第45期定時株主総会 招集ご通知 証券コード : 2340

事業の経過及びその成果

 当連結会計年度におけるわが国経済は、経済活動の正常化が進み、個人消費やインバウンド需要の回復がみられるなど景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、ウクライナ情勢の長期化や円安等に起因するエネルギーコストや物価の高騰に加え、世界的な金融引き締めの影響等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
 このような状況の中、当社グループにおいては、連結売上高14,082百万円(前期比10.3%増)、営業利益748百万円(前期営業利益40百万円)、経常利益720百万円(前期比291.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益697百万円(前期親会社株主に帰属する当期純損失304百万円)となりました。

 セグメントの業績を示すと次のとおりです。

① 日本
 当セグメントにおきましては、売上高13,033百万円(前期比11.7%増)、セグメント利益(営業利益)1,261百万円(前期比115.9%増)となりました。
 当連結会計年度における日本の業績は、集客が回復してきたことに加え、「ホロライブ」「ハイキュー!!」「にじさんじ」「ポケットモンスター」等の人気コンテンツとのコラボが好調に推移したこと、入館料の値上げやシーズン料金の適用が売上高に大きく貢献しました。また、農業協同組合とのコラボイベントの実施や、品質向上による飲食部門の売上拡大を目的として生ビールの管理方法やオペレーションの見直し等を実施しました。一方、コスト面では電気代・ガス代の補助が継続されたことや全店で節電などコスト削減に努めました。以上の結果により大幅な増収増益となり日本セグメントにおいて過去最高益となりました。

② 中国
 当セグメントにおきましては、売上高1,049百万円(前期比4.8%減)、セグメント損失(営業損失)345百万円(前期セグメント損失393百万円)となりました。なお、中国グループは香港子会社株式の一部譲渡等により2023年12月末をもって連結範囲から除外いたしました。そのため、当連結会計年度は2023年4月から2023年12月までの業績が反映されております。
 当連結会計年度における中国の業績は、前期に実施されたゼロコロナ政策に伴う臨時休業がなかったものの、2023年12月末に連結範囲から除外したことで9ヵ月分の売上高となったため減収となりました。また、コスト面で施設維持管理費や人件費、エネルギーコスト等の負担が増加していることもあり、前期より改善したもののセグメント損失となりました。

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2024/06/26 12:00:00 +0900
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