第80回定時株主総会招集ご通知 証券コード : 6368

第80期業績概況

事業概況
 当社グループの主力市場である電子産業分野においては、生成AI(人工知能)関連の半導体需要増加を受け、全体として好調な状況が継続した一方、AI用途以外の半導体の需要減少など一部では停滞感も見られました。また、一般産業分野においては国内の電子周辺分野の設備投資が拡大しているほか、全体としてもメンテナンス需要が高い水準で推移し、電力・上下水など社会インフラ分野においても堅調な状況が継続いたしました。
 このような状況の下、当社グループは国内外で大型プロジェクトの受注・納入活動を進めるとともに、DX関連の投資や、グローバルでの人材育成・活用施策の推進など生産・納入キャパシティの増強に取り組んでまいりました。また、研究開発活動の拡充、人的資本の強化、サステナビリティやガバナンスの高度化、効率的かつ合理的なデジタル経営の推進に向けた基幹システムの刷新への取組みなど、各種施策を進めてまいりました。
 この結果、受注高1,512億72百万円、売上高1,632億69百万円、営業利益311億20百万円、経常利益316億39百万円、親会社株主に帰属する当期純利益241億50百万円となり、ROE(自己資本当期純利益率)は21.7%となりました。受注高は前年度の実績を上回り、売上高及び各利益は前年度に続いて過去最高となる水準を達成いたしました。また、翌年度以降の売上のベースとなる繰越受注残高は1,057億78百万円となり、引き続き高い水準の受注残高を確保しております。

業績推移

セグメント別状況

水処理エンジニアリング事業

受注高
社会・インフラ分野は若干減少したものの、電子産業分野及び一般産業分野における大型案件の受注やソリューション案件の好調な推移により、全体として受注高が増加いたしました。
売上高
電子産業分野、一般産業分野において、プラント案件が概ね順調に進捗し、メンテナンスなどのソリューションサービスも好調に推移したことなどから増収となりました。
営業利益
大型プラント案件の増加や比較的収益性の高いソリューション事業の拡大に加え、収益性改善に向けた各種取組みや設備保有型サービスの伸長などにより大幅増益となりました。

機能商品事業

受注高・売上高
加工食品等向けの食品添加剤は減収となったものの、電子産業向けの各種水処理薬品や電子材料の分離・精製に用いられるイオン交換樹脂などの機能材の販売が好調に推移した結果、全体として受注高・売上高が増加となりました。
営業利益
全般的な売上高の増加に加え、比較的利益率の高い水処理薬品、機能材などの売上拡大や、原材料価格の上昇に伴う価格改定などの利益改善策を進めたことなどから増益となりました。

2025/06/27 11:00:00 +0900
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