当社は、「社会の公器としての使命を果たす」という企業理念のもと、「グループ各社の専門性を磨き、お客様の企業価値拡大に貢献し、社会になくてはならないグローバル企業であり続ける」を目指す姿としています。また5つからなる行動指針(Value、Integrity、Professionalism、Diversity、Judgment)のもと、株主の皆様をはじめとする各ステークホルダーに対しグループ全体の持続的な成長と社会的な存在価値および中長期的な企業価値を向上させるため、倫理・コンプライアンス規程を制定・施行し、役員ならびに従業員が法令・定款等を遵守することの徹底を図るとともに、リスク管理体制の強化にも取り組むなど、内部統制システムの改善を図り、コーポレート・ガバナンスのさらなる充実に努めております。
当社は役員の報酬等の額、またはその算定方法の決定に関する方針の決定権限は取締役会が有しており、その内容は、株主の中長期的利益に連動するとともに、当社グループの持続的な成長と社会的な存在価値および企業価値の向上に資するよう、金額は、職務、業績、貢献度等を総合的に勘案し、取締役の意欲をより高めることのできる、適切、公正かつバランスの取れたものとすることにしています。独立社外取締役の報酬等は、各独立社外取締役の職責を反映したものとし、かつ、株式関連報酬その他の業績連動型の要素が含まれてはならないものとしています。
取締役の報酬については、基本報酬、短期インセンティブとしての賞与、中長期的インセンティブとしての譲渡制限付株式報酬(非常勤取締役および社外取締役を除く)、退職慰労金で構成しております。
1. 政策保有株式の保有方針
当社の政策保有株式の保有方針は、当社グループの営業上の取引関係の維持、強化、連携等による企業価値向上を目的とします。当社は、当社グループにおける個別の銘柄ごとの営業上の取引関係等を随時確認しています。取締役会には、四半期ごとに当社グループにおける個別の銘柄ごとの営業上の取引関係等と資本コストを勘案して保有方針どおりの対応が行われているかを報告するものとします。
2. 議決権行使
政策保有株式に係る議決権の行使については、議案が当該株式の価値向上に資するか否かを判断のうえ、当社グループにおける営業上の取引関係等と資本コストを勘案して総合的に判断することとします。
コーポレート・ガバナンスに関する基本方針
コーポレート・ガバナンス報告書
URL: https://www.takara-company.co.jp/ir/policy/
ディスクロージャー支援会社の使命として、当社グループの体制変更によってお客様の開示支援に支障を来たすことはあってはなりません。
当社グループでは、従業員の命を守りながらお客様の開示支援に支障をきたすことがないよう、積極的かつ従来のルールに縛られることなく感染防止対策を柔軟に行いました。
テレワークや時差出勤、WEBミーティングの実施を強く推奨し実施しました。また、影響を受けた育児中の社員に対し特別休暇を付与するなど、安心して効率よく働き続けられる施策を実施しています。このリスクを機会と捉え、働き方改革や生産性向上への制度改革と併せてBCPの整備を行っていきます。
お客様とともに環境へのポジティブなインパクトを創出するため、FSC®認証紙の使用を積極的に提案しています。2005年5月にFSC®森林認証制度の「FSC® COC認証」を取得済みです。認証製品は、市民権を侵害して伐採された木材などを使用しないよう最大限の努力が払われています。
こうした環境配慮型製品を印刷工程において使用することで、お客様とともに環境負荷低減に取り組んでいます。
今後も顧客への環境配慮型印刷の提案を強化することで、当社グループの付加価値を高めていきます。