現在の取締役11名全員は、本株主総会終結の時をもって任期満了となります。つきましては、指名委員会の決定に基づき取締役11名の選任をお願いします。
取締役候補者の氏名等は以下のとおりです。
当社は指名委員会等設置会社であり、指名委員会が取締役候補者を決定しています。指名委員会では、取締役会が高度な見識と多面的な視点で経営の監督にあたることを重視し、毎年、中長期的に取締役会の構成や員数を検証し、各取締役の専門性や経験等の多様性について検討を行っています。
取締役候補者の多様性
当社取締役会は、専門知識や経験等のバックグラウンドが異なる多様な取締役で構成することとしています。
取締役候補者11名についての専門知識や経験等のバックグラウンドは以下のとおりです。なお、◎は指名委員会が取締役候補者として選任した主たる理由です。
社外取締役の独立性・中立性
当社指名委員会が決議した社外取締役候補者については、指名委員会が定めた「社外取締役の独立性・中立性の要件」を満たしています。(本要件の内容は37頁をご参照ください)
指名委員会は、社外取締役候補者について、本人に対する聞き取り調査や所属企業・団体と当社との取引関係の調査等をもとに、本要件に係わる事項を個別に確認して「独立性・中立性」を判断するとともに、指名委員会が定めた「社外取締役の選任基準」に基づいて候補者を決定しています。なお、社外取締役候補者7名全員は、会社法施行規則第2条第3項第7号に定める社外取締役候補者の要件を満たすとともに、東京証券取引所が定める独立役員の基準を満たしています。
取締役兼代表執行役CEO
40年 ※本総会終結時
660,573株 ※2023年3月31日現在
あり*
* 内藤晴夫が理事長を務める公益財団法人内藤記念科学振興財団に当社が寄付を行っています。当該財団は、人類の疾病の予防と治療に関する自然科学の基礎的研究を奨励し、学術の振興および人類の福祉に寄与することを目的としており、取締役会において、当該財団への寄付は当該財団の目的に資する適切な取引として承認されています。また、同氏は当該財団から一切の報酬等を受け取っておらず、同氏の親族に当該財団の役員、使用人はいません。
候補者は、執行役を兼任する唯一の取締役として、取締役会での決議事項や報告事項において適切な説明を行い、経営の重要事項の決定および業務執行の監督に十分な役割を果たしており、指名委員会は、候補者が執行役を兼任する取締役の役割を引き続き担うことを期待しています。
以上の理由、および代表執行役CEOは取締役を兼任する旨の当社コーポレートガバナンスプリンシプルの規定に基づき、指名委員会は、昨年に引き続き取締役候補者としました。
リンパ系フィラリア症治療薬DEC錠をプライスゼロビジネスととらえ、蔓延国社会にインパクトを達成しています。新規アルツハイマー病治療薬レカネマブ(米国ブランド名LEQEMBI)においても、そのもたらす年間価値を算定し定量的に示すことを企図しています。これらを通じ、エーザイが社会善を効率的に達成していくことを示してまいります。本年はレカネマブについて米国の本承認に加え日本における承認取得も計画しています。グローバルにアルツハイマー病当事者、介護を担われるご家族、医療従事者、介護者、支払者のステークホルダーズにしっかりと価値をお届けしてまいります。
株主の皆様のご理解とご支援をいただきたく心よりお願い申し上げます。
取締役会において、代表執行役CEOとして、関連する決議議案の提出にあたり議案の詳細内容の説明を行い、報告事項の議案においても充分な説明を行っています。また、取締役会における質疑等に対し、丁寧かつ明快に適宜自らの意見を添えるなどして、回答しています。なお、候補者はいずれの委員会にも属していません。
■ 取締役会 10/10回(100%)
■ 指名委員会 ―
■ 監査委員会 ―
■ 報酬委員会 ―
■ hhc ガバナンス委員会 ―
取締役
■監査委員会委員長
■hhc ガバナンス委員会委員
5年 ※本総会終結時
776株 ※2023年3月31日現在
なし
候補者は略歴のとおり、公認会計士としての専門的な見識および経験を有するとともに、監査法人のトップおよびグローバル・コンサルティングファームの経営者として豊富な経験を持ち、経営に関する高い見識と監督能力を有しており、指名委員会は、候補者がこれらを活かして客観的に経営の監督を遂行することを期待しています。
指名委員会は、取締役会が専門知識や経験等が異なる多様な取締役で構成されることを考慮するとともに、候補者の①取締役および監査委員会委員長としての実績、②取締役としての資格、能力、③経歴、④在任年数等から、候補者が客観的に経営の監督を遂行することが可能であり、当社の取締役に相応しいと判断し、昨年に引き続き取締役候補者としました。
候補者は、KPMGジャパンの役員就任の経歴を有しています。KPMGジャパンの有限責任あずさ監査法人、KPMGコンサルティングおよびKPMG税理士法人と当社との間に取引実績がありますが、その金額は僅少(当該企業の連結売上高の2%未満)です。また、候補者は現在、朝日税理士法人の顧問に就任していますが、当該法人と当社との間に取引関係はありません。
なお、候補者は、SOMPOホールディングス株式会社の社外取締役に就任しています。当該企業の傘下の保険会社と当社の間に保険契約の取引がありますが、その金額は僅少(当該保険会社の正味収入保険料の2%未満)です。また、候補者は、オムロン株式会社の社外監査役に就任していますが、当該企業と当社との間に定常的な取引関係はありません。
以上のとおり、指名委員会は、候補者が会社法の規定する社外取締役の要件および当社指名委員会が定める「社外取締役の独立性・中立性の要件」を満たしていること、また、当社の社外取締役として任務を遂行する上で支障または問題等となる事情のないことを確認しています。
本年1月初頭の米国FDAによるレカネマブ(米国ブランド名LEQEMBI)の迅速承認は認知症克服という重要な社会課題解決に新しいステージを切り開きました。これは当社グループの強みであるニューロロジー領域における長年にわたる創薬の研究成果の結実であるとともに、これからは社会から当社への一層の期待の高まりとその期待に如何に応えていくかが問われることとなります。
一方で当社グループは財務の健全性を担保した上で、株主価値向上に資するための(1)中長期的なROE経営、(2)持続的・安定的な株主還元、(3)成長のための投資採択基準を軸に経営を展開しております。このような経営環境にあって、私は当社グループが新薬開発という社会価値創出のための間断のない投資活動と共に株主価値向上の施策を如何にバランスをもって実施しているか、さらに将来的に目指すhhc eco企業に向けての取り組みを着実に行い、それがしっかりと株主価値の向上をもたらしているかといった視点から、引き続き取締役としての職責を果たしていきたいと考えております。
取締役会において、公認会計士としての専門知識ならびに経営監査法人等のトップとしての経営に関する高い見識と監督能力に基づき、説明を求め、意見やアドバイスを適宜述べています。また、監査委員会委員長として事務局を指揮し、監査委員会の事前準備、議事運営を行い、その結果を取締役会へ報告し、取締役会で質疑等に回答する等、期待する役割を果たしています。さらに、会計監査人の独立性・適正性の監査等に立ち会っています。
■ 取締役会 10/10回(100%)
■ 指名委員会 ―
■ 監査委員会 13/13回(100%)
■ 報酬委員会 ―
■ hhc ガバナンス委員会 9/9回(100%)
取締役
■監査委員会委員
4年 ※本総会終結時
37,849株 ※2023年3月31日現在
なし
当社は、コーポレートガバナンスプリンシプルにおいて監査委員会委員として経験豊かな社内出身の取締役を配する旨を定めています。この点に関して、候補者は、事業開発、研究開発、経営計画、情報システム、日本事業等の業務および執行役としての任務を通じて豊富な経験と知識を有しており、指名委員会は、候補者がこれらを活かして客観的に経営の監督を遂行することを期待しています。
指名委員会は、取締役会が専門知識や経験等が異なる多様な取締役で構成されることを考慮するとともに、候補者の①取締役および監査委員会委員としての実績、②取締役としての資格、能力、③社内での経歴、④在任年数等から、候補者が客観的に経営の監督を遂行することが可能であり、当社の取締役に相応しいと判断し、昨年に引き続き取締役候補者としました。
待望の認知症治療薬レカネマブ(米国ブランド名LEQEMBI)が今年1月米国で迅速承認され、本年度はさらに日本、欧州、中国と世界各地にこの薬をお届けする準備を整える重要な局面を迎えています。今後エーザイは認知症の治療だけでなく、予防や早期診断、重症度に応じたケアなど、認知症に関する多様なSolutionを創生、提供し人々の健康憂慮を取り除きhhc ecosystemの実現を目指していくことになります。私は社内出身の取締役、監査委員として今まで担当してきた様々な業務経験を踏まえ、当社の活動や取り組みが適切に行われ、さらなる企業価値向上がもたらされる様、監査、監督して参ります。そしてこの活動を通して株主の皆様をはじめ、多くのステークホルダーの皆様のご期待にお応えしていきたいと存じます。
取締役会において、社内での豊富な経験ならびに経営に関する高い見識と監督能力に基づき、説明を求め、意見やアドバイスを適宜述べています。また、監査委員会委員として、日常から経営監査部を指揮し、監査活動の質を高めるとともに、自らも重要な会議に出席し子会社の監査を行いました。監査委員会において、自らが実施した監査活動の説明を行うだけでなく、決議事項および報告事項について自らの意見を適宜述べ、期待する役割を果たしています。
■ 取締役会 10/10回(100%)
■ 指名委員会 ―
■ 監査委員会 13/13回(100%)
■ 報酬委員会 ―
■ hhc ガバナンス委員会 ―
取締役
■監査委員会委員
■hhc ガバナンス委員会委員
3年 ※本総会終結時
911株 ※2022年3月31日現在
なし
候補者は略歴のとおり、ESGおよびコーポレートガバナンスの専門家です。過去に直接企業の経営に関与したことはありませんが、その研究分野から企業におけるESG、コーポレートガバナンス、社会的責任投資に関する造詣が深く、経営に関する高い見識と監督能力を有しており、指名委員会は、候補者がこれらを活かして客観的に経営の監督を遂行することを期待しています。
指名委員会は、取締役会が専門知識や経験等が異なる多様な取締役で構成されることを考慮するとともに、①取締役および監査委員会委員としての実績、②取締役としての資格、能力、③経歴、④在任年数等から、候補者が客観的に経営の監督を遂行することが可能であり、当社の取締役に相応しいと判断し、昨年に引き続き取締役候補者としました。
候補者は、ピジョン株式会社の社外取締役に就任していますが、当該企業と当社との間に取引関係はありません。
指名委員会は、候補者が会社法の規定する社外取締役の要件および当社指名委員会が定める「社外取締役の独立性・中立性の要件」を満たしていること、また、当社の社外取締役として任務を遂行する上で支障または問題等となる事情のないことを確認しています。
今やサステナビリティと企業活動とを切り離して考えることができない時代です。取締役会の監督においては、ESG[環境(E: Environment)、社会(S: Social)、ガバナンス(G:Governance)]の観点からのモニタリングが重要であると認識しています。当社は、昨年の定款変更にて、ヒューマン・ヘルスケア(hhc )の企業理念のもと、「社会善」を効率的に実現することを付加しました。これは、まさにESGを基盤に、企業価値・株主共同の利益、そして生活者の皆様の価値向上に努めることだと考えます。
私は、機関投資家とコーポレートガバナンスやESGを中心に研究を進めてまいりました。これらの研究成果を活かしつつ、独立社外取締役として、hhc の企業理念に基づく経営戦略が着実に遂行されるよう監視・監督する責務を果たしていく所存です。特に女性の視点から当社のDE&I(Diversity Equity & Inclusion)の発展に寄与し、株主を含むステークホルダーズの皆様との対話を積極的に行いながら当社の企業価値向上に貢献させていただきたいと思います。
取締役会において、ESGやコーポレートガバナンスに関する専門知識ならびに経営に関する高い見識と監督能力に基づき、説明を求め、意見やアドバイスを適宜述べています。また、監査委員会委員として、監査委員会において監査計画の立案、調査結果とその対応等に関して説明を求めるとともに意見等を適宜述べ、期待する役割を果たしています。
■ 取締役会 10/10回(100%)
■ 指名委員会 ―
■ 監査委員会 13/13回(100%)
■ 報酬委員会 ―
■ hhc ガバナンス委員会 9/9回(100%)
取締役
■指名委員会委員
■報酬委員会委員長
■hhc ガバナンス委員会委員
2年 ※本総会終結時
1,000株 ※2023年3月31日現在
なし
候補者は略歴のとおり、自動車に関する事業をグローバルに展開する企業の経営者として豊富な経験を持ち、経営に関する高い見識と監督能力を有しており、指名委員会は、候補者がこれらを活かして客観的に経営の監督を遂行することを期待しています。
指名委員会は、取締役会が専門知識や経験等が異なる多様な取締役で構成されることを考慮するとともに、候補者の①取締役、指名委員会委員および報酬委員会委員長としての実績、②取締役としての資格、能力、③経歴、④在任年数等から、候補者が客観的に経営の監督を遂行することが可能であり、当社の取締役に相応しいと判断し、昨年に引き続き取締役候補者としました。
候補者は、本田技研工業株式会社の役員就任の経歴を有しています。当社は当該企業と共同研究契約を締結していますが、候補者の社外取締役としての独立性・中立性に影響を及ぼす取引実績等はありません。
なお、候補者は、株式会社エヌ・ティ・ティ・データの社外取締役に就任しています。当該企業と当社との間に取引実績がありますが、その金額は僅少(当該企業の連結売上高の2%未満)です。また、候補者は、株式会社りそなホールディングスの社外取締役に就任しています。当該企業の傘下の銀行と当社との間に取引実績がありますが、その金額は僅少(当該企業の連結売上高の2%未満)です。また、当社は当該企業の傘下の銀行から借入を行っていますが、その金額は僅少(当社グループの連結総資産の2%未満)です。
以上のとおり、指名委員会は、候補者が会社法の規定する社外取締役の要件および当社指名委員会が定める「社外取締役の独立性・中立性の要件」を満たしていること、また、当社の社外取締役として任務を遂行する上で支障または問題等となる事情のないことを確認しています。
当社は長年、アルツハイマー型認知症の病気の根本的な原因と、それに対する薬剤の探索研究を続け、1990年代に「アリセプト」を発売するとともに、本年は待望のレカネマブ(米国ブランド名LEQEMBI)を世に出すところまで漕ぎつけました。本年1月の米国における迅速承認取得を皮切りに本年度中には米国、欧州、日本、中国などで本承認となることが見込まれ、近代の創薬史における歴史的瞬間を迎えようとしています。30余年にわたる当社の飽くなき努力が実を結びつつありますが、この薬が広く患者様の元に行き渡るようになるには、依然として沢山の課題があります。エーザイ個社では解決できない課題も多く、今後はいかに様々な関係者と手を結んで課題解決を加速することが出来るか、取締役会としてもしっかりと見届けることが、これから数年間の最重要事項となります。またレカネマブの商業化を成功裏に成し遂げることと並行し、その他の創薬のパイプラインを確実に商業化に結び付けることにも注視してまいります。
私は、取締役として、当社の取締役会を、世の中のコーポレートガバナンスの範となるような実効性の高い機関として充実させることに気を引き締めて取り組み、その職責を担う所存です。
取締役会において、企業経営者としての豊富な経験・知識ならびに経営に関する高い見識と監督能力に基づき、説明を求め、意見等を適宜述べています。また、報酬委員会委員長として事務局を指揮し、報酬委員会の事前準備、議事運営を行い、その結果を取締役会へ報告し、取締役会で質疑等に回答しています。また、指名委員会委員として、指名委員会で各種の提案を行い、他の委員の質疑に回答しています。他の委員の意見等に対し、説明を求めるとともに意見やアドバイスを適宜述べて、期待する役割を果たしています。
■ 取締役会 10/10回(100%)
■ 指名委員会 7/7回(100%)
■ 監査委員会 ―
■ 報酬委員会 13/13回(100%)
■ hhc ガバナンス委員会 9/9回(100%)
取締役
■監査委員会委員
2年 ※本総会終結時
10,681株 ※2023年3月31日現在
なし
当社は、コーポレートガバナンスプリンシプルにおいて監査委員会委員として経験豊かな社内出身の取締役を配する旨を定めています。この点に関して、候補者は、医薬品製造、品質管理、日本・英国における生産拠点マネジメント等の業務および執行役としての任務を通じて豊富な経験と知識を有しており、指名委員会は、候補者がこれらを活かして客観的に経営の監督を遂行することを期待しています。
指名委員会は、取締役会が専門知識や経験等が異なる多様な取締役で構成されることを考慮するとともに、候補者の①取締役および監査委員会委員としての実績、②取締役としての資格、能力、③社内での経歴、④在任年数等から、候補者が客観的に経営の監督を遂行することが可能であり、当社の取締役に相応しいと判断し、昨年に引き続き取締役候補者としました。
昨年度、新規アルツハイマー病治療薬レカネマブ(米国ブランド名LEQEMBI)が米国で迅速承認を取得し、米国、欧州、日本そして中国での承認申請を行いました。現在、審査は順調に進行しており、世界中の患者様へ一刻も早くレカネマブをお届けできるよう、全社を挙げて取り組んでおります。当社は、認知症領域とがん領域を重点領域としたhhc エコシステムを通じて、人々の健康憂慮の解消と医療較差の是正といった社会善を効率的に実現することにより、患者様と生活者の皆様、株主の皆様および社員の価値増大を追求してまいります。
私は、社内出身の取締役および監査委員会委員として、当社での業務経験も踏まえ、経営の監督ならびに監査に専念いたします。そして当社の更なるガバナンスの向上と健全な経営を確保し、hhc 理念の実現による当社の企業価値の向上を果たすことで、株主の皆様をはじめ多くのステークホルダーズの皆様のご期待にお応えしてまいります。
取締役会において、社内での豊富な経験ならびに経営に関する高い見識と監督能力に基づき、説明を求め、意見やアドバイスを適宜述べています。また、監査委員会委員として、日常から経営監査部を指揮し、監査活動の質を高めるとともに、自らも重要な会議に出席し、子会社の監査を行いました。監査委員会において、自らが実施した監査活動の説明を行うだけでなく、決議事項および報告事項について自らの意見を適宜述べ、期待する役割を果たしています。
■ 取締役会 10/10回(100%)
■ 指名委員会 ―
■ 監査委員会 13/13回(100%)
■ 報酬委員会 ―
■ hhc ガバナンス委員会 ―
取締役
■監査委員会委員
■hhc ガバナンス委員会委員
2年 ※本総会終結時
608株 ※2023年3月31日現在
なし
候補者は略歴のとおり、法律、会社法の専門家です。過去に直接企業の経営に関与したことはありませんが、他の企業での社外役員としての経験を有し、企業法務に関わる豊富な経験から経営に関する高い見識と監督能力を有しており、指名委員会は、候補者がこれらを活かして客観的に経営の監督を遂行することを期待しています。
指名委員会は、取締役会が専門知識や経験等が異なる多様な取締役で構成されることを考慮するとともに、候補者の①取締役および監査委員会委員としての実績、②取締役としての資格、能力、③経歴、④在任年数等から、候補者が客観的に経営の監督を遂行することが可能であり、当社の取締役に相応しいと判断し、昨年に引き続き取締役候補者としました。
候補者は、三浦法律事務所のパートナーですが、当該事務所と当社との間に取引関係はありません。
また、候補者は、現在、テクマトリックス株式会社の社外取締役監査等委員および東京エレクトロン株式会社の社外監査役に就任していますが、いずれの企業も当社との間に取引関係はありません。
指名委員会は、候補者が会社法の規定する社外取締役の要件および当社指名委員会が定める「社外取締役の独立性・中立性の要件」を満たしていること、また、当社の社外取締役として任務を遂行する上で支障または問題等となる事情のないことを確認しています。
2021年6月の当社社外取締役就任時から続いた長期にわたるコロナ禍が収束の兆しを示しています。そのため、がんに罹患された経験を持たれた方との交流、機関投資家や従業員との面談、筑波研究所の見学などをオンラインではなくリアルで実施することができ、それらの機会に得た知見も踏まえて取締役会、監査委員会、hhc ガバナンス委員会などで当社の企業価値向上のために尽力しました。
当社は、「他産業との連携によるhhc エコシステムを通じて、日常と医療の領域で生活する人々の『生ききるを支える』こと」を昨年の株主総会において決議をいただき、企業理念として定款に明記しました。レカネマブ(米国ブランド名LEQEMBI)の上市を経て当社は日常と医療の領域で生活する人々の『生ききるを支える』ための新たなステージに入ります。私はそのような当社のチャレンジに際して、自らの専門分野であるコーポレートガバナンス、コンプライアンス、内部統制といった分野で企業価値の向上に貢献したいと考えております。
取締役会において、法律、会社法の専門家としての知識ならびに経営に関する高い見識と監督能力に基づき、説明を求め、意見やアドバイスを適宜述べています。また、監査委員会委員として、監査委員会において監査計画の立案、調査結果とその対応等に関して説明を求めるとともに意見やアドバイスを適宜述べ、期待する役割を果たしています。
■ 取締役会 10/10回(100%)
■ 指名委員会 ―
■ 監査委員会 13/13回(100%)
■ 報酬委員会 ―
■ hhc ガバナンス委員会 9/9回(100%)
取締役
1年 ※本総会終結時
8,462株 ※2023年3月31日現在
なし
当社は、経営の監督機能と業務執行機能を明確に分離し、取締役会は経営の監督に専念することで、最善の意思決定と経営の公正性を確保することをめざしています。当社では、その実現に向け、取締役会の運営をサポートする当社に精通した社内取締役を配しています。この点に関して、候補者は、研究開発、医薬品の製造品質管理、臨床開発試験の品質管理、薬事等の業務および執行役としての任務を通じて豊富な経験と知識を有しており、指名委員会は、候補者がこれらを活かして客観的に経営の監督を遂行することを期待しています。
指名委員会は、取締役会が専門知識や経験等が異なる多様な取締役で構成されることを考慮するとともに、候補者の①取締役としての実績、②取締役としての資格、能力、③社内での経歴、④在任年数等から、候補者が客観的に経営の監督を遂行することが可能であり、当社の取締役に相応しいと判断し、昨年に引き続き取締役候補者としました。
当社は本年1月に米国において迅速承認を取得した待望のアルツハイマー病治療薬レカネマブ(米国ブランド名LEQEMBI)の、同国におけるフル承認取得さらには日欧中における承認取得に向けた対応を鋭意進めております。このレカネマブにおいては、本薬剤によりもたらされる社会的価値を社会に提供するとともに、株主の皆様ならびに従業員に還元することを重要視し、透明性が高くかつ包括的な価格設定のアプローチを打ち出しております。このアプローチにより、当社により創出されたイノベーションを全てのステークホルダーズの価値最大化に繋げていくことが可能と考えております。
私は社内出身の取締役として、これまで担当してきました業務経験を踏まえて経営を監督し、ガバナンスの向上に努め、神経領域ならびにがん領域におけるさらなるイノベーションの追求と長期的な企業価値向上に貢献することで、ステークホルダーズの皆様のご期待にお応えしていきたいと存じます。
取締役会において、社内での豊富な経験ならびにコーポレートガバナンスに関する高い見識と監督能力に基づき、説明を求め、意見やアドバイスを適宜述べています。また、コーポレートガバナンスに関する事項、取締役会の運営等に関して、提案や意見具申等を行い、期待する役割を果たしています。
■ 取締役会 8/8回(100%)
■ 指名委員会 ―
■ 監査委員会 ―
■ 報酬委員会 ―
■ hhc ガバナンス委員会 ―
※ 加藤弘之は、2022年6月17日開催の第110回定時株主総会において、新たに取締役に選任され、就任しましたので、2022年6月17日以降に開催した取締役会への出席状況を記載しています。
取締役
■指名委員会委員
■報酬委員会委員
■hhc ガバナンス委員会委員
1年 ※本総会終結時
0株 ※2023年3月31日現在
なし
候補者は略歴のとおり、航空宇宙産業を中心に、企業における経営者としてのグローバルかつ豊富な経験を持ち、経営に関する高い見識と監督能力を有しています。指名委員会は、候補者がこれらを活かして客観的に経営の監督を遂行することを期待しています。
指名委員会は、取締役会が専門知識や経験等が異なる多様な取締役で構成されることを考慮するとともに、候補者の①取締役、指名委員会委員および報酬委員会委員としての実績、②取締役としての資格、能力、③経歴、④在任年数等から、候補者が客観的に経営の監督を遂行することが可能であり、当社の取締役に相応しいと判断し、昨年に引き続き取締役候補者としました。
候補者は、当社および当社の関係会社と利害関係を有する企業や団体の兼職は行っていません。
指名委員会は、候補者が会社法の規定する社外取締役の要件および当社指名委員会が定める「社外取締役の独立性・中立性の要件」を満たしていること、また、当社の社外取締役として任務を遂行する上で支障または問題等となる事情のないことを確認しています。
私は取締役就任後の一年間、医薬品業界と業界内での当社のポジションとポテンシャル、および当社の事業活動と機能について深く学ぶことができました。
国内外の工場や研究所を訪問し、各部門の責任者から詳細な説明を受け、私は当社の貴重な知的財産、高度な技術、そして企業目標達成に向けてたゆまぬ努力を続ける情熱的な人々に非常に強い感銘を受けました。このようなことから新世代アルツハイマー病治療薬レカネマブ(米国ブランド名LEQEMBI)を、透明性のある進捗状況のもとでタイムリーに市場に提供するという素晴らしい実績をあげることができたのだと思います。治療薬を待ちかねている患者様、株主の皆様、政府関係機関、そして世界のアルツハイマー病学会から、エーザイに対する信頼は高まったと確信します。
レカネマブ(およびその他のエーザイ医薬品)のフル生産と安定供給までの道のりには必然的にリスクや課題が存在しますが、私のこの一年間の経験から、取締役会はよく統治されて充分に機能を発揮しており、経営について経験豊かで高いモチベーションを保持した執行部門を適切に監督していると考えます。
私は取締役として、国際的なビジネスとリスクに関する経験を活かし、すべてのステークホルダーのためにエーザイを成功に導くための役割を果たすことを約束します。
取締役会において、企業経営者としての豊富な経験・知識ならびに経営に関する高い見識と監督能力に基づき、説明を求め、意見やアドバイスを適宜述べています。指名委員会委員、および報酬委員会委員として、両委員会で各種の提案を行い、他の委員の質疑に回答しています。また他の委員の意見等に対し、説明を求めるとともに意見やアドバイスを適宜述べ、期待する役割を果たしています。
■ 取締役会 8/8回(100%)
■ 指名委員会 6/6回(100%)
■ 監査委員会 ―
■ 報酬委員会 10/10回(100%)
■ hhc ガバナンス委員会 9/9回(100%)
※ リチャード・ソーンリーは、2022年6月17日開催の第110回定時株主総会において、新たに取締役に選任され、就任しましたので、2022年6月17日以降に開催した取締役会および各委員会への出席状況を記載しています。
-
0年 ※本総会終結時
0株 ※2022年3月31日現在
なし
候補者は略歴のとおり、総合商社、食品産業に関する事業をグローバルに展開する企業における経営者としてのグローバルかつ豊富な経験を持ち、経営に関する高い見識と監督能力を有しています。指名委員会は、候補者がこれらを活かして客観的に経営の監督を遂行することを期待しています。
指名委員会は、取締役会が専門知識や経験等が異なる多様な取締役で構成されることを考慮するとともに、候補者の①取締役としての資格、能力、②経歴等から、候補者が客観的に経営の監督を遂行することが可能であり、当社の取締役に相応しいと判断し、新任の取締役候補者としました。
候補者は、三菱食品株式会社の役員就任の経歴を有しています。当該企業と当社との間に取引実績がありますが、その金額は僅少(当該企業の連結売上高の2%未満)です。
以上のとおり、指名委員会は、候補者が会社法の規定する社外取締役の要件および当社指名委員会が定める「社外取締役の独立性・中立性の要件」を満たしていること、また、当社の社外取締役として任務を遂行する上で支障または問題等となる事情のないことを確認しています。
私は、製薬業界の経験はありませんが、食品・消費財流通関連企業の取締役を含めた経営幹部として企業経営に携わってきた経験を活かし、取締役会の監督機能の実効性を高めるよう、尽力する所存です。
コロナによって社会では次の三点の変化、改革の速度が早まりました。一つ目は社員の働き方、二つ目は生活者のライフスタイル、そして三つ目は全ての面でのデジタル化です。この様な時代だからこそ、全てのステークホルダーから当社には更なる進化への期待が高まっているものと理解しています。
当社は先進的なコーポレートガバナンスを実践している会社と評価されています。私は、独立社外取締役として、今までの経験を活かし、株主様からの視点のみならず、患者様や生活者の皆様の視点からも、当社のヒューマンヘルスケアの企業理念に基づく経営戦略が着実に実行されるよう、監視・監督する責務を果たし、当社の企業価値の更なる向上に貢献する事を目指します。
―
0年 ※本総会終結時
0株 ※2023年3月31日現在
なし
候補者は略歴のとおり、コンサルティングファームを中心に、企業における経営陣としてのグローバルかつ豊富な経験を持ち、経営に関する高い見識と監督能力を有しています。指名委員会は、候補者がこれらを活かして客観的に経営の監督を遂行することを期待しています。
指名委員会は、取締役会が専門知識や経験等が異なる多様な取締役で構成されることを考慮するとともに、候補者の①取締役としての資格、能力、②経歴等から、候補者が客観的に経営の監督を遂行することが可能であり、当社の取締役に相応しいと判断し、新任の取締役候補者としました。
候補者は現在、株式会社ボードアドバイザーズのシニアパートナーに就任していますが、当該企業と当社との間に取引関係はありません。
また、候補者は、株式会社村田製作所および株式会社ニッスイの社外取締役に就任していますが、当該企業と当社との間に取引関係はありません。
指名委員会は、候補者が会社法の規定する社外取締役の要件および当社指名委員会が定める「社外取締役の独立性・中立性の要件」を満たしていること、また、当社の社外取締役として任務を遂行する上で支障または問題等となる事情のないことを確認しています。
持続的な企業価値の増大には、企業理念のもとに企業活動が健全に営まれていくことが必要であり、取締役会のミッションはこのプロセスを監督し支援することです。当社はhhc 理念を明確にかかげ、患者様、及びご家族の方の満足度を第一義に考え、社会価値の創造によって企業価値を高めるベストプラクティスを実現してきており、この度、当社の取締役に就任するに際し大きな責任感を感じております。
私はリーダーシップ開発とコーポレートガバナンスの領域で企業を支援する仕事を行っております。エンゲージメントの高い当社の組織を更に継続的に発展するために次世代リーダーの育成や開発の現状を深く理解していきたいと思っております。また強い執行部隊と取締役会の監督機能が車の両輪となって当社の成長を支えることができるよう、努力してまいります。