ごあいさつ

　新型コロナウイルス感染症がもたらした変化を革新の機会と捉え、データ活用価値の不断の向上によって、健やかで持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

　株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
　第48回定時株主総会招集ご通知をお届けするにあたり、謹んでご挨拶申しあげます。
　第12次中期経営計画の最終年となる2019年度においては、引き続き「“Take the Initiative” ～データ活用の領域で先手を取れ～」をグループ基本方針として掲げ、グループの持続的成長や企業価値向上を目指して、次世代サービス開発並びに積極的な事業投資及びＲ＆Ｄ活動を継続して実行してまいりました。
　2020年１月に国内で初めて感染が確認された新型コロナウイルス感染症は当社グループのビジネスにも影響を及ぼしましたが、以前より働き方改革の一環で進めておりました従業員のリモートワークへの移行をより進展させ、在宅によるワークスタイルの早期確立によって、従業員の安全確保をなしながら、ビジネスを安定的に継続させてまいりました。
　このような状況の中、当社グループは2020年度を初年度とする第13次中期経営計画を策定し、グループ基本方針を「ビジネスのデザインを変えよう!!– お客様と生活者の「変わる」とともに–Reframe , Connect , Create 」としました。新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐための様々な生活様式の変化及び生活者の視点にたった社会経済のデジタルトランスフォーメーションの加速を、インテージグループが長年生業としてきた、生活者理解のための「データの価値化と活用の仕組化」の知見を生かすべき機会と捉え、これからもグループビジョン「THE INTAGE GROUP WAY」のもと、当社らしさを最大限に生かし、ビジョンにふさわしい事業活動による社会貢献を通じて、さまざまなステークホルダーに選ばれる企業体を目指してまいります。
　株主の皆様におかれましては、一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

2020年9月

株式会社インテージホールディングス
代表取締役社長