再開発事業 ① 日本橋兜町・茅場町の再活性化 KABUTO ONEの開業、KITOKIの竣工、(仮称)兜町12プロジェクトの事業化などにより、街づくりをカタチにするとともに、街づくり対象エリア全体の賑わい創出や「国際金融都市・東京」構想への貢献等に取り組むことによりサステナブルかつ多様性のある街づくりを推進いたします。 ② 札幌再開発事業化の推進 大通西四丁目南地区(道銀ビルディング・新大通ビルディング所在街区)市街地再開発の事業化を目指すとともに、札幌駅南口北4西3地区(札幌駅前合同ビル所在街区)市街地再開発に参画することにより、札幌再開発事業を本格的に推進いたします。
ビルディング事業 ① 外部成長・内部成長等の推進 新規賃貸資産の取得によりポートフォリオを積み上げるとともに、ポートフォリオ入替えの過程において物件売却益を獲得いたします。また、賃貸オフィス市場の動向に基づいた賃料増額改定を実行することによりポートフォリオの収益性向上を図ります。 ② 環境性能・防災力の向上を目的としたサステナブルなビル運営等の推進 環境配慮、防災力向上等の社会課題解決に対応したビル運営・設備投資を実施することにより、長期的な目線においてCO2の削減等に取り組みます。 ③ 棚卸資産の売却等による収益獲得 開発、リースアップ、リニューアル工事等を行い、価値を最大化した上での収益物件売却やHFレジデンスシリーズの開発等により、収益の獲得を目指します。
アセットマネジメント事業 ① アセットマネジメント収益等の拡大 平和不動産リート投資法人の成長サポート等により、アセットマネジメントフィー等の当社グループ収益の拡大を図ります。
コーポレート ① 資本コストおよび資本効率を意識した資本政策の推進 資本コストおよび資本効率を意識した資本政策を推進するため、KPIとして2020年度から2023年度の期間において、ROE6%以上、連結総還元性向70%程度(2023年までに連結配当性向50%程度)の目標を設定しております。 ② コーポレート・ガバナンスの強化 指名委員会等設置会社への移行、社外取締役を過半数とした取締役会構成、政策保有株式の縮減等により、コーポレート・ガバナンスの更なる強化を図ります。また、役職員のコンプライアンス意識の向上をはじめとしたコンプライアンス強化を推進いたします。 ③ サステナビリティ経営の実践 サステナブルな社会および成長を実現するため、企業活動を通じて社会課題の解決、SDGsへの貢献に取り組むため、「サステナビリティ委員会」を中心に、気候変動などの環境に対する取組みを含め、サステナビリティ施策に
関するPDCAをモニタリングし、重要な内容については取締役会への報告等を行うことにより、サステナビリティ経営の実効性を高めてまいります。また、従業員の健康増進、社内コミュニケーションの強化を図り、組織の活力を高めることにより企業価値向上を目指します。