百万円(前連結会計年度比21.2%減)、セグメント利益は51,561百万円(前連結会計年度比34.3%減)となりました。
ライフスタイル事業では、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」においては、2019年1月には利用者が400万人を突破しております。また、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」においては、2018年6月に累計300万ダウンロードを突破いたしました。新規事業の立ち上げを加速すべく先行投資を実施しております。チケットフリマサービス「チケットキャンプ」につきましては、2018年5月をもってサービス提供を終了しております。また、2018年7月2日付で、当社が保有する株式会社Diverseの株式のすべてを、株式会社IBJに譲渡いたしました。2019年3月29日付で、当社が保有する株式会社ノハナの株式のすべてを、株式会社ノハナSPCに譲渡いたしました。
この結果、当事業の売上高は5,427百万円(前連結会計年度比58.7%減)、セグメント損失は1,690百万円(前連結会計年度はセグメント利益1,638百万円)となりました。