第1号議案
剰余金の処分の件

　当期の期末配当につきましては、当社の配当方針に基づき、当期の業績の状況及び経営環境等を勘案し、１株につき35円50銭とさせていただきたく存じます。これにより、中間配当金35円50銭を加えた年間配当金は、１株につき71円となります。

● 期末配当に関する事項

1　株主に対する配当財産の割当てに関する事項及びその総額
当社普通株式１株につき　金35円50銭
総額　28,817,329,977円

2　剰余金の配当が効力を生じる日
2025年３月31日

 当社の配当方針 

　当社は、株主還元を経営における最重要課題の一つと考えており、1907年の創立以来、毎期欠かさず配当を継続しております。当期は、「キリングループ2022年-2024年中期経営計画」にて策定した資本政策に基づき、「平準化^※１EPSに対する連結配当性向^※２40％以上」による配当を実施いたします。
　2025年度以降については、より安定的かつ持続的な配当を実現するため、DOE(連結株主資本配当率)５％以上を目安とし、原則として累進配当を実施する配当方針^※３へ変更いたします。なお、自己株式の取得については、追加的株主還元として最適資本構成や市場環境及び投資後の資金余力等を総合的に鑑み、実施の是非等を引き続き検討してまいります。
　企業価値向上を目指す株主資本コストを意識した経営の一環として、株主様への利益還元の一層の充実及び資本効率の向上を図ってまいります。

※１　その他の営業収益・費用等の非経常項目を除外し、より実質的な収益力を反映させるための調整をしております。
※２　国際財務報告基準(IFRS)に基づいて計算した連結配当性向を記載しております。
※３　配当単価の維持又は増配を行う配当方針を意味しております。

（ご参考）
１株当たり年間配当金・平準化EPSの推移