第159回定時株主総会 招集ご通知 証券コード : 4061
デンカ株式会社 取締役全員(8名)は、本定時株主総会終結の時をもって、その任期が満了となりますので、下記のとおり、取締役8名の選任をお願いするものです。
当社の取締役の選任に関する考え方ならびに取締役候補者は次のとおりです。
当社は、企業理念“The Denka Value”の実現に向けた、新経営計画「Denka Value-Up」を推進するため、取締役と執行役員による経営体制を強化するとともに、ガバナンス体制と監督機能の充実を図っております。
取締役の選任にあたって、社内取締役は、当社の各部門における豊富な経験と実績を有するとともに、取締役としての見識と十分な専門知識を有している者から、社外取締役は、当社の持続的な成長と企業価値向上に必要な専門性と豊富なビジネス経験に基づく幅広い見識を持った者から選任することとし、取締役会全体として、多様な知識・経験・能力を持った人財をバランス良く選任することが重要であると考えております。
また、独立取締役の比率は少なくとも3分の1以上が適切であると考えており、これを実現しております。
当社の企業理念(行動指針)である「誠意」と「チャレンジ精神」で企業価値の向上に尽くしてまいります。また取締役会の議長として株主様、投資家様の目線に立ち、健全かつ透明性ある取締役会運営に努めます。
昭和26年2月1日生(満67歳)
13回/13回 (100%)
27,000株
10年[※本総会終結時]
経営戦略、医薬事業、経理・財務、IR・広報部門を担当した後、代表取締役社長として経営計画「Denka100」を推進いたしました。経営者としての豊富な経験と実績に加え、当社グループに対する深い知識と理解に基づき、現在では、代表取締役会長として、取締役会議長を務めております。取締役・執行役員の業務執行の監督に適任であると判断し、取締役として選任をお願いするものです。
候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
企業理念"The Denka Value"のもと、ステークホルダーのみなさまの期待と信頼にお応えすべく、事業構造の一層のスペシャリティー化と生産性の革新により持続的な成長を実現するとともに、社会的責任を果たす健全な企業を目指してまいります。
昭和31年3月31日生(満62歳)
13回/13回 (100%)
6,600株
5年[※本総会終結時]
海外子会社での勤務経験や電子材料事業部門を長年にわたり担当するなど、国際的な視野と十分な実務経験を有しております。経営戦略、経理・財務、IR・広報部門の担当役員として、デンカグループ全体を含めた新規事業戦略や経理・財務戦略を統括した後、現在は、代表取締役社長を務めており、会社経営についての豊富な経験と実績を有することから、重要な業務執行の決定および取締役・執行役員の業務執行の監督に適任であると判断し、取締役として選任をお願いするものです。
候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
新経営計画「Denka Value-Up」を社員みなさんに浸透させ、目標に向けて推進していくとともに社会貢献、コンプライアンスの徹底をとおして「より信頼される会社作り」を実践してまいります。
昭和27年9月23日生(満65歳)
13回/13回 (100%)
11,800株
7年[※本総会終結時]
研究開発、海外子会社の経営、医薬事業、経理・財務、IR・広報部門を担当した後、企画・開発総括役員として技術部門全体を所管するとともに、代表取締役副社長として社長を補佐しておりました。現在では、ライフイノベーション部門の総括として、成長分野の一つである「ヘルスケア」分野の戦略を担っていることから、重要な業務執行の決定および取締役・執行役員の業務執行の監督に適任であると判断し、取締役として選任をお願いするものです。
候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
当社グループの総合力を生かし、継続的なイノベーションを図るとともに、個々の事業の収益性と継続性のバランスをふまえた経営戦略をおこない、持続的な成長と企業価値向上に尽力してまいります。
昭和30年10月2日生(満62歳)
10回/10回 (100%) (平成29年6月就任後)
5,000株
1年[※本総会終結時]
高分子分野や電子材料分野の研究開発業務を長年にわたり担当するなど、十分な実務経験を有しており、現在では、科学技術総括および研究開発統括役員として、研究開発部門全体を所管し、次世代製品の開発や新事業開発などの経営戦略を担っております。研究開発業務に関する豊富な知識と経験を有することから、重要な業務執行の決定および取締役・執行役員の業務執行の監督に適任であると判断し、取締役として選任をお願いするものです。
候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
「Denka Value-Up」の3つのビジョンの実現こそが、会社の成長と発展につながるものと認識し、今すぐできること、時間を掛けて取り組むこと、将来に向けての布石を打つことを振り分け、実践してまいります。
昭和30年11月17日生(満62歳)
13回/13回 (100%)
5,000株
2年[※本総会終結時]
工場や子会社での勤務経験があり、総務、法務、人事部門などの管理部門および中国代表を長年にわたり担当するなど、十分な実務経験を有しており、現在は、引き続き、コンプライアンス担当役員としてリスク管理とコンプライアンス体制の強化を推進し、総務、法務、人事、内部監査部門などを担当しているほか、インフラ・ソーシャルソリューション部門を統括していることから、重要な業務執行の決定および取締役・執行役員の業務執行の監督に適任であると判断し、取締役として選任をお願いするものです。
候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
合理性と公正を旨とし、グローバルかつ中長期的な視点に立って、当社の持続的で健全な成長と企業価値の向上に寄与したいと思います。
昭和17年9月30日生(満75歳)
13回/13回 (100%)
ー
3年[※本総会終結時]
佐藤康夫氏は、日本エア・リキード株式会社の代表取締役社長を務めるなど、長年企業経営に携わり経営者としての豊富な経験と幅広い見識を有しており、グローバル企業での事業責任者を務めるなど、国際経験も豊富であることから、この知見を活かし、当社の海外事業拡大戦略をはじめ、経営全般に対して提言をいただくため、社外取締役として選任をお願いするものです。
産業の歴史観と世界観の視座で当社事業を考え、公明正大な姿勢を堅持して、健全な会社運営と企業価値増大に貢献する所存です。
昭和26年12月2日生(満66歳)
13回/13回 (100%)
ー
3年[※本総会終結時]
山本明夫氏は、三井物産株式会社執行役員・三井物産プラスチック株式会社代表取締役社長を務めるなど、長年企業経営に携わり経営者として国内と海外において豊富な経験と幅広い見識を有しており、グローバル企業での事業責任者を務めるなど、国際経験も豊富であることから、この知見を活かし、当社の海外事業拡大戦略をはじめ、経営全般に対して提言をいただくため、社外取締役として選任をお願いするものです。また、同氏は、当社と取引関係のある会社出身ですが、当該会社の現在または最近においての業務執行者でないこと、当社の同社に対する売上高は当社売上高全体の6.6%であるものの、実質的な同社との取引は、当社が同社の有する商社機能としてのサービスを口銭支払という形で受けているものであり、その金額は僅少(同社の売上高の2%未満)であること、および当社の「社外役員の独立性基準」を満たしていることから、当該会社から当社の取締役会等における意思決定に対して特段の影響を及ぼすことはなく、その他一般株主と利益相反の生じるおそれはないと判断しております。
「真の意味での企業価値の向上」を目指す中で組織の「自浄能力」をきちっと発揮できる風土づくりに寄与したいと考えています。
昭和27年11月23日生(満65歳)
13回/13回 (100%)
ー
2年[※本総会終結時]
藤原立嗣氏は、金融機関等において長年企業経営に携わるなど、経営者としての豊富な経験と幅広い見識を持つことに加え、企業金融に関する高度な知識を有していることから、この知見を活かし、当社の経営全般に対して提言をいただくため、社外取締役として選任をお願いするものです。また、同氏は、当社と取引関係のある金融機関出身ですが、当該金融機関の現在または最近においての業務執行者でないこと、当該金融機関を退職してから相当の年数が経過(本定時株主総会開催日現在で退職後11年経過)していること、当社の総資産に対する借入金の比率は約3割と低く、当該金融機関からの借入は借入金全体の1割以下と依存度は低いこと、および当社の「社外役員の独立性基準」を満たしていることから、当該金融機関が当社の取締役会等における意思決定に対して特段の影響を及ぼすことはなく、その他一般株主と利益相反の生じるおそれはないと判断しております。