第107回 定時株主総会招集ご通知 証券コード : 8075
(ご参考)
1.取締役候補者の選定プロセス
取締役候補者(監査等委員である取締役は除く。)は、任期を1年とし、監査等委員である取締役候補者の任期は2年としております。また、補欠を含む監査等委員である各候補者は、監査等委員会の同意を経たうえで、取締役会で決定し、定時株主総会決議による選任の対象としております。なお、選任に関する取締役会の意思決定手続きの透明性・公正性を確保するため、構成員の過半数を社外役員とする「指名諮問委員会」の事前審議を経たうえで意思決定を行っております。
2.取締役会の機能向上のために特に発揮を期待する知識・経験・スキル(スキルマトリックス)
本株主総会の第1号議案が可決承認された場合の構成は、以下のとおりです。
3. 役員候補者の指名について
Ⅰ.取締役候補者指名にあたっての考え方
当社は、コーポレートガバナンスの強化の観点から、業務執行については執行役員が取締役会の委任に基づき迅速な意思決定のもと行っております。
取締役会は特に重要な意思決定を行うとともに、収益力の改善を図り、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を促すため、次の役割・責任を果たすべきであると考えています。
ⅰ)全体戦略等の大きな方向性を示すこと。
ⅱ)執行役員をはじめとする経営陣幹部が適切なリスクテイクできる環境を整備すること。
ⅲ)客観的な立場から執行役員、取締役を含む経営陣に対する実効性の高い監督を行うこと。
当社の取締役は、様々なステークホルダーに対する責務を負っていることを認識しつつ、株主から経営を付託された責任を果たすため、以下の資質および知識・経験を有する人物が望ましいと考え、その考えに沿って取締役候補者を選定してまいります。
① ステークホルダーに配慮し、社会的責任を全うすると同時に、当社の企業理念、経営方針を十分に理解し、その実践に努め、持続的な企業価値の向上を図ることができること。
② 自身のキャリアを踏まえて事業、職務への深い知見を有すると同時に、経営資源の配分をはじめ、重要な経営事項の決定に際し、委嘱業務のみならず会社全体のシナジーを発揮できるよう、柔軟かつバランスのとれた判断ができること。
③ 変化の激しい環境において、迅速かつ果断な判断ができること。
④ 取締役会の一員として、他の取締役の意思決定項目や業務執行状況を監督できること。
社外取締役については、公認会計士・税理士界、弁護士界、産業界等から広く人材を求め、社外の公正中立な意見を取締役会の意思決定に適正性の面から助言いただき、適切なリスクテイクを後押しし、当社の持続的な成長と、中長期的な企業価値の向上をサポートすることができる人材が望ましいことから、さらに以下の資質を満たすことを求めます。
⑤ 豊富な知見と多様な経験を活かし、客観的・公正・中立な判断ができること。
⑥ 当社の定める独立役員の基準を満たすこと。
Ⅱ.監査等委員である取締役候補者指名にあたっての考え方
当社の監査等委員である取締役には以下の資質を満たす人物が望ましいと考え、この考えに沿って候補者を選定してまいります。
① 監査等委員である取締役(常任)には、当社における業務経験・業界知識・専門知識をもとに、当社の業務事情に精通した視点より、当社の業務特性を理解したうえで、会社法に定める職責・機能に基づき適正な監査ができること。
② 適法性監査にとどまらず、企業価値向上並びに経営の効率性の確保に資するよう、経営の妥当性・効率性にまで視野を広げ、取締役会で積極的な発言ができること。
③ 監査に際し、関係者や関連部門に対し適時・適切な指示・要請を行い、監査の実効性を確保できること。
④ 監査等委員会の構成員に、財務・会計に関する相当程度の知見を有する人物を置くこと。
⑤ 監査等委員である社外取締役については、社外の公正中立な立場から、社会・業界全般の通念に基づく客観的視点を通じた監査ができること。
以 上