事業の経過及びその成果

 当連結会計年度の売上高は119,319百万円(前連結会計年度比6.4%増)となりました。また、営業利益は22,928百万円(前連結会計年度比33.7%増)、経常利益は23,019百万円(前連結会計年度比36.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は15,692百万円(前連結会計年度比45.8%増)となりました。

 セグメント別の状況は次のとおりであります。

【事業セグメント別の売上高】

(事業セグメントの利益の測定方法)
 事業セグメントの利益の測定方法は、減価償却費及びのれん償却額を考慮しない営業利益ベースの数値(EBITDA)としております。

デジタルエンターテインメント事業

 デジタルエンターテインメント事業は、スマートデバイス向けゲーム「モンスターストライク」を主力として収益を上げております。「モンスターストライク」は、新たなクエストの追加や有力IPとのコラボ等が功を奏し、好調に推移しております。加えて、スマートデバイス向けゲーム「コトダマン」においても人気IPとのコラボを実施したことで順調に拡大しており、「モンスターストライク」以外のサービスの収益化も進んでおります。また、2020年11月には新作スマートデバイス向けゲーム「スタースマッシュ」の配信を開始するなど、新規アプリゲームの開発も進めており、収益の安定化及び収益性の向上に取り組んでおります。
 この結果、当事業の売上高は100,590百万円(前連結会計年度比1.4%減)、セグメント利益は44,764百万円(前連結会計年度比33.6%増)となりました。

スポーツ事業

 スポーツ事業では、プロスポーツチーム経営、公営競技関連事業への投資を行っております。連結子会社である株式会社チャリ・ロト及び2020年6月にリリースしたスポーツベッティングサービス「TIPSTAR」の車券販売取扱高が好調であったことや、株式会社ネットドリーマーズを子会社化した影響で前連結会計年度と比較して売上高が増加しております。一方、「TIPSTAR」の開発費用や広告宣伝費等の先行投資が発生したことで費用が増加しております。
  この結果、当事業の売上高は12,699百万円(前連結会計年度比145.3%増)、セグメント損失は5,347百万円(前連結会計年度はセグメント損失2,769百万円)となりました。

ライフスタイル事業

 ライフスタイル事業では、SNS「mixi」、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバムみてね」、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」を中心に各種サービスを運営しております。「家族アルバムみてね」はマネタイズの強化を推進しており、株式会社スフィダンテと連携したギフトサービスの展開や、年賀状アプリ「みてね年賀状」が好調であったことにより、売上高は前連結会計年度と比較して増加しております。また「家族アルバムみてね」のユーザー数が1,000万人を突破し、収益性の向上を目指した体制が整ってきております。
 この結果、当事業の売上高は6,030百万円(前連結会計年度比21.7%増)、セグメント損失は398百万円(前連結会計年度はセグメント損失620百万円)となりました。

(注)

当連結会計年度において報告セグメントの名称及び区分方法を変更しており、前連結会計年度の実績値については新セグメントに組み替えております。

次の項目へ
2021/06/25 14:00:00 +0900
外部サイトへ移動します 移動 ×

カメラをかざして
QRコードを
読み取ってください

{{ error }}