第1号議案
第85期（2020年４月１日から2021年３月31日まで）計算書類承認の件

　本議案の内容につきましては、添付書類（51頁から54頁まで）および当社ウェブサイトに掲載されております個別注記表に記載のとおりであります。
　当社は、第84期の計算書類において、当社連結子会社「青島福生食品有限公司（中国）（以下「青島福生食品」という。）」のエビの加工販売の取引について、実在性を確認できなかった取引および関係する取引について、保守的に売上高の取消し等を実施いたしました。本件取引は2020年4月まで継続されていたことを確認しており、当事業年度においても同様に売上高の取消し等を実施することといたしました。
　また、青島福生食品と当社との間で、同社の在庫の仕入・製造時期についての認識に相違があることが判明し、過年度から当事業年度においてそれらの評価が適切に行われていなかったと判断したため、過年度から当事業年度における青島福生食品のたな卸資産の過大評価額について、たな卸資産評価額を売上原価として計上することといたしました。
　当社は、第85期の計算書類について、有限責任あずさ監査法人から、青島福生食品における当該売上高の取消し等および売上原価の計上後の純資産額の妥当性を検証することができなかったとして、添付書類「独立監査人の監査報告書」（57頁から58頁まで）に記載のとおり、除外事項を付した限定付適正意見を受領しております。このため、会社法第438条第2項の規定に基づき、第85期計算書類のご承認をお願いするものであります。