トピックス

第9次中期経営計画

　当社グループは、2021年4月より、「第9次中期経営計画」をスタートしました。この計画では、「世界中のいかなるお客さまへも、トップブランドにふさわしい高品質な製品とサービスを提供する」ことを行動指針のひとつに据え、その実現を目指しグループ全体でさまざまな施策に取り組んでいます。

台湾にテクノロジーセンターを開設

　グループ会社である台灣山洋電氣股份有限公司内に、クーリングシステム製品の設計・開発を担う新たなテクノロジーセンター「台灣山洋電氣股份有限公司 テクノロジーセンター」を開設いたしました。長野県上田市とフィリピンにあるテクノロジーセンターに続く、当社グループ3拠点目のテクノロジーセンターです。
データセンターやICT産業を中心に、世界中のお客さまに向けて高品質な製品をスピーディーに提供してまいります。

ドイツ・ミュンヘンに営業拠点を開設

　当社グループのSANYO DENKI GERMANY GmbHは、ドイツにおける自動車産業、電気・電子機器産業、重機械産業の中核都市であるバイエルン州ミュンヘンに新たな支店を設立いたしました。
　ミュンヘン支店では、ドイツ南部とオーストリアを中心に、幅広い市場に向けた新規開拓と現地代理店のサポートをおこなってまいります。

小型シリンダリニアサーボモータが
「細胞培養向けピペット作業遠隔操作システム」に採用

　2021年5月、5Gとロボットアームを活用したピペット作業の遠隔操作を目的とした実証実験がおこなわれ、本実証実験に使用された大成建設株式会社の「細胞培養向けピペット作業遠隔操作システム」に、動力モータとして、当社の小型で大推力の「SANMOTION」小型シリンダリニアサーボモータが採用されました。

国内外7件の展示会に当社ブースを出展

　新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、各国の展示会が相次いで中止となりましたが、2021年から徐々に展示会が再開されました。それにともない、当社も各展示会にブースを出展し、2021年度は、日本国内３件、国外４件の展示会に出展いたしました。

健康経営の推進

「山洋電気グループ 健康経営宣言」策定

　2021年8月、「山洋電気グループ 健康経営宣⾔」を策定いたしました。社員が生き生きと働き、それぞれの能力を最大限に発揮することこそが、当社グループの中長期的な成長と社会貢献に繋がるという考えのもと、グループ全体で健康経営に取り組んでまいります。

　山洋電気グループ　健康経営宣言
私たち山洋電気グループは、グループ一体となり、社員が心身の健康を維持・増進できる職場づくりと健康促進活動に取り組みます。
また、創業以来、長年培ってきた技術と製品によって、山洋電気グループに関わるみなさまの健康づくりに役立てるよう、社会に貢献してまいります。

「健康経営優良法人2022」に認定

　2022年3月、健康経営に取り組む優良な企業として、当社およびグループ会社である山洋電気テクノサービス株式会社は、経済産業省と日本健康会議が主催する健康経営優良法人認定制度※において、「健康経営優良法人2022（大規模法人部⾨）」に認定されました。
　今後も、当社グループでは、社員が心身の健康を維持し増進できるよう、積極的に健康経営に取り組んでまいります。

※　健康経営優良法人認定制度
地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度。

サプライチェーンマネジメントの強化

「パートナーシップ構築宣言」公表

　2021年10月、経団連会長、日商会頭、連合会長および関係大臣をメンバーとする「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」において策定された「パートナーシップ構築宣⾔」に賛同し、当社の「パートナーシップ構築宣⾔」を公表いたしました。

資材調達基本方針

　当社グループでは、取引先のみなさまとの長期的な信頼関係の構築や、当社に関わる事業者のみなさまとの連携・共存共栄を進めるため、以下の資材調達基本方針のもと、活動を推進しています。

資材調達基本方針
1. 国内外の法令および社会規範の遵守

1. 法令を遵守します。
2. 人権を尊重し、あらゆる差別をなくし、児童労働および強制労働を禁止します。
3. 過剰労働時間の削減、労働者の安全と健康の管理、労働団結権の支持を含む労働関連法上のコンプライアンスを徹底し、適切な労働環境を整備します。

2. 環境への配慮

1. 環境負荷の少ない部品材料の調達を推進します。
2. 有害化学物質の管理を徹底します。
3. 気候変動への影響を配慮したエネルギー使用量の削減および温室効果ガス排出量の削減に取り組みます。
4. 環境汚染を低減するために、廃棄物量の削減、資源のリサイクルなどに取り組みます。

3. 公平・公正な取引の推進

1. 広く⾨戸を開放して、公平・公正にサプライヤを選定します。
2. 法令および契約に基づき、対等な立場での誠実な取引を実行します。
3. 必要な情報提供に努め、入手した情報の管理および保護を徹底します。
4. 企業倫理に背く行為を排除します。

山洋電気グループは、上記の方針を、取引先さまとの合同方針として、取り組みを推進しています。