セグメント別の現況

 セグメント別の業績は次のとおりです。
 なお、当社グループ再編に伴いセグメント管理区分の見直しを行った結果、従来「HC事業」に含まれていた鉄道機器を「AC事業」に含めて開示しております。このため、以下の前連結会計年度比較については、前連結会計年度の数値を変更後の報告セグメントの区分に組み替えた数値で比較しております。

セグメント別の業績

当セグメントは、四輪車用油圧緩衝器、二輪車用油圧緩衝器、四輪車用油圧機器とその他製品から構成されております。
ⅰ)四輪車用油圧緩衝器 四輪車用油圧緩衝器は、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動停滞や半導体不足からの回復、中東での市販製品の好調、円安による為替影響により、売上高は2,022億円と前連結会計年度に比べ19.5%の増収となりました。
ⅱ)二輪車用油圧緩衝器 二輪車用油圧緩衝器は、東南アジア、インドおよび中国での販売好調により、売上高は459億円と前連結会計年度に比べ31.6%の増収となりました。
ⅲ)四輪車用油圧機器 パワーステアリング製品を主とする四輪車用油圧機器は、電動パワーステアリングやCVT(無段変速機)用ベーンポンプの販売減少により、売上高は210億円と前連結会計年度に比べ11.9%の減収となりました。
ⅳ)その他製品 鉄道車両用オイルダンパを中心とするその他製品の売上高は94億円となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は2,785億円と前連結会計年度に比べ17.1%の増収となり、セグメント利益は187億円と前連結会計年度に比べ27億円の増益となりました。

当セグメントは、産業用油圧機器、システム製品、その他製品から構成されております。
ⅰ)産業用油圧機器 建設機械向けを主とする産業用油圧機器は、主要な市場である中国での需要は減少したものの、北米市場の堅調な需要を背景に、売上高は1,303億円と前連結会計年度に比べ1.3%の増収となりました。
ⅱ)システム製品 舞台機構、艦艇機器、免制振装置を主とするシステム製品の売上高は40億円と前連結会計年度に比べ13.1%の減収となりました。
ⅲ)その他製品 その他製品の売上高は35億円と前連結会計年度に比べ6.6%の増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は1,379億円と前連結会計年度に比べ0.9%の増収となりましたが、光熱費等のエネルギー価格の高騰によりセグメント利益は75億円と前連結会計年度に比べ43億円の減益となりました。

当セグメントは、航空機器用離着陸装置、同操舵装置等から構成されております。
航空機器事業は、売上高は44億円と前連結会計年度に比べ20.8%の増収となり、セグメント損失は14億円と前連結会計年度に比べ25億円の増益となりました。

当セグメントは、特装車両および電子機器等から構成されております。
ⅰ)特装車両 コンクリートミキサ車を主とする特装車両の売上高は92億円と前連結会計年度に比べ0.7%の増収となりました。
ⅱ)電子機器等 電子機器等の売上高は12億円と前連結会計年度に比べ4.4%の増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は104億円と前連結会計年度に比べ1.1%の増収となりましたが、セグメント利益は7億円と前連結会計年度に比べ2億円の減益となりました。

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2023/06/23 12:00:00 +0900
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