対処すべき課題

 当社グループでは、組織体制を4つの部門に集約して2年間が経過し、その体制構築が順調に進んでおります。連結業績のさらなる向上に向けて、収益力強化とコスト削減を引き続き推進すべく、各部門の組織体制の強化に取り組んでまいります。

 次期の遊技機流通部門におきましては、市場からの様々な需要に応えるべく順調に商品の準備を進めております。
 上半期におきましては、販売予定の機種のうち、既に適合済みが複数機種あり、その他も型式試験への持ち込みが完了しております。5月納品をめざし営業活動していたパチスロ機を市場状況に鑑み6月中旬以降へ納期を変更した以外は、当初予定通り販売できる見通しです。
 下半期におきましては、各月の撤去に伴う入替需要を見極めながら十分な機種数を揃え、最適なタイミングで販売する予定です。
 また、流通商社である当社の強みを活かしたターゲティングWeb広告、設置点検事業等、新台販売以外の領域にも引き続き注力するとともに、新型コロナウイルス感染症予防対策商品の需要にも広く応えてまいります。これに加えて新時代の情報プラットフォーム「ぱちんこパチスロ情報ステーション」の普及にも注力してまいります。

 株式会社円谷プロダクションにおきましては、現在推進している中期事業戦略のもと、映像、出版、アパレル、玩具等の領域で新たな市場を開拓しています。映像領域では、外出自粛による巣ごもり消費の高まりにより、国内外で配信している円谷プロ公式YouTubeチャンネルの登録者数が100万人を突破しました。これを受けて、サブスクリプションモデルによる新たなサービスの開発に着手しております。出版領域では、2020年内にマーベル・エンターテイメント社とのコラボレーションによるコミック作品『THE RISE OF ULTRAMAN』の出版を予定しており、北米でのビジネスの進展が期待されます。

 映像事業を手掛ける株式会社デジタル・フロンティアにおきましては、国内ゲーム会社や映像配信会社からの旺盛なCG映像制作ニーズが継続するものと予想され、それらのニーズに積極的に応えてまいります。また、世界有数の映像制作技術を背景としたパートナー企業との新規プロジェクト等、従来の受託ビジネスを超えた映像プラットフォームビジネスへの展開を図ってまいります。

(注)

招集ご通知に記載の商品名は各社の商標または登録商標です。

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2020/06/17 17:00:00 +0900
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