当期の事業の概況

事業別の業績

クーリングシステム事業
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 サンエースは,冷却ファン,ファンユニットなど,山洋電気のクーリングシステム製品を総称するブランドです。
 クーリングシステム製品「San Ace」は,データセンタ用サーバ向けの需要が増加し,加えて情報通信向けの需要も堅調に推移しました。また,ファクトリーオートメーション業界向けで,スマートフォン関連および半導体設備投資向けの需要も堅調でした。一方,太陽光発電システム用パワーコンディショナ向けの需要は減少しました。
 その結果,売上高は22,081百万円(前年同期比4.1%増),受注高22,465百万円(前年同期比4.6%増),受注残高3,581百万円(前年同期比12.0%増)となりました。

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パワーシステム事業
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 サナップスは,太陽光発電システム用パワーコンディショナ,無停電電源装置 (UPS),インバータ,エンジン発電装置など,山洋電気のパワーシステム製品を総称するブランドです。
 パワーシステム製品「SANUPS」は,太陽光発電の固定価格買取制度市場の停滞が続き,パワーコンディショナの需要が低迷しました。一方,工場設備向けや半導体製造装置向けの無停電電源装置の需要は,堅調に推移しました。
 その結果,売上高は9,287百万円(前年同期比17.1%減),受注高9,208百万円(前年同期比17.6%減),受注残高2,181百万円(前年同期比3.5%減)となりました。

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サーボシステム事業
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 サンモーションは,サーボモータ・アンプ,ステッピングモータ・ドライバ,コントローラ,エンコーダなど,山洋電気のサーボシステム製品を総称するブランドです。
 サーボシステム製品「SANMOTION」は,半導体関連の設備投資が引き続き活発で,半導体製造装置およびロボット向けの需要が堅調でした。加えて,中国でのスマートフォンの設備投資の回復により,工作機械,一般産業機械,チップマウンタ向けの需要が増加しました。
 その結果,売上高は36,248百万円(前年同期比1.2%増),受注高39,013百万円(前年同期比13.2%増),受注残高7,661百万円(前年同期比56.5%増)となりました。

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電気機器販売事業
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 電気機器販売事業では,世界の一流メーカーの豊富な種類の電子・電気製品を提供しています。
 産業用電気機器,制御機器および電機材料の販売は,一般産業機器や医療機器および半導体関連は順調に推移しましたが,前期に売上が急増した海外向け太陽光発電筐体関連の需要は今期に大きく減少しました。
 鉄鋼関連事業においては,新規設備投資は縮小しましたが,依然重要生産設備の老朽更新や補修用予備品の需要は旺盛でした。
 その結果,売上高は4,930百万円(前年同期比49.1%減),受注高4,633百万円(前年同期比52.8%減),受注残高496百万円(前年同期比37.4%減)となりました。

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電気工事事業
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 電気工事事業では,産業用コントロールシステムの設計,開発,施工,保全工事を提供しています。
 製鉄所内における工場設備の老朽更新工事および補修工事は,計画どおりに実施されました。一方,太陽光発電設備のうちメガソーラーの大型物件工事は順調に推移しましたが,その他は全般的に需要は縮小傾向となりました。
 その結果,売上高は2,250百万円(前年同期比5.1%減),受注高2,208 百万円(前年同期比12.0%減),受注残高716百万円(前年同期比5.5%減)となりました。

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