2020年4月1日より、デンカとデンカ生研は統合し、新たな一歩を踏み出しました。
ワクチン・検査試薬から、がん治療や遺伝子診断まで。
「予防・診断・治療」の各領域で、新たな価値を生み出している、デンカのヘルスケア事業についてご紹介いたします。
がん遺伝子解析へのチャレンジ
400以上のがん遺伝子に着目して、固形がん細胞中の遺伝子変異を解析するがん遺伝子パネル検査システムを開発中で、患者様一人ひとりに最適化された医療サービスが提供できる環境を創出しています。
悪性脳腫瘍の治療へのチャレンジ
「遺伝子改変単純ヘルペスウイルスⅠ型」を用いた新しいがん治療法の実用化に向けた生産技術を開発しています。がん細胞では増殖するが正常細胞では増殖しないよう工夫されたウイルスで、がん細胞を死滅させる働きが期待されます。
膝関節の痛みをやわらげる
当社が独自開発した発酵法による高分子ヒアルロン酸ナトリウムを原薬として関節機能改善剤を製造しています。
乾燥にさらされる肌を、しっとりやわらかに
デンカは、当社独自の発酵技術による「D.P.H.A.(Denka高純度ヒアルロン酸)」を配合した基礎化粧品「uruoi」を販売。無香料・無着色の特長を生かし、みずみずしい素肌へ導きます。
予防の分野から、人々の生活を支える
デンカ(旧・デンカ生研)は70年以上にわたり、安全性と有効性を追求したインフルエンザワクチンを提供しています。
敗血症へのチャレンジ
独自の多項目同時検出技術「π code™テクノロジー」を用いて血液中の細菌遺伝子を検出する技術を開発中です。
迅速な診断で、感染症診療の効率化を
インフルエンザ迅速診断キットを使用したときの判定時間は5分。医療現場でのインフルエンザの診療に役立っています。
デンカグループは、経営計画「Denka Value-Up」においてヘルスケア事業を重点分野の一つと位置付けており、現在世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症への対策を社会的責務と捉え、以下2つの取組みを進めてまいります。
※アビガン®は富士フイルム富山化学株式会社の登録商標です。
当社は、新型コロナウイルス感染症への対策を社会的責務と捉え、簡易検査キットおよびマロン酸ジエチルの確実な供給を目指してまいります。
最新の情報は当社ウェブサイトをご確認ください。