第2号議案
監査役4名選任の件

 現任監査役4名全員は本総会終結の時をもって任期満了となりますので、改めて監査役4名の選任をお願いするものであります。
 なお、本議案の提出に関しましては、監査役会の同意を得ております。
 監査役候補者は次のとおりであります。

  1. 中村 裕明なかむら ひろあき

    新任

    生年月日

    昭和30年2月4日生

    所有する当社株式の数

    32,000株

    略歴、地位及び重要な兼職の状況

    昭和54年4
    当社入社
    平成18年7
    Tokyo Rope Vietnam Co.,Ltd.社長
    平成24年6
    当社取締役執行役員鋼線事業部長兼経営企画部長兼購買物流部長、経理部・IT企画部管掌
    平成25年7
    当社取締役執行役員技術開発本部副本部長兼IT企画部長、経営企画部・経理部・資金部・購買物流部管掌
    平成26年6
    当社取締役社長執行役員
    平成30年6
    当社取締役副会長(現任)

    選定の理由

    ベトナム子会社社長や事業部長、経営企画等の間接部門の管掌役員等を歴任した後に、当社社長に就任した経歴から、実績と経験に基づいた多角的な視点で公正・的確に経営陣の業務執行を監督・監査できるものと期待し選定するものであります。

  2. 小田木 毅おだぎ たけし

    生年月日

    昭和17年9月14日生

    所有する当社株式の数

    5,700株

    略歴、地位及び重要な兼職の状況

    昭和45年4
    石井法律事務所入所 弁護士(現任)
    平成14年6
    雪印乳業株式会社社外監査役
    平成16年1
    有限責任中間法人食肉科学技術研究所(現一般社団法人食肉科学研究所)監事(現任)
    平成19年6
    財団法人東京水産振興会理事(現任)
    平成20年6
    月島機械株式会社第三者委員会委員長(現任)
    平成21年10
    雪印メグミルク株式会社社外監査役
    平成23年6
    当社社外監査役(現任)
    平成30年6
    月島機械株式会社社外取締役(現任)

    重要な兼職の状況

    弁護士
    月島機械株式会社社外取締役

    選定の理由

    弁護士としての業務経験と他の会社における社外取締役及び社外監査役としての豊富な経験を有し、専門的見地から経営陣の業務執行に対する監督・監査を行うことを期待し、社外監査役候補者として選定するものであります。なお、小田木毅氏は過去に社外取締役または社外監査役となること以外の方法で直接会社の経営に関与したことはありませんが、他の会社における社外監査役及び社外取締役としての豊富な経験を有していることから、当社の社外監査役としての職務を適切に遂行できるものと判断しております。

  3. 吉川 智三よしかわ ともぞう

    新任

    生年月日

    昭和30年4月16日生

    所有する当社株式の数

    0株

    略歴、地位及び重要な兼職の状況

    昭和54年4
    株式会社第一勧業銀行入行
    平成19年4
    株式会社みずほ銀行執行役員財務企画部長
    平成20年4
    同行常務執行役員
    平成23年6
    日本ハーデス株式会社執行役員副社長
    平成28年6
    株式会社クロノス代表取締役社長
    ケイ・エス・オー株式会社取締役
    平成29年7
    清和綜合建物株式会社顧問
    平成30年6
    株式会社ユウシュウ建物代表取締役社長(現任)
    清和綜合建物株式会社監査役(現任)

    重要な兼職の状況

    株式会社ユウシュウ建物代表取締役社長
    清和綜合建物株式会社監査役

    選定の理由

    長きにわたる金融機関への在籍を通じて金融実務に精通しており、金融の専門家として豊富な経験に基づく財務及び会計に関する相当程度の知見を有していること、また他の法人における業務執行経験も豊富であることから、経営全般にわたる監視と適切な助言を期待しうると判断したため社外監査役候補者として選定するものであります。

  4. 林 俊雄はやし としお

    生年月日

    昭和30年6月3日生

    所有する当社株式の数

    4,900株

    略歴、地位及び重要な兼職の状況

    昭和55年4
    当社入社
    平成18年4
    当社鋼索鋼線事業部鋼索販売部担当部長
    平成18年10
    東京製綱スチールコード株式会社総務部長
    平成22年5
    当社コーポレート統括本部人事部部長
    平成24年7
    当社人事部部長兼総務部部長
    平成26年7
    当社総務部部長
    平成27年6
    当社監査役(現任)

    選定の理由

    当社における総務・人事の分野において部長職等を歴任したのち、当社監査役に就任し、当社の経営の健全性及び透明性の向上に貢献しています。これまでの経験と実績から、公正かつ客観的な立場で取締役の業務執行状況を監査する資質と見識を備えており、今後も当社の経営の健全性及び透明性の向上への貢献を期待し選定するものであります。

(注1)各候補者と当社との間には、特別の利害関係はありません。
(注2)小田木毅氏、吉川智三氏は、社外監査役候補者であります。
なお、当社は小田木毅氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
また、吉川智三氏を独立役員として指定し、同取引所に届け出る予定です。
(注3)小田木毅氏の当社社外監査役就任期間は本総会の終結の時をもって8年となります。
(注4)社外監査役との責任限定契約について
 当社は社外監査役として有能な人材を迎えることができるよう、社外監査役との間で当社への賠償責任を一定範囲に限定する契約を締結できる旨を定款に定めております。社外監査役候補者小田木毅氏は、当社との間で当該責任限定契約を締結しており、当該契約に基づく責任の限度額は、法令が規定する額としております。本総会において小田木毅氏の再任が承認された場合は本契約を継続する予定であります。また、本総会において社外監査役候補者吉川智三氏の就任が承認された場合には、当該責任限定契約を締結する予定です。


【ご参考】取締役・監査役候補者指名の方針・手続

Ⅰ.取締役候補者及び監査役候補者の指名方針
 当社では、取締役会は当社グループ企業を含む業務執行の管理・監督機能を果たすべく、取締役会全体として当社グループ事業全般の専門的知見や、財務会計を含む専門的知見を保持できるよう全体のバランスに配慮し取締役候補者を指名することを基本方針とし、監査役候補者は、効果的な実査が可能となるよう財務・会計の知見を有し、かつ当社の業務執行全般に対する知識、経験を有する人材の選定をすることを指名の基本方針としております。
 この基本方針に加え、社外取締役及び社外監査役候補者の指名にあたり、当社は下記Ⅲ.に記載のとおり「東京製綱社外役員独立性基準」を定め、独立性の高い社外取締役及び社外監査役を指名することとしております。なお、本議案における社外取締役候補者2名と社外監査役候補者・補欠監査役候補者各1名は、この基準を満たしております。

Ⅱ.取締役・監査役候補者指名手続
 当社は、Ⅰ.の指名方針に従い、候補者を選出した後、取締役会での指名に先立ち、社外取締役2名、社内取締役2名で構成される人事・報酬委員会の諮問を経て、取締役会の決議により指名しております。

Ⅲ.東京製綱社外役員独立性基準(概要)
 当社は、社外取締役・社外監査役(以下、「社外役員」という)のうち、以下1.独立性に関する基準に示す条件の全てに合致しない場合、一般株主と利益相反が生ずるおそれがない独立社外役員として指名する。

1.独立性に関する基準

  1. 当社及び当社の関係会社(以下、「当社グループ」という)の業務執行取締役、執行役員、使用人等(以下、「業務執行者」という)、監査役(社外監査役を除く)である者、または過去に業務執行者であった者
  2. 当社の関係会社の業務執行を行わない取締役である者、またはかつて当該取締役であった者
  3. 当社グループを主要な取引先(注1)とする者、またはその業務執行者
  4. 当社グループから多額の寄付金(注2)を受領している者、またはその業務執行者
  5. 当社グループの業務執行者を業務執行取締役として受け入れる、または相互に取締役を派遣する等して当社取締役及び経営陣幹部と密接な関係にある者、またはその業務執行者
  6. 当社グループの主要取引先(注3)、またはその業務執行者
  7. 当社の現在の大株主(議決権所有割合10%以上を直接・間接保有する株主をいう)、当該大株主が法人の場合は当該大株主、またはその親会社もしくは重要な子会社の取締役、監査役、会計参与、執行役、執行役員、支配人その他の使用人である者
  8. 当社が資金調達している主要な金融機関等(注4)、またはその業務執行者
  9. 当社グループの会計監査人、法人の場合は当該監査法人の経営関与社員等、または当社グループの会計監査に従事する公認会計士
  10. 当社グループから多額の報酬(注5)を受けている弁護士、会計士、税理士その他のコンサルタント
  11. 当社グループから多額の報酬を得ている法律事務所、監査法人、税理士法人の経営に関与する者
  12. 過去3か年において上記(2)~(11)のいずれかに該当する者
  13. 上記(1)~(12)に該当する者の配偶者若しくは二親等以内の親族

2.適用除外
 前条各項のいずれかに該当する者であっても、当該相手方の人格・資質・見識等を鑑みて当社の独立社外役員として適任であると当社が判断する場合、当該相手方が独立社外役員としての要件を満たしていると判断する理由を公表することにより、当該相手方を独立社外役員として指名することがある。

(注1)主要な取引先…当社グループの当該取引先への年間支払額が当該取引先の連結売上高の2%以上に達する取引先をいう。
(注2)多額の寄付金…当社グループの当該相手方への年間支払額が1,000万円以上、または当該支払額が当該相手方の事業収入の2%以上のいずれか大きい額以上に該当する相手方をいう。
(注3)主要取引先…当社グループの当該取引先からの年間受領額が当社グループの連結売上高の2%以上に達する取引先をいう。
(注4)主要な金融機関等…当社グループの資金調達において必要不可欠であり、代替性が無い程度に依存している金融機関等をいう。
(注5)多額の報酬…多額の寄付金に準じ、年間1,000万円以上若しくは当該相手方が当社グループから得る報酬額が当該相手方の事業収入の2%以上に相当する相手方をいう。

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2019/06/26 12:00:00 +0900
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