第1号議案
剰余金の処分の件

　剰余金の処分につきましては、当社グループとして将来の事業環境の変化に備えるための財務健全性の維持や成長投資に必要な内部留保の確保、株主さまに対する資本コストを意識した適切な利益還元、それぞれのバランスを考慮して、以下のとおりといたしたいと存じます。

期末配当に関する事項

（ご参考）１株当たり株主配当金・自己株式取得総額の実績

（ご参考）2024-26年度中期経営計画における株主還元方針

　ポイント　

✓ 配当性向を40%以上に引き上げ、2023年度の期末配当より早期適用
✓ 2024年度から、中間配当を原則実施
✓ 自己株式取得等による機動的・柔軟な追加還元を検討

（ご参考）株主還元の実績

※1　24/３期（予）は2024年３月開催の取締役会にて決定した株式取得価額の総額1,000億円（上限）を記載
※2　20/３期は第一生命における金融派生商品損益の一時的な上振れ要因等を控除した実質的なグループ修正利益水準を基に算出
※3　23/３期は前中期経営計画の株主還元方針に基づき、グループ修正利益の過去３年平均をベースに計算
注１　総還元性向及び配当性向は、グループ修正利益に対する比率です。
注２　グループ修正利益とは、株主還元の原資となる当社独自の指標であり、グループ各社の修正利益を合計したものです。

（ご参考）自己株式の消却の実施

以下のとおり、自己株式の消却を実施しております。

■ 2021年５月31日付：当社普通株式 82,000,000株
■ 2022年３月31日付：当社普通株式 85,591,000株
■ 2023年３月31日付：当社普通株式 41,581,500株
■ 2024年３月29日付：当社普通株式 37,298,500株

なお、2024年度に自己株式取得によって取得を予定する自己株式（総額：上限1,000億円）についても、既に当社が保有する自己株式の一部とともに、原則として消却を予定しております。