第159回 定時株主総会招集ご通知 証券コード : 4043
株式会社トクヤマ
平素より格別なご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
当社第159回定時株主総会を2023年6月23日に開催いたしますので、ここにご案内申しあげます。
当期(2022年4月1日~2023年3月31日)は、コロナ禍からの回復により経済活動の正常化が進みましたが、下期にかけ米中の住宅着工件数の鈍化や半導体市場の大幅な調整が見られるなど、厳しい事業環境の一年となりました。その中でも当社グループは、化学品、セメント、半導体関連製品において、価格修正を着実に進め、売上高は対前年比20%増の3,517億円となりました。利益面では、原燃料価格の高騰や物流費の上昇に加え、研究開発やDXへの積極的な投資を進めたことによる販売管理費の増加、石油化学製品の海外市況の軟化も重なり、営業利益は対前年比42%減の143億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、対前年比67%減の93億円となりました。
当社グループは、中期経営計画2025で成長事業と位置づけた電子・健康・環境分野への『事業ポートフォリオの転換』を加速させています。電子分野では、半導体用高純度IPAの台塑德山精密化學股份有限公司で製造販売を開始し、韓国のSTAC Co., Ltd.においては工場建設をスタートさせました。健康分野の歯科器材事業では、海外販売の好調を背景に鹿島工場に歯科充填用コンポジットレジン等の生産能力を倍増させる計画を決定し、新棟建設に着手いたしました。また研究開発体制の整備を進め、つくば第二研究所の設置を決めるとともに、先進技術事業化センターでは、モビリティ電動化の普及に合わせて、放熱材料、高放熱窒化アルミニウムフィラーの量産検討などのニュービジネスの立ち上げに注力しています。
『地球温暖化防止への貢献』については、周南コンビナート各社と連携して「周南コンビナートアンモニア供給拠点整備基本検討事業」を共同提案し、経済産業省・資源エネルギー庁の補助事業者に採択されました。日本におけるカーボンニュートラルのファーストムーバーになるべく計画を進めています。『CSR経営の推進』についても、トクヤマグループ人権方針を制定するなどの取り組みを進め、また従業員の健康維持・促進に優れた取り組みをする企業として「健康経営銘柄2023」に初選定されました。
2023年度は、半導体市場の調整はあるものの各種製品の価格修正が寄与することから、売上高は3,800億円、営業利益は300億円を予想します。配当につきましては、株主の皆さまへの安定配当を維持する方針から、当期末は35円、年間では70円を実施し、2023年度も中間、期末とも35円を予定しています。なお、2023年度より減価償却方法を定率法から定額法へ変更するため、中期経営計画2025の最終年度の営業利益を400億円から450億円に、ROEの目標値を10%以上から11%以上に変更いたします。
今後も環境と調和した企業を目指し、価値創造型企業への転換にまい進いたします。株主の皆さまにおかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。
2023年5月
株式会社トクヤマ
代表取締役 社長執行役員
日時
2023年6月23日(金曜日)
午前10時(受付開始 午前9時)
場所
株主総会へのご出席をお控えいただく場合
議決権行使ウェブサイトにアクセスのうえ、画面の案内に従って、各議案の賛否をご入力ください。
2023年6月22日(木曜日)
午後6時まで
議決権行使書用紙に各議案に対する賛否をご記入いただき、ご返送ください。
2023年6月22日(木曜日)
午後6時到着分まで
株主総会にご出席いただく場合
議決権行使書用紙を会場受付へご提出ください。
▪ご出席の際は、招集ご通知をご持参くださいますようお願い申しあげます。
※代理出席に関して
代理人により議決権を行使される場合は、当社の議決権を有する他の株主様1名を代理人として、その議決権を行使することができます。ただし、委任した株主様の署名又は記名捺印のある委任状のご提出が必要となりますのでご了承ください。
2023年6月23日(金曜日)
午前10時(受付開始 午前9時)