取締役(監査等委員である取締役を除く。以下本議案において同じ)7名は、本定時株主総会終結の時をもって、その任期が満了となりますので、下記のとおり、取締役7名の選任をお願いするものです。
取締役候補者は、次のとおりです。
1951年2月1日生(満69歳)
27,000株
2008年6月〜
12年[※本総会終結時]
100%(13回/13回)
経営戦略、医薬事業、経理・財務、IR・広報部門を担当した後、代表取締役社長として経営計画「Denka100」を推進いたしました。経営者としての豊富な経験と実績に加え、当社グループに対する深い知識と理解に基づき、現在では、取締役会長として、取締役会議長を務めております。取締役・執行役員の業務執行の監督に適任であると判断し、取締役として選任をお願いするものです。
化学メーカーである当社は、新たな価値を創ることで社会発展に貢献することを企業理念としています。取締役会の議長として常に全てのステークホルダーの目線に立ち、健全で公正な経営を通じて社会貢献がなされるよう努めてまいります。
1956年3月31日生(満64歳)
8,700株
2013年6月〜
7年[※本総会終結時]
92%(12回/13回)
海外子会社での勤務経験や電子材料事業部門を長年にわたり担当するなど、国際的な視野と十分な実務経験を有しております。経営戦略、経理・財務、IR・広報部門の担当役員として、デンカグループ全体を含めた新規事業戦略や経理・財務戦略を統括した後、現在は、代表取締役社長を務めており、会社経営についての豊富な経験と実績を有することから、重要な業務執行の決定および取締役・執行役員の業務執行の監督に適任であると判断し、取締役として選任をお願いするものです。
経営計画「Denka Value-Up」を推進し、事業構造のスペシャリティー化と生産性の向上により、激変する市場環境下でも持続的に成長し、かつSDGsを羅針盤として社会的責任を果たす健全な企業を目指します。
1955年10月2日生(満64歳)
5,000株
2017年6月〜
3年[※本総会終結時]
92%(12回/13回)
高分子分野や電子材料分野の研究開発業務を長年にわたり担当するなど、十分な実務経験を有しており、現在では、科学技術総括および研究開発統括役員として、研究開発部門全体を所管し、次世代製品の開発や新事業開発などの経営戦略を担っております。研究開発業務に関する豊富な知識と経験を有することから、重要な業務執行の決定および取締役・執行役員の業務執行の監督に適任であると判断し、取締役として選任をお願いするものです。
当社グループの総合力を生かし、継続的なイノベーションを図るとともに、中長期的視点にも立った経営戦略をおこない、持続的な成長と企業価値向上に尽力してまいります。
1955年12月11日生(満64歳)
4,000株
2019年6月〜
1年[※本総会終結時]
100%(13回/13回)
研究開発部門および工場製造部門での勤務経験や、海外子会社の経営、経営戦略、IR・広報部門等の管理部門を担当するなど、十分な実務経験を有しております。現在は、技術統括として、技術部門全体を所管するとともに、グループ情報システム全体を戦略的に構築・運用するための組織であるデジタル推進部を担当していることから、重要な業務執行の決定および取締役・執行役員の業務執行の監督に適任であると判断し、取締役として選任をお願いするものです。
グローバルな視点に立って、ESG経営を進めることで、継続的な企業価値の向上に努めてまいります。
1959年1月25日生(満61歳)
6,900株
2019年6月〜
1年[※本総会終結時]
100%(13回/13回)
海外子会社での勤務経験や、スチレン系・エラストマー系事業部門を長年にわたり担当するなど、十分な実務経験を有しております。現在は、経営戦略やIR・広報部門の担当役員として、海外も含めたデンカグループ全体の事業戦略を統括し、経営計画「Denka Value-Up」を推進していることから、重要な業務執行の決定および取締役・執行役員の業務執行の監督に適任であると判断し、取締役として選任をお願いするものです。
激変する事業環境のもと、来るべき未来においてもステークホルダーのみなさまのご期待に応えるべく、「持続的成長」「健全な成長」を実現するため、今何をすべきかを考えてまいります。
1951年12月2日生(満68歳)
―株
2015年6月〜
5年[※本総会終結時]
100%(13回/13回)
山本明夫氏は、三井物産株式会社執行役員・三井物産プラスチック株式会社代表取締役社長を務めるなど、長年企業経営に携わり経営者として国内と海外において豊富な経験と幅広い見識を有しており、グローバル企業での事業責任者を務めるなど、国際経験も豊富であることから、この知見を活かし、当社の海外事業拡大戦略をはじめ、経営全般に対して提言をいただくため、社外取締役として選任をお願いするものです。また、同氏は、当社と取引関係のある会社出身ですが、当該会社の現在または最近においての業務執行者でないこと、当社の同社に対する売上高は当社売上高全体の6.1%であるものの、実質的な同社との取引は、当社が同社の有する商社機能としてのサービスを口銭支払という形で受けているものであり、その金額は僅少(同社の売上高の2%未満)であること、および当社の「社外取締役の独立性基準」を満たしていることから、当該会社から当社の取締役会等における意思決定に対して特段の影響を及ぼすことはなく、その他一般株主と利益相反の生じるおそれはないと判断しております。
企業をとり巻く事業環境が大きく変化する中、すべての企業がみずからの存在意義と使命をあらためて問い直す時代を迎えています。当社の未来のあり姿とさまざまな課題に真摯に向き合いながら、当社の健全な発展と企業価値の向上に貢献すべく想いを新たにしています。
1952年11月23日生(満67歳)
―株
2016年6月〜
4年[※本総会終結時]
100%(13回/13回)
藤原立嗣氏は、金融機関等において長年企業経営に携わるなど、経営者としての豊富な経験と幅広い見識を持つことに加え、企業金融に関する高度な知識を有していることから、この知見を活かし、当社の経営全般に対して提言をいただくため、社外取締役として選任をお願いするものです。また、同氏は、当社と取引関係のある金融機関出身ですが、当該金融機関の現在または最近においての業務執行者でないこと、当該金融機関を退職してから相当の年数が経過(本定時株主総会開催日現在で退職後13年経過)していること、当社の総資産に対する借入金の比率は約3割と低く、当該金融機関からの借入は借入金全体の1割以下と依存度は低いこと、および当社の「社外取締役の独立性基準」を満たしていることから、当該金融機関が当社の取締役会等における意思決定に対して特段の影響を及ぼすことはなく、その他一般株主と利益相反の生じるおそれはないと判断しております。
忖度のない公正な姿勢で事に当たり、自浄能力を発揮できる多様性を持った組織づくりに寄与したいと考えています。