株主の皆さまへ

執行役員社長 CEO
辻永 順太


人が活きるオートメーションで
ソーシャルニーズを創造し続けます


 平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
 オムロンは、創業以来、事業を通じて社会の発展に貢献することを使命としてきました。その原動力であり、求心力の原点となっているのが、企業理念です。そして、企業理念の中心にあるのが、創業者 立石一真が1959年に定めた社憲、「われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう」です。
 オムロンはいつの時代においても、世の中が変化する時に生まれる社会的課題の解決に世に先駆けて挑戦することで、よりよい社会を実現するソーシャルニーズを創造してきました。現在の社会は、従来にも増して不透明さが増しています。また、新たな社会・経済への転換期でもあります。このように時代が変化する中、2030年をゴールとした新たな長期ビジョン「Shaping the Future 2030(SF2030)」を昨年4月にスタートさせました。
 SF2030では、これからの社会の変化を見据え、事業を通じて解決する社会的課題として「カーボンニュートラルの実現」、「デジタル化社会の実現」、「健康寿命の延伸」の3つを定めました。私たちは、これらの社会的課題を解決することで社会に価値を創出するとともに、それを自社の持続的な成長につなげてまいります。そのために、これからも独自のコア技術「センシング&コントロール+Think」を軸として、「人が活きるオートメーションでソーシャルニーズを創造し続ける」企業であり続けることを目指します。
 その主役は、オムロンで働く社員一人ひとりの「Will」です。私は、よりよい社会の実現に向けて情熱を燃やす社員一人ひとりのチャレンジを後押しし、応援することで、新たなソーシャルニーズを創造するオムロンをつくっていきます。そして、そのチャレンジに対する共感と共鳴の輪を社外のパートナーにも広げることで、さらなる社会的課題の解決に挑戦してまいります。
 引き続き、皆さまのご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申しあげます。


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2023/06/22 11:30:00 +0900
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