対処すべき課題

 当社は、2020年度から2022年度までの「新・第四次中期経営計画」(3ヵ年)において、以下の基本方針のもと、次の10年に向けた強固な事業基盤を確立させ、持続的な成長に向けて着実に進展を図ってまいります。

【基本方針】
1.「金融機能を持つ事業会社」として、パートナー企業との事業性ビジネスを含めたグローバルな安定事業基盤の確立
2.環境変化に対応した新しい金融・サービスを不断に創出し、良質かつ強固な事業ポートフォリオを構築
3.中長期的な企業価値向上を支える経営基盤の確立

【目標とする経営指標】


【経営戦略】
1.営業基盤強化
(1)国内リース事業分野
 「リースビジネスのバリューアップとデジタルトランスフォーメーションへの適応」
 ・リースビジネスのバリューアップと共創ビジネスの加速
 ・デジタルトランスフォーメーションに対応した新たな事業ドメインの創生
 ・循環型経済社会に貢献するビジネスの拡大・強化
 ・資産効率の更なる向上
 ・ビジネススタイルの変化に合わせた組織の最適化・業務効率化
(2)国内オート事業分野
 「変革の時代を好機ととらえ、『一歩先行く』オートサービスへの挑戦」
 ・圧倒的サービス品質による顧客価値・ブランド力の向上
 ・事業基盤拡大に向けたチャネル・セグメント戦略の推進
 ・新しい時代に向けた革新的取組みの実施
 ・事業の拡大を支えるグループ経営体制の強化
(3)スペシャルティ事業分野
 「『専門性』と『発想力』で事業のさらなる洗練を指向」
 ・パートナーとの協業によるバリューチェーンの最大化
 ・環境変化に呼応した新規ビジネスの開拓
 ・グローバル・スタンダードの組織基盤・インフラ構築
 ・買収先のPMIとガバナンスの確立
(4)国際事業分野
 「デジタルエコノミー拡大とモビリティ革命への対応」
 ・アライアンス戦略による優良企業との協働
 ・フィンテック・オート関連事業の拡大・深化

2.経営基盤強化
(1)連結経営の強化
 ・グローバルベースでの連結経営管理の高度化
 ・SDGs・ESG対応強化に資するサステナビリティ経営の実践
 ・各事業分野の自立経営に資する運営体制実現に向けた継続検討
 ・クリエーティブな発想での新ビジネス創出
(2)財務基盤の充実と強化
 ・資金調達の安定性
 ・流動性対策の強化
 ・外貨調達力の拡充
 ・ALM管理の高度化
(3)多様性を重視した人材開発と働き方改革への取組み
 ・多様性のある人材の確保(各事業分野・業務ラインに求められる有能人材)
 ・グローバル人材の育成
 ・事業分野特性と働き方改革に対応した人事諸施策の見直し
 ・従業員エンゲージメントの向上
(4)デジタル技術活用によるビジネス変革の推進
 ・デジタル技術を活用した企業価値向上と競争力の強化
 ・デジタル変革の実現を加速させる既存システムの抜本的見直し
 ・デジタル変革の推進に向けた体制整備
(5)リスクマネジメント態勢の高度化
 ・事業投資等リスクプロファイル多様化に対応するリスク管理の強化
 ・経営資源の効率的配分を目指したリスクコントロール・フレームワークの構築
 ・情報セキュリティ・多様な危機管理・品質管理等の社会的要請への対応
(6)ガバナンスの強化
 ・企業価値向上に資するマネジメント体制の強化
 ・グループガバナンスの強化
 ・取締役会の実効性向上への取組み強化

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2021/06/28 16:00:00 +0900
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