トピックス

第8次中期経営計画の達成

 2016年4月にスタートした第8次中期経営計画は,この2021年3月に完了を迎えました。この計画では「世界のトップブランドをめざす」という目標をかかげ,それを達成するための4つのテーマと794件の施策に取り組みました。その一部をご紹介いたします。

リアルタイム 

「山洋電気ITソリューション株式会社」を設立

 当社グループ事業に関する各種システムの開発と運用をおこなう新会社として,2021年4月,山洋電気ITソリューション株式会社を設立いたしました。グループ全体のネットワーク・セキュリティの管理,保守業務を担うだけでなく,IT全般に関する企画・開発およびコンサルティング業務によって,当社グループの情報システムとデジタル化をリードしてまいります。
 同社が提供する高品質なデジタルサービスにより,グループ全体の業務効率の向上と情報のリアルタイム化を実現することで,より一層,高品質,高信頼の製品とサービスをお客さまにお届けしてまいります。


ボーダーレス 

ボーダーレスな設計体制と営業活動を構築

 2019年4月には,グローバルな製品開発をおこなう拠点として,フィリピンにテクノロジーセンターを新設しました。ここでは,フィリピン工場で生産される製品の設計開発をおこなっています。製品開発と生産ラインの構築を効率的に進めることで,高品質のものづくりを追求しています。
 また,代理店グローバルネットワークの拡大により,世界中の新市場を切り開く取り組みにも注力しました。2019年4月には,中国天津にグループ会社「山洋电气(天津)贸易有限公司」とその北京支店を開業,当社製品販売のほか,現地代理店の支援をおこなっています。各国のグループ会社を拠点として,世界中の代理店とともに当社製品とサービスをボーダーレスにお届けしています。

 

世界一の製品 

テクノロジーセンターの新棟を開設

 2021年5月,事業の強化および設計・開発環境の向上を目的として,長野県上田市のテクノロジーセンターに新棟を開設しました。この新棟開設により,実験室の⾯積は現在の約2倍となり,開発期間を20%短縮することができます。
 フィリピンのテクノロジーセンターとともに,グループ内のノウハウを集約した設計・開発拠点として,新たな製品と生産設備を生み出すとともに,世界中に高品質な製品を提供してまいります。



工場の自動化 

工場の自動化による生産効率化・品質向上の実現

 工場の自動化の取り組みの一環として,当社の自動化製品を組み込んだ独自の生産ライン「生産革新ライン」を構築しました。富士山工場の冷却ファンとサーボアンプの組立工程をはじめ,いくつもの自動化ラインが完成しました。また,自動化ラインの生産工程に適した製品開発を同時に進めることで,さらなる生産効率化を実現しました。

社会の中の山洋電気

当社グループは,社会課題の解決に真摯に向き合い,これまでにない製品の開発や,サービスを提供していくことで,新たな価値の創出に取り組みます。

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2021/06/16 11:30:00 +0900
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