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第8次中期経営計画は4年目に

 当社の第8次中期経営計画は,5年をひと区切りとし,「世界一の製品開発」「ボーダーレス」「リアルタイム」「工場の自動化」の4つの取り組みをテーマとして掲げています。
 2016年4月にスタートしたこの計画も,残すところあと1年となり,いよいよ最終段階を迎えます。


工場の自動化は最終段階に 

 当社グループでは,工場の自動化の取り組みの一環として,山洋電気ブランドの製品を組み込んだ独自の 自動化生産ライン「生産革新ライン」を構築しています。今期は富士山工場の冷却ファンとサーボアンプの組立工程をはじめ,いくつもの自動化ラインが完成しました。
 計画開始当初から着実に取り組んできたこの自動化も,いよいよ最終段階です。自動化ラインの生産工程に合わせた製品開発を同時に進めることで,更なる生産効率化を実現します。


製品開発能力の向上  

フィリピンのテクノロジーセンターが本格稼働
 グローバルな製品開発をおこなう新拠点として,フィリピン工場にテクノロジーセンターを新設しました。
 2019年4月に稼働したこのテクノロジーセンターは,当社グループ2か所目の設計・開発拠点です。フィリピン工場に隣接するこのテクノロジーセンターでは,フィリピン工場で生産されるクーリングシステム,パワーシステム,サーボシステム製品の設計・開発をおこないます。製品開発と生産ラインの構築を効率的に進めることで,高品質のものづくりを追求していきます。

テクノロジーセンターの新棟建設を発表
 事業の強化および設計・開発環境の向上を目的として,長野県上田市のテクノロジーセンターに新棟を開設します。この新棟開設により,実験室の面積は現在の約2倍となり,開発期間を20%短縮することができます。2021年5月の開業を予定しています。
 フィリピンのテクノロジーセンターとともに,グループ内のノウハウを集約した設計・開発拠点として,新たな製品と生産設備を生み出すとともに,世界中に高品質な製品を提供してまいります。


グローバル展開 

中国 天津に営業拠点を新設
 2019年4月,中国 天津にグループ会社「山洋電气(天津)貿易有限公司」と同社の北京支店を開業しました。中国華北・東北地方を中心に,当社製品の販売,現地代理店の支援をおこなっていきます。テクニカルセンターを併設したこの拠点では,地域のニーズに応じたカスタマイズ製品の提供・お客さまの技術支援もおこなっていきます。中国国内のグループ拠点とともに,中国でのビジネス展開を一層強化していきます。


経営体制の強化

 当社は,2020年2月開催の取締役会において,代表取締役の異動(社長交代)を決議しました。2020年6月19日をもって,現副社長の児玉展全が代表取締役社長に就任し,現社長の山本茂生は代表取締役会長に就任いたします。


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2020/06/19 11:30:00 +0900
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