各事業部門の状況

 各事業部門の状況は、次のとおりであります。


(注)
  1. 当期から、一部の事業部門の区分を変更しております。前期比は、前期を現行の区分に組み替えて計算しております。
  2. 調整額は、主として内部取引に関わる調整額です。
  3. 百万円未満は切り捨てて表示しております。

<ご参考>

(注)

事業部門別の売上高及び営業利益構成比(%)は、調整額(内部取引に関わる調整額等)を除いて計算しております。

生活産業資材

主要な事業
段ボール原紙・加工、白板紙・紙器、包装用紙・製袋、家庭紙、紙おむつ


 国内事業では、段ボール原紙・段ボール、白板紙、家庭紙等、多くの品種において価格修正に取り組んでおり、売上高は前年に対し増収となりました。また、紙おむつの売上高は前年並となりました。


 海外事業では、段ボール原紙・段ボールは主に東南アジア・インドでの販売増、値上げの浸透に加え、マレーシアにおいて2021年10月から段ボール原紙の新マシンが稼働したことにより、売上高は前年に対し増収となりました。


生活産業資材製品群

機能材

主要な事業
特殊紙、感熱紙、粘着、フィルム


 国内事業では、特殊紙は販売数量が前年に対し減少しましたが、価格修正を実施したことにより前年に対し増収となりました。感熱紙は新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い減少した需要が回復傾向にあったこと、また価格修正の実施により、売上高は前年に対し増収となりました。
 海外事業では、感熱紙は国内事業と同様、需要の回復傾向や価格修正の実施に加え、ブラジルにおいて設備増強・増設工事を実施し2022年1月から稼働したことにより、売上高は前年に対し増収となりました。


機能材製品群

資源環境ビジネス

主要な事業
パルプ、エネルギー、植林・木材加工


 国内事業では、パルプ事業は市況の上昇を受け、売上高は前年に対し増収となりました。エネルギー事業は2022年12月から徳島県でバイオマス発電所が新たに稼働したことにより、売上高は前年に対し増収となりました。
 海外事業では、パルプ事業は販売が好調に推移したことに加え、市況の上昇により、売上高は前年に対し増収となりました。


植栽作業


留辺蕊るべしべ山林(北海道)

印刷情報メディア

主要な事業
新聞用紙、印刷・出版・情報用紙


 国内事業では、新聞用紙は需要の減少傾向が継続しているものの、価格修正の実施により売上高は前年並となりました。印刷用紙は輸入紙の減少により国内品への需要が高まっていることに加え、価格修正の実施により、売上高は前年に対し増収となりました。
 海外事業では、江蘇王子製紙有限公司において、売上高は前年に対し増収となりました。


印刷情報メディア製品群

その他

主要な事業
商事、物流、エンジニアリング、不動産 他


 その他につきましては、商事事業、物流事業で増収となりました。


(2)企業集団の設備投資の状況

 当期の設備投資額は1,001億円で、前期に比し140億円減少しました。
 当社グループにおいては、経営戦略の遂行に必要な投資、安全、環境、品質改善、省力化及び生産性向上のための工事を継続的に行っております。主な設備投資は次のとおりです。

① 当期中に完成した主要な工事

② 当期継続中の主要な工事



<ご参考>


(3)企業集団の財産及び損益の状況の推移

(注)
  1. 1株当たり当期純利益は、期中平均株式数で除して算出しております。なお、期中平均株式数については自己株式数を控除しております。
  2. 1株当たり純資産は、期末発行済株式数で除して算出しております。なお、期末発行済株式数については自己株式数を控除しております。
  3. 百万円未満は切り捨てて表示しております。


<ご参考>

 

前の項目へ
2023/06/29 12:00:00 +0900
外部サイトへ移動します 移動 ×

カメラをかざして
QRコードを
読み取ってください

{{ error }}