第163期 定時株主総会招集ご通知 証券コード : 4912

部門別の状況

(注)

売上高構成比は、各部門の売上高から部門間の内部売上高・振替高を控除した外部顧客への売上高にもとづき算出しております。


 当事業は、「オーラルケア分野」、「ビューティケア分野」、「ファブリックケア分野」、「リビングケア分野」、「薬品分野」、「その他の分野」で構成されています。全体の売上高は、前期比0.7%の増加となりました。事業利益は、原材料価格の上昇などにより、前期比58.1%の減少となりました。



 ハミガキは、「クリニカPROプロ ハミガキ」や「NONIOノニオプラスホワイトニング ハミガキ」が好調に推移しましたが、一部ブランドにおいて販売促進の内容を見直したことなどから、全体の売上は前期を下回りました。
 ハブラシは、新製品「LIONライオン電動アシストブラシ」を発売するとともに、ブラシ部にラバー素材を採用した新製品「クリニカPROプロハブラシ ラバーヘッド」がお客様のご好評をいただき、全体の売上は前期を上回りました。
 デンタルリンスは、「NONIOノニオマウスウォッシュ」が前期を下回り、全体の売上も前期を下回りました。
 以上により、分野全体の売上は、前期比0.8%の増加となりました。


 取扱品目  ハミガキ、ハブラシ、デンタルリンス等


 ハンドソープは、「キレイキレイ薬用ハンドコンディショニングソープ」が堅調に推移しましたが、市場縮小の影響を受け、全体の売上は前期を下回りました。
 ボディソープは、「hadakaraハダカラボディソープ 泡で出てくるタイプ」が順調に推移したものの、液体タイプが前期を下回り、全体の売上も前期を下回りました。
 以上により、分野全体の売上は、前期比8.1%の減少となりました。


 取扱品目  ハンドソープ、ボディソープ、制汗剤等


 柔軟剤は、「ソフラン プレミアム消臭」が前期を下回りましたが、新製品「ソフラン エアリス」が加わり、全体の売上は前期を上回りました。
 洗濯用洗剤は、高い洗浄・消臭力と衣類本来の色を保つ機能を両立させた液体高濃度洗剤の新製品「NANOXナノックス oneワン」を発売し、全体の売上は前期を上回りました。
 当期は、当分野においてこれら新製品の導入による大幅な事業拡大を目指しましたが、目標には届かない水準で推移したことから、分野全体の売上は、前期比1.4%の増加に留まりました。


 取扱品目  柔軟剤、洗濯用洗剤等


 住居用洗剤は、トイレ用洗剤が前期を下回るとともに、浴室用洗剤「ルックプラス バスタブクレンジング」が伸びなやみ、全体の売上は前期を下回りました。
 台所用洗剤は、「CHARMYチャーミー Magicaマジカ」が堅調に推移しましたが、食器洗い機専用洗剤「CHARMYチャーミー クリスタ」が前期を下回り、全体の売上も前期を下回りました。
 以上により、分野全体の売上は、前期比6.1%の減少となりました。


 取扱品目  住居用洗剤、台所用洗剤等


 解熱鎮痛薬は、「バファリン プレミアムDXディーエックス」が好調に推移しましたが、「バファリン プレミアム」、「バファリンA」が前期を下回り、全体の売上も前期を下回りました。
 点眼剤は、「スマイル40ゴールド」シリーズが堅調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。
 ニキビ薬は、「ペアアクネクリームW」が好調に推移し、全体の売上は前期を大幅に上回りました。
 足用冷却シートは、インバウンド需要の回復により「休足時間 足すっきりシート」が好調に推移し、全体の売上は前期を大幅に上回りました。
 以上により、分野全体の売上は、前期比4.8%の増加となりました。


 取扱品目  解熱鎮痛薬、点眼剤、ニキビ薬等


 ペット用品は、猫用トイレの砂「ニオイをとる砂」が堅調に推移するとともに、オーラルケア用品が好調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。
 ギフト・ノベルティは、ギフトが減収となり、全体の売上は前期を下回りました。
 以上により、分野全体の売上は、前期比4.9%の増加となりました。


 取扱品目  ペット用品、ギフト・ノベルティ、歯科ルート品等


 当事業は、タイヤ用ゴムの防着剤等を取り扱う「モビリティ分野」、二次電池用導電性カーボン等の「エレクトロニクス分野」、施設・厨房向け洗浄剤等の「業務用洗浄剤分野」等で構成されています。全体の売上高は、前期比1.5%の減少となりました。事業利益は、前期比3.8%の減少となりました。

 モビリティ分野では、タイヤ用ゴムの防着剤が順調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。
 エレクトロニクス分野では、二次電池用導電性カーボンが堅調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。
 業務用洗浄剤分野では、ハンドソープが前期を下回りましたが、衣料用洗剤が好調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。なお、製造子会社のグループ内部売上高が減少したため、当事業全体の売上高は前期を下回りました。


 海外は、タイ、マレーシア等の東南・南アジア、中国、韓国等の北東アジアにおいて事業を展開しております。全体の売上高は、前期比14.5%の増加(為替変動の影響を除いた実質前期比は8.0%の増加)となりました。事業利益は、前期比67.8%の増加となりました。

 東南・南アジア全体の売上高は、前期比11.4%の増加(為替変動の影響を除いた実質前期比は3.8%の増加)、事業利益は115.4%の増加となりました。
 タイでは、洗濯用洗剤が前期を上回るとともに、ボディソープ「植物物語」が好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前期を大幅に上回りました。
 また、マレーシアでは洗濯用洗剤「トップ」が順調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前期を上回りました。

(注)

前期にバングラデシュ人民共和国に合弁会社を設立したことから、従来の「東南アジア」の表記を「東南・南アジア」に変更しております。


 北東アジア全体の売上高は、前期比19.7%の増加(為替変動の影響を除いた実質前期比は15.2%の増加)、事業利益は26.6%の増加となりました。
 中国では、ハミガキ「ホワイト&ホワイト」、ハブラシ「システマ」がともに好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前期を大幅に上回りました。
 また、韓国では洗濯用洗剤が好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前期を上回りました。


 建設請負事業等を含むその他では、全体の売上高は、前期比35.8%の増加、事業利益は、前期比14.4%の増加となりました。

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2024/03/28 11:30:00 +0900
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