第46期定時株主総会招集ご通知 証券コード : 2340
当連結会計年度におけるわが国経済は、経済活動の正常化が進み、個人消費やインバウンド需要の回復がみられるなど景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、ウクライナ情勢の長期化や円安等に起因するエネルギーコストや物価の高騰に加え、世界的な金融引き締めの影響等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループにおいては、連結売上高15,164百万円(前期比7.7%増)、営業利益1,140百万円(前期比52.4%増)、経常利益1,279百万円(前期比77.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益769百万円(前期比10.4%増)となりました。なお、当社グループの報告セグメントは「日本」、「中国」の2区分としておりましたが、香港子会社株式の一部譲渡等により2023年12月末をもって中国グループを連結の範囲から除外したため、当連結会計年度の期首から「日本」のみの単一セグメントといたしました。
当連結会計年度における業績は、アニメコンテンツやVtuber等とのコラボイベントに加えて鹿児島県南種子町等の地域と連携したイベントが非常に好調に推移したことや、入館料金の改定、お盆や年末年始等の繁忙期に設定しているシーズン料金拡大等により、中国が連結の範囲内だった前連結会計年度を上回る売上を獲得しました。利益面では、店舗の修繕や備品購入等による費用の計上があったものの、コラボイベント飲食メニュー等の高単価な商品が好調だったことに加えて、入館料改定、シーズン料金拡大等の施策を行い利益率が向上したこと等が影響し大幅な増益となり上場以来の最高益を達成しました。
また、2024年12月に「RAKU SPA BAY 横浜」(神奈川県横浜市)と「RAKU SPA Station 府中」(東京都府中市)を、2025年3月には「極楽湯 ロイヤル川口」(埼玉県川口市)を直営店としてオープンしました。2025年12月にはRAKU SPA 武蔵小金井(仮称)(東京都小金井市)をJR「武蔵小金井駅」駅前の高架下に直営店としてオープンすることを予定しており、引き続き売上拡大にむけて様々な施策に積極的に取り組んでまいります。