事業の経過及びその成果

 当連結会計年度の売上高は112,171百万円(前連結会計年度比22.1%減)となりました。また、営業利益は17,165百万円(前連結会計年度比58.2%減)、経常利益は16,933百万円(前連結会計年度比58.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は10,724百万円(前連結会計年度比59.6%減)となりました。

 セグメント別の状況は次のとおりであります。

【事業セグメント別の売上高】

(事業セグメントの利益の測定方法)
 事業セグメントの利益の測定方法は、減価償却費及びのれん償却額を考慮しない営業利益ベースの数値(EBITDA)としております。

エンターテインメント事業

 エンターテインメント事業は、スマートフォンネイティブゲーム「モンスターストライク」を主力として収益を上げる一方で、スポーツ領域に先行投資を行っております。
 「モンスターストライク」の売上高は、ARPUの低下等により前連結会計年度と比較して減少しておりますが、人気IPとのコラボ等の影響もあり、期初の業績予想を上回る結果となりました。その他、株式会社セガゲームスより譲り受けたスマートフォンネイティブゲーム「コトダマン」が成長軌道に乗るなど、「モンスターストライク」以外のサービスの収益化も推進しております。エンターテインメント事業は、スマートフォンネイティブゲーム「モンスターストライク」を主力として収益を上げる一方で、スポーツビジネス市場での事業成長を目指し先行投資を行っております。
 スポーツ領域では、プロスポーツチーム経営、公営競技関連事業への投資を行っております。プロスポーツチーム経営については、2019年10月に株式会社千葉ジェッツふなばしを子会社化しております。公営競技関連事業については、前期子会社化した株式会社チャリ・ロトに加え、2019年11月に株式会社ネットドリーマーズの全株式を取得し、共同で新たなサービスの開発を進めております。
 この結果、当事業の売上高は107,218百万円(前連結会計年度比22.6%減)、セグメント利益は31,569百万円(前連結会計年度比38.8%減)となりました。

ライフスタイル事業

 ライフスタイル事業では、SNS「mixi」、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」を中心に各種サービスを運営しております。「家族アルバム みてね」は、2019年4月に従来のサービスよりも利便性を向上した月額課金制のプレミアムサービスを開始し、また、2019年10月に子会社化した株式会社スフィダンテと共同で「みてね年賀状」の提供を開始するなど、マネタイズの強化を行っております。
 この結果、当事業の売上高は4,954百万円(前連結会計年度比8.7%減)、セグメント損失は675百万円(前連結会計年度はセグメント損失1,690百万円)となりました。

次の項目へ
2020/06/26 14:00:00 +0900
外部サイトへ移動します 移動 ×

カメラをかざして
QRコードを
読み取ってください

{{ error }}