第8期定時株主総会招集ご通知 証券コード : 7180
株式会社九州フィナンシャルグループ<株主提案(第5号議案)>
第5号議案は、株主様1名(議決権数300個)からのご提案によるものであります。
なお、株主提案の内容は、形式的な修正及び写真の掲載を省略したことを除き、提案株主様から提出された株主提案書の内容及び理由を原文のまま掲載しております。
当社取締役会としては、後述のとおり本株主提案に反対いたします。
30,000株
候補者はベンチャーキャピタリストとして多くのベンチャー投資、個人投資家として20年の経験を有し、複数の株主提案を行うなど投資家として豊富な知見を有しています。また、県議会議員として12年以上の行政監視、社外取締役の経験からガバナンスに対する多様な見識を有しています。
社外取締役は形式要件だけ備えても意味はありません。会社提案ではなく、株主提案による社外取締役がコーポレートガバナンス強化には必要です。また、投資家視点を持った取締役が時価総額向上には必要です。株価の長期下落を許容し、低い配当性向を維持する現取締役会に不足しているのは株主の代弁者です。株主提案で投資家を社外取締役にするボード3.0の実現で時価総額向上と現取締役陣には株主から選任されている自覚と行動、そしてTSR向上を期待し、提案します。
<第5号議案に対する取締役会の意見>
当社取締役会としては、以下の理由により、「本議案に反対」いたします。
当社は、会社提案の取締役(監査等委員である取締役を除く。)選任議案(第1号議案)において候補者10名(うち2名が社外取締役候補者)の選任を上程しております。また、監査等委員会設置会社として監査等委員である取締役選任議案(第2号議案)において候補者5名(うち3名が社外取締役候補者)の選任を上程しております。
社外取締役候補者5名は、株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員の基準及び当社における社外役員の独立性判断基準を満たしており、客観性、公平性が担保されていることから、一層のコーポレートガバナンスの機能強化を図る体制を構築できるものと考えております。
また、各取締役候補者は、当社グループの経営における重要な各分野における専門性の高い知見と幅広い業務分野や多様な専門分野での経験を有しており、当社グループの中長期的な企業価値の向上を図るため、その能力を存分に発揮いただける人材であると考えております。
これらのことから、当社といたしましては、会社提案の取締役選任議案に基づく取締役会の体制が、当社グループの中長期的な企業価値の向上、客観性、公平性が担保されたコーポレートガバナンス体制の実現及び監督機能や実務能力の発揮のために最適の体制であると考えており、前田朋己氏を取締役に選任する理由はないと判断しております。
なお、委員の過半数を独立社外取締役により構成している当社の指名・報酬諮問委員会においても、本株主提案に対して反対の意見が表明されています。
よって、当社取締役会は、本議案に反対いたします。
以 上