第2号議案
取締役9名選任の件

 現任取締役10名は、本定時株主総会終結の時をもって全員任期が満了いたします。
つきましては、取締役会における経営体制の効率化を図るため、取締役を1名減員し、取締役9名の選任をお願いしたいと存じます。取締役候補者は、次のとおりであります。

  1. 候補者番号1

    ほそや 細谷 としゆき 敏幸

    生年月日
    1964年7月1日生
    再任

    所有する当社の株式数

    65,400株

    当事業年度の取締役会出席回数

    12回中12回

    当事業年度の指名委員会出席回数

    10回中10回

    略歴、地位および担当

    1987年4月
    ㈱伊勢丹入社
    2015年4月
    ㈱三越伊勢丹執行役員営業本部商品統括部婦人雑貨統括部長
    2016年4月
    同執行役員営業本部商品統括部婦人雑貨統括部長
    兼特選・宝飾時計統括部長
    2017年4月
    当社執行役員経営戦略本部経営企画部長
    2018年4月
    ㈱岩田屋三越代表取締役社長執行役員
    2021年4月
    当社代表執行役社長CEO
    ㈱三越伊勢丹代表取締役社長執行役員(現任)
    2021年6月
    当社取締役代表執行役社長CEO(現任)
    2021年9月
    新光三越百貨股份有限公司董事(現任)
    続きを読む

    重要な兼職の状況

    ㈱三越伊勢丹代表取締役社長執行役員
    新光三越百貨股份有限公司董事

    取締役候補者とした理由および期待される役割の概要

    候補者は、婦人服・宝飾・時計部門や中小型店事業等の営業部門および海外出向の他、経営企画部長として当社の経営戦略の立案に従事し、また2018年には㈱岩田屋三越の社長を務め、同社の業績向上に大きく貢献する等、当社グループにおける幅広い業務経験を有しております。2021年に当社の代表執行役社長就任後も、卓越したリーダーシップを発揮し、新たな長期ビジョンと中期経営計画を策定し、グループを牽引するとともに、2022年度にはグループ企業理念を再整理する等、戦略実現に向けた取り組みを精力的に実行しております。
    指名委員会は、候補者が中期経営計画の実行・達成に向けてリーダーシップを発揮し、当社グループのさらなる企業価値向上に貢献することを期待し、引き続き取締役候補者としました。

  2. 候補者番号2

    いしづか 石塚 ゆき 由紀

    生年月日
    1962年6月11日生
    再任 非執行

    所有する当社の株式数

    31,100株

    当事業年度の取締役会出席状況※

    9回中9回

    当事業年度の監査委員会出席状況※

    13回中13回

    略歴、地位および担当

    1985年4月
    ㈱伊勢丹入社
    2015年4月
    ㈱三越伊勢丹執行役員営業本部エリア・チャネル事業統括部伊勢丹立川店長
    2017年4月
    当社執行役員
    ㈱三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ代表取締役社長
    2021年4月
    ㈱仙台三越代表取締役社長
    2022年4月
    当社執行役員取締役会室付
    2022年6月
    当社取締役(現任)
    続きを読む

    重要な兼職の状況

    該当なし

    取締役候補者とした理由および期待される役割の概要

    候補者は、婦人服・リビング用品・呉服・美術等幅広い商品領域の経験を有し、2017年には当社子会社の㈱三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ社長、2021年には㈱仙台三越社長を務め、経営戦略、事業構造改革の推進を果たした他、当該子会社のデジタル化を推進し、既存事業モデルの変革を実現するとともに、内部人財の育成支援に尽力する等、グループの発展に寄与してまいりました。2022年当社取締役就任後は、常勤の監査委員として実効性のある監査・モニタリング体制の整備に尽力し、貢献しております。
    指名委員会は、非業務執行取締役として取締役会でその役割を果たしつつ、監査委員会委員長として監査を通じた経営の監督機能の強化に貢献することを期待し、引き続き取締役候補者としました。

  3. 候補者番号3

    まきの 牧野 よしのり 欣功

    生年月日
    1966年12月2日生
    新任

    所有する当社の株式数

    38,100株

    略歴、地位および担当

    1990年4月
    ㈱伊勢丹入社
    2016年4月
    ㈱三越伊勢丹フードサービス(現㈱エムアイフードスタイル)
    取締役執行役員経営戦略部長
    2019年4月
    ㈱三越伊勢丹取締役執行役員総務人事部門長
    2020年4月
    同取締役常務執行役員総務人事グループ長
    2021年4月
    当社執行役常務CSDO兼CHRO
    ㈱ジェイアール西日本伊勢丹取締役(現任)
    2021年8月
    新光三越百貨股份有限公司董事(現任)
    2022年4月
    当社執行役常務CSDO兼CFO(現任)
    続きを読む

    重要な兼職の状況

    ㈱ジェイアール西日本伊勢丹取締役
    新光三越百貨股份有限公司董事

    取締役候補者とした理由および期待される役割の概要

    候補者は、人事・労務・経営企画部門における豊富な本社スタッフ経験の後、2016年より㈱三越伊勢丹フードサービス(現㈱エムアイフードスタイル)、2019年からは㈱三越伊勢丹の総務人事部門の責任者として、グループの経営戦略・人事戦略の基盤構築に貢献してまいりました。2021年より当社執行役常務CSDO兼CHRO、2022年よりCSDO兼CFOとして、当社グループの長期ビジョン策定や中期経営計画、資本政策の推進に尽力しております。
    指名委員会は、候補者が有する当社グループにおける幅広く豊富な経験を活かし、当社グループの業務執行責任者を兼務する者として取締役会においてその役割を適切に果たすことで、取締役会のモニタリングの実効性を高め、当社グループの企業価値向上にさらに貢献することを期待し、
    新たに取締役候補者としました。

  4. 候補者番号4

    どい 土井 みわこ 美和子

    生年月日
    1954年6月2日生
    再任 非執行 社外取締役候補者 独立役員

    所有する当社の株式数

    4,000株

    当事業年度の取締役会出席回数

    12回中12回

    当事業年度の指名委員会出席回数

    10回中10回

    当事業年度の報酬委員会出席回数

    8回中8回

    略歴、地位および担当

    1979年4月
    東京芝浦電気㈱(現㈱東芝)入社
    2005年7月
    ㈱東芝研究開発センターヒューマンセントリックラボラトリー技監
    2006年7月
    同研究開発センター技監
    2008年7月
    同研究開発センター首席技監
    2014年4月
    独立行政法人(現国立研究開発法人)情報通信研究機構監事(非常勤)(現任)
    2015年6月
    ㈱野村総合研究所社外取締役
    2017年4月
    奈良先端科学技術大学院大学理事(非常勤)(現任)
    2019年6月
    当社社外取締役(現任)
    2020年4月
    東北大学理事(非常勤)(現任)
    2020年6月
    ㈱SUBARU社外取締役(現任)
    日本特殊陶業㈱社外取締役(現任)
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    重要な兼職の状況

    国立研究開発法人情報通信研究機構監事(非常勤)
    奈良先端科学技術大学院大学理事(非常勤)
    東北大学理事(非常勤)
    ㈱SUBARU社外取締役
    日本特殊陶業㈱社外取締役

    社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要

    候補者は、㈱東芝における情報技術分野の研究者・責任者を務めるなど、IT・デジタル分野における多数の功績と、豊富な知識および経験を有しております。当社においても、取締役会にて、この分野の知見をはじめとした多様な視点に基づいた有益な助言を行うとともに、報酬委員会委員長として、当社の役員報酬制度についての審議、および個別報酬額等の決定に関わる審議につき、客観性と透明性のある議事運営に主導的役割を果たした他、指名委員会委員として、社長CEOの再任可否および後継者計画の審議、取締役候補者の決定、委員会委員や執行役等の役員人事案審議等に貢献してまいりました。
    候補者は、社外取締役となること以外の方法で会社の経営に関与したことはありませんが、指名委員会は、候補者が有するIT・デジタル分野における豊富な知識・経験を、当社の経営の監督に活かすとともに、報酬委員会委員長、指名委員会委員として引き続きリーダーシップを発揮することを期待し、取締役候補者としました。

  5. 候補者番号5

    ふるかわ 古川 ひでとし 英俊

    生年月日
    1955年7月16日生
    再任 非執行 社外取締役候補者 独立役員

    所有する当社の株式数

    4,000株

    当事業年度の取締役会出席回数

    12回中12回

    当事業年度の指名委員会出席回数

    10回中10回

    当事業年度の監査委員会出席回数

    17回中17回

    略歴、地位および担当

    1979年4月
    ㈱三井銀行(現㈱三井住友銀行)入行
    2005年6月
    ㈱三井住友銀行執行役員バンコック支店長
    2008年4月
    同執行役員法人部門、国際部門副責任役員
    2009年4月
    同常務執行役員名古屋営業部担当、名古屋法人営業本部長
    2011年4月
    同常務執行役員投資銀行部門統括責任役員
    2012年4月
    同取締役兼専務執行役員投資銀行部門統括責任役員
    2013年4月
    同取締役兼専務執行役員企業金融部門統括責任役員
    2014年4月
    同代表取締役兼副頭取執行役員グローバルコーポレートバンキング本部長
    2015年6月
    ㈱SMBC信託銀行代表取締役社長兼最高執行役員
    2018年6月
    同取締役会長
    2020年6月
    当社社外取締役(現任)
    2021年6月
    ㈱SMBC信託銀行特別顧問(現任)
    2021年11月
    一般財団法人神戸シティ・プロパティ・リサーチ理事長(現任)
    2022年3月
    東亞合成㈱社外取締役(現任)
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    重要な兼職の状況

    ㈱SMBC信託銀行特別顧問
    一般財団法人神戸シティ・プロパティ・リサーチ理事長
    東亞合成㈱社外取締役

    社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要

    候補者は、㈱三井住友銀行において、国内・海外双方の営業現場指揮や投資銀行・企業金融業務責任者として経営に携わり、2015年には㈱SMBC信託銀行の社長兼最高執行役員としてPMIを遂行する等、企業経営に関する豊富な経験と、長年の金融機関での経験に基づく財務・会計に関する深い知識を有しております。当社においても、取締役会にて、豊富な現場感覚や、企業経営経験者としての高い見識、財務・会計に関する専門的知識に基づいた有益な助言を行うとともに、指名委員会委員として、社長CEOの再任可否および後継者計画の審議、取締役候補者の決定、委員会委員や執行役等の役員人事案審議等に貢献した他、監査委員会委員として独立した立場から執行役および取締役の業務遂行の監査を行い、かつ当社グループ全体を網羅する監査体制の充実に貢献してまいりました。
    指名委員会は、候補者が有する企業経営に関する豊富な経験と財務・会計に関する知識を、当社の経営の監督に活かすとともに、指名委員会委員、監査委員会委員として当社のガバナンスのさらなる高度化に貢献することを期待し、引き続き取締役候補者としました。

  6. 候補者番号6

    はしもと 橋本 ふくたか 副孝

    生年月日
    1954年7月6日生
    再任 非執行 社外取締役候補者 独立役員

    所有する当社の株式数

    4,000株

    当事業年度の取締役会出席回数

    12回中12回

    略歴、地位および担当

    1979年4月
    弁護士登録、新家猛法律事務所(現東京八丁堀法律事務所)入所
    2000年4月
    第二東京弁護士会副会長
    2006年4月
    日本弁護士連合会常務理事
    2008年1月
    東京八丁堀法律事務所代表パートナー弁護士・所長(現任)
    2012年4月
    第二東京弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長
    2014年3月
    キリンホールディングス㈱社外監査役
    2015年6月
    損害保険ジャパン日本興亜㈱(現損害保険ジャパン㈱)社外監査役(現任)
    2020年6月
    当社社外取締役(現任)
    2021年3月
    コクヨ㈱社外監査役(現任)
    続きを読む

    重要な兼職の状況

    東京八丁堀法律事務所代表パートナー弁護士・所長
    損害保険ジャパン㈱社外監査役
    コクヨ㈱社外監査役

    社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要

    候補者は、長年にわたり弁護士として第一線で活動し、2008年には東京八丁堀法律事務所の代表パートナー弁護士・所長に就任するなど、企業法務に関する高度な専門知識・経験と、国内有数の上場企業の社外監査役を務めた経験による監査に関する深い知見を有しております。当社においても、取締役会にて、弁護士としての専門的見地に基づいた有益な助言を行うとともに、2022年6月からは取締役会議長として取締役会を適切に運営し、当社の経営の監督機能の強化に貢献してまいりました。
    候補者は、社外取締役および社外監査役となること以外の方法で会社の経営に関与したことはありませんが、指名委員会は、候補者が有する企業法務に関する専門知識と監査に関する知見を、当社の経営の監督に活かすとともに、取締役会議長兼指名委員会委員長として当社のガバナンスのさらなる高度化に貢献することを期待し、引き続き取締役候補者としました。

  7. 候補者番号7

    あんどう 安藤 ともこ 知子

    生年月日
    1959年7月18日生
    再任 非執行 社外取締役候補者 独立役員

    所有する当社の株式数

    900株

    当事業年度の取締役会出席状況※

    9回中9回

    当事業年度の報酬委員会出席状況※

    7回中7回

    当事業年度の監査委員会出席状況※

    13回中13回

    略歴、地位および担当

    1982年4月
    日産自動車㈱入社
    1991年3月
    日本コカ・コーラ㈱入社
    1993年1月
    同グローバルブランドマーケティングブランドマネジャー
    1996年12月
    マスターフーズリミテッド(現マースジャパンリミテッド)入社
    2006年1月
    同パーソナル&オーガニゼーションピープル・パイプラインマネジャー
    2008年8月
    日本ロレアル㈱入社人事本部シニアHRマネジャー
    2011年3月
    同副社長、人事本部長
    2018年6月
    プレス工業㈱社外取締役(現任)
    2019年6月
    関西ペイント㈱社外取締役(現任)
    2022年6月
    当社社外取締役(現任)
    2023年 1月
    ㈱オープン・ザ・ドア代表取締役(現任)
    続きを読む

    重要な兼職の状況

    プレス工業㈱社外取締役
    関西ペイント㈱社外取締役
    ㈱オープン・ザ・ドア代表取締役

    社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要

    候補者は、日・米・欧の世界有数のグローバル企業においてブランドマーケティング、営業企画、戦略人事に関する豊富な知識と経験を有するとともに、企業経営者としての高い見識、経験を有しております。当社においても、取締役会にて多様な視点に基づいた有益な助言を行うとともに、報酬委員会委員として当社の役員報酬制度についての審議および個別報酬額等の決定にかかわる審議に貢献した他、監査委員会委員として独立した立場から執行役および取締役の業務執行の監査を行い、かつ当社グループ全体を網羅する監査体制の充実に貢献してまいりました。
    指名委員会は、候補者が公正・中立の立場から当社の経営を適切に監視し、また企業経営、マーケティング、経営人材育成における専門的見地から積極的に発言することで、報酬委員会委員、監査委員会委員として当社グループの企業価値のさらなる向上に貢献することを期待し、引き続き取締役候補者としました。

    ※出席回数については、取締役就任以降を対象としています。

  8. 候補者番号8

    おち 越智 ひとし

    生年月日
    1952年10月21日生
    新任 非執行 社外取締役候補者 独立役員

    所有する当社の株式数

    0株

    略歴、地位および担当

    1977年4月
    三菱化成工業㈱(現三菱ケミカル㈱)入社
    2010年6月
    ㈱三菱ケミカルホールディングス(現三菱ケミカルグループ㈱)
    取締役常務執行役員経営戦略室長
    2012年4月
    三菱レイヨン㈱(現三菱ケミカル㈱)取締役社長(代表取締役)兼社長執行役員
    2015年4月
    ㈱三菱ケミカルホールディングス
    代表取締役取締役社長
    2015年6月
    ㈱三菱ケミカルホールディングス
    取締役代表執行役社長
    2017年4月
    三菱ケミカル㈱取締役社長(代表取締役)
    2021年4月
    ㈱三菱ケミカルホールディングス取締役
    2021年6月
    同特別顧問
    続きを読む

    重要な兼職の状況

    該当なし

    社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要

    候補者は、㈱三菱ケミカルホールディングス(現三菱ケミカルグループ㈱)の経営に携わり、サステナビリティ経営を掲げ、同社のビジネスモデルを変革し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、M&Aによる大胆な事業構造改革と事業基盤の強化に尽力されました。また、同社の機関設計を指名委員会等設置会社に変更し、透明性・客観性を確保しつつ、機動的な経営体制を構築する等、企業経営に関する豊富な経験とIT・DX、ガバナンスに関する深い知見を有しております。
    指名委員会は、候補者が有する企業経営に関する豊富な経験と、IT・DXに関する知識、およびガバナンスに関する知見を、当社の経営の監督に活かすとともに、指名委員会委員、監査委員会委員として当社のガバナンスのさらなる高度化に貢献することを期待し、新たに取締役候補者としました。

  9. 候補者番号9

    いわもと 岩本 としお 敏男

    生年月日
    1953年1月5日生
    新任 非執行 社外取締役候補者 独立役員

    所有する当社の株式数

    0株

    略歴、地位および担当

    1976年4月
    日本電信電話公社入社
    2004年6月
    ㈱エヌ・ティ・ティ・データ取締役
    2007年6月
    同取締役常務執行役員
    2009年6月
    同代表取締役副社長執行役員
    2012年6月
    同代表取締役社長
    2018年6月
    同相談役(現任)
    2019年6月
    日本精工㈱社外取締役
    ㈱IHI社外監査役(現任)
    2020年6月
    ㈱大和証券グループ本社社外取締役(現任)
    2022年6月
    東日本旅客鉄道㈱社外取締役(現任)
    続きを読む

    重要な兼職の状況

    ㈱エヌ・ティ・ティ・データ相談役
    ㈱IHI社外監査役
    ㈱大和証券グループ本社社外取締役
    東日本旅客鉄道㈱社外取締役

    社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要

    候補者は、㈱エヌ・ティ・ティ・データの経営に長年携わり、同社のシステム開発やグローバルブランドの確立を遂行する等、企業経営に関する豊富な経験と、IT・デジタル、グローバルビジネスに関する深い知識を有するとともに、国内有数の上場企業の社外取締役を務めた経験によるガバナンスの深い知見を有しております。
    指名委員会は、候補者が有する企業経営に関する豊富な経験とIT・デジタルに関する知識、およびガバナンスに関する知見を、当社の経営の監督に活かすとともに、指名委員会委員、報酬委員会委員として当社のガバナンスのさらなる高度化に貢献することを期待し、新たに取締役候補者としました。

(注記)

  1. 非業務執行取締役候補者である石塚由紀氏および社外取締役候補者である土井美和子、古川英俊、橋本副孝、安藤知子の4氏とは、当社は定款の定めにより責任限定契約を締結しており、その内容は5氏が当社に損害賠償責任を負う場合の限度額を、法令が規定する額とするものであります。5氏の再任が承認された場合、当社は5氏との間の上記責任限定契約を継続する予定であります。さらに、社外取締役候補者である越智仁氏、岩本敏男氏の選任が承認された場合、当社は新たに上記と同様の責任限定契約を両氏との間で締結する予定であります。
  2. 当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しており、被保険者が負担することになる株主代表訴訟、会社訴訟および第三者訴訟において発生する争訟費用および損害賠償金を填補することとしております。越智仁氏、岩本敏男氏を除く候補者は、当該保険契約の被保険者に含まれております。また、両氏については、新たに被保険者に含む予定であります。
  3. 岩本敏男氏の兼職先である㈱エヌ・ティ・ティ・データと当社子会社との間には取引がありますが、過去3年間における当社との取引額は当該各事業年度における両者の連結売上高のいずれも1%未満であります。
  4. 当社は、土井美和子、古川英俊、橋本副孝、安藤知子の4氏を東京証券取引所および福岡証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し両取引所に届け出ております。また4氏の再任が承認された場合、引き続き独立役員として指定し両取引所に届け出る予定であります。さらに、越智仁氏、岩本敏男氏の選任が承認された場合、新たに独立役員として指定し両取引所に届け出る予定であります。


=ご参考=
独立社外役員の独立性基準

 当社は、社外取締役を独立役員として指定するにあたって、その独立性を判断するため「三越伊勢丹ホールディングス社外役員の独立性に関する基準」を独自に定めており、以下のいずれにも該当しない社外役員を独立役員として指定しております。


①当社グループの業務執行者
②当社グループを主要な取引先とする者またはその業務執行取締役、執行役、支配人
③当社グループの主要な取引先またはその業務執行取締役、執行役、支配人その他の使用人である者
④当社グループの主要な借入先の業務執行者
⑤当社グループから役員報酬以外に、一定額を超える金銭その他の財産上の利益を受けているコンサルタント、会計専門家、法律専門家など
⑥当社の発行済株式総数の5%以上の株式を保有している株主またはその業務執行者
⑦過去3年間において上記①から⑤に該当していた者
⑧上記①から⑤の配偶者または二親等以内の親族


※なお、②③の「主要な取引先」とは「当社と当該取引先の連結ベースの年間取引額が、過去3年間において一度でも両者いずれかの連結ベースの年間総取引額の1%を超える取引があった取引先」を、④の「主要な借入先」とは「当社グループの借入金残高が、事業年度末において当社の連結総資産の2%を超える借入先」を、⑤の「一定額」とは「過去3年間のいずれかの年度において1千万円以上」を意味します。



=ご参考=
スキルマトリクス・所属を予定する委員会

 当社では、取締役会が幅広い視点と適正規模を両立できるよう取締役候補者を選定しております。取締役会として必要な経営・執行のモニタリング、および、会社の経営の基本方針や内部統制システム等重要事項の決定に必要な経験とスキルに加えて、当社の目指す姿、経営計画実現に向けて欠かせない専門性や事業に関わる見識を、「経験」「専門性」「知見・ノウハウ」に分類し、スキルを特定しております。


※橋本副孝氏をご承認いただいた場合、本定時株主総会終結後の取締役会において同氏を取締役会議長に選定する予定です。
※上記は各氏の経験等を踏まえて、特に活躍を期待できる領域・分野を示しており、有するすべての知見を表すものではありません。

以上

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2023/06/20 12:00:00 +0900
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