第118回定時株主総会
招集ご通知

株主のみなさまへ

　株主のみなさまには，ますますご清栄のこととおよろこび申しあげます。
　第118回定時株主総会の招集ご通知のお届けにあたりまして，ひとことごあいさつを申しあげます。

　当社グループでは，2016年4月から5年間の中期経営計画に取り組んでおります。
　今期が最終年度となるこの計画では，
1　品質・性能・信頼性において，「世界一の製品」を絶え間なく開発し続けること。
2　世界中のお客さまに，均一で高品質な製品やサービスを提供するために，すべてのグループ会社がその経営方針を同一にして「ボーダーレス」の営業体制にすること。
3　すべての情報の流れを「リアルタイム」にし，世界中どこからでも，企業活動に関わる現在のあらゆる状況を把握できるようにすること。
4　生産効率を高め，品質を向上させ，あわせて在庫の削減や生産管理に役立つ「工場の自動化」を構築すること。
を目指しており，そのすべてが，いよいよ仕上がりの段階を迎えました。

　「工場の自動化」は，今期は富士山工場の冷却ファンとサーボアンプの組立工程をはじめ，いくつもの自動化ラインが完成しました。また，製品設計と生産ラインを同時に動かす新しい試みも始まっています。

　フィリピン工場では，テクノロジーセンターが本格稼働をはじめ，フィリピンでの新製品開発と生産技術の向上に大きく貢献しています。また，国内のテクノロジーセンターも，製品開発力を一層強化するために新棟を建設中です。2021年5月の開業を目指しています。

　営業活動においては，2019年4月には，中国天津のグループ会社，山洋電气（天津）貿易有限公司が開業いたしました。同社の北京支店とともに，中国華北・東北地方のお客さまに向けた販売とサービスを拡大しています。

　しかしながら，当社グループの主要な販売市場である工作機械・ロボット・半導体製造装置などの業界において需要が伸び悩んだことを要因に，当期の業績は芳しくないものとなりました。

　当期末の配当金につきましては，当株主総会でご承認いただけますと，1株あたり40円といたします。

　株主のみなさまには，今後とも変わらぬご支援を賜りますよう，お願い申しあげます。